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死んだら最強魔術師に転生しました  作者: 明けの明星
第2章〜学園生活編〜
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魔術師はトラブル体質

なんだか分からないが、人格が一つになった…みたいな…、感じかな?今までの記憶もどう振る舞っていたかも、分かる。

「はぁ、なんでだろうなぁ?よく分からないな」

ま、いいか、と適当に切り捨て、風呂に入る。それにしても魔道具とかって便利だけどもうちょい改良できないのだろうか?カチャカチャと弄り、変えていった結果、

「あー、癒されふー」

薔薇の城に組み込んである自動治癒術式をお湯を出す機構へ組み込んだら、植物関連からアロマやハーブの爽やかな香りがして、リラックスできるようになった。風呂を出た後もサッパリしていた。魔法の力ってすげー。

「まあ、記憶が一つになっても変わらないんだけどな…、でもティナと結婚はする。可愛いしな、なんせ、もう誰も泣くのを見たくないし……」

なんであの場に俺はいたんだろう。あそこにさえいなければ傷つける事も、泣かせる事も、自分が死ぬ事もなかっただろうに…。

「ま、ifの話をしていても意味がない。この世界で努力していけばいいだけだ、ってなんで独り言言ってんだろ、恥ずかしい。さっさと寝よ」

照明を落とし、静かに眠りについた…。

ーーーーーーーーーー

朝、やはりひんやりとしている為目が覚める。この体になってからホント起きやすくなったり、色々健康的だよなぁ。

「ととっ、朝食食べに行かないと」

制服に着替え、扉を開ける。すると、

「おいおい、婚約者になってよ、いい話だろう?」

ティナが絡まれていた。で、一目惚れしていた所為か殺意が湧いた。今なら最強と言われてる黒龍さえも一撃でいけそう♪

「すみません、もうすでに婚約者がいるので…」

「ああ?その婚約者の名前を言ってみろ」

「僕ですよ」

「誰だお前は?」

「アルヴィン=カラミティです。以後宜しく」

濃密な魔力が怒りの言葉と共に溢れ出し、廊下や階段までドロリと満たしていく。

「ひっ、お、お前、俺に何かあったら侯爵家の父上が黙っていないぞ!」

「へぇ?怖くないですよ、そんなもの。王族との繋がりが僕の父様にはありますし」

母様が確か王様の娘だったか…?侯爵なのだが10年前の世界大戦で相手国の侵略を止め、大将の首を討ち取った父様は膨大な領地を与えられる予定で、母様の姉上が嫁に行く予定だったのだが、父様が褒賞は要りませんといい帰ろうとしたら、母様が'ピーッ'してしまい、褒賞の代わり…となったらしい。侯爵家とはいえ、それ程名の売れていた貴族ではなかった為知らない人が多く、戦場でのことも語られていないことが原因だ。色々とあったが、本来なら公爵になるのだが、母様が要りませんときっぱりと言われたらしいのでその件はなくなり、一月に一回、5枚の大白金貨が送られている。

「まあ、カラミティ家に喧嘩を売って勝てるとお思いなのでしたらどうぞ御勝手に。父様に伝えますのでご安心下さい」

にっこりと笑い、そう伝える。

「ティナ、行くよ」

「う、うん」

あー、スッキリした。

ーーーーーーーーーーー

と、一度で終わるはずもなく、朝食をとっている最中も勧誘、もといプロポーズが来た。俺は男だ!

「だから、僕は彼女と婚約しているんです」

「へぇ、女同士での婚約ねぇ」

「無理無理、女同士とか」

話にならないのでもう良いやと、思い、チラッとティナの方を見ると囲まれてい為、強行突破する。

「:薔薇の城:」

ティナの腕輪に組み込んでいた言葉が光り、シュルシュルと彼女を包む。近くにいた下心丸出しの奴らを捕縛する。僕自身もフライトを使い、その場から離れ、出口に行く。そこでティナの薔薇の城を解除し、教室まで行く。生徒はまだ居ないな。


「それにしてもさあ、僕ってそんなに女の子に見えるかなぁ……」


「自分の顔を見てみればわかると思うよ?」

知ってるから言わないでちょーだい。そんな話を先生が来るまで続けていた。

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