EP5「堂の場(後編)」
やっぱり、不定期更新がメインとなると思われます。
ちなみに、前回とつなげるのにかなり時間をかけました。
「先生助けてっ!」
悲鳴は女子生徒の声だった。
女子生徒が数人と男子生徒数人、そして校長先生が倒れている。
その廊下は燃えている。火の海だ。
「そこにいる都校長は死んでるか?」
「まだ死んではいません、気を失っているだけです、それより助けて・・・」
「それは、残念ながらできないな。」
生徒が「なぜ」と聞こうとした瞬間、堂場先生は壁を殴る。
そこだけもろかったのか、もともとなのか。壁はあっさり壊れた。
そして、堂場先生は、そこからとても大きなマシンガンのようなものを取り出した。
男子生徒が言った。
「それ、M134、ミニガンじゃねぇか、なぜそんなものがここにあるんだよ・・・」
「なぜ?そんなの簡単さ。」
先生は言う。
「俺がここに隠しておいたんだよ!」
私は確信した。あの教師が敵であることを。
「ここからは体育館も見える。だから体育館に撃てば、お祭りだろう。」
そして彼は、聞いたことない人物のことを話しだす。
「全ては等々力士部のために、士部様のためにしたことなのだよ!」
教師は狂い始める
「私は彼の計画に賛同したのさ、計画、計画、そうだよ計画、あの人類削減化計画。」
「人類、削減・・・?」
「ふっ、人類削減、それはゲームみたいだろう。あぁゲームだよ、ゲーム。」
教師は生徒たちにある提案をした。
「ここにミニガンが10個ある。お前らが仲間を裏切れるというなら、そこから開放してやろう。」
「えっ・・・?」 「どういうことだ?」
生徒たちは口々に言う。
「お前らが、ここからミニガンで体育館を破壊すれば開放すると言っているのだ。わからんか?」
そして生徒は気づく。
「つまり、私たちがあの体育館にいる生徒を殺せば、開放してくれるの?」
「そういうことだ。」
人間は自分の命が大事だと思うものだ。
少年少女達は投げ捨てられたミニガンを拾い、体育館を撃ち始めた。
「あははははははははははははあははははははははははは」
「あっ、はははははははははははははははははっ、あっははははははははははははははははは」
「あっはははははははははははははははは」
そう、すでに狂っていたのだ。
重いミニガンを持ち、体育館を狙う。
「させないっ!」
私は先生の首をヨーヨーで閉める。
しかし
「【変態かっ】っていったのはどこのどいつだい?おまえこそ変態か?人の後ろをずーっとこそこそと」
気づいていた。
もちろんヨーヨーは気づかれていた。
「うむ、気づいていないと思ってたか?残念だったな。」
「ちっ・・・」
この瞬間、生徒達は体育館を撃ち始め、体育館にいた生徒達が死んでいく。
しかし、ミニガンを持った生徒達も窓ガラスが割れたことに気がつかずに、足に窓ガラスが刺さっても気にせずに体育館を攻撃をしている。これは完全に狂っているようだ。
「お前も狂うか?命は助けてやるぞ」
「ふざけんなっ、私はすでに大事な人を失っている!だから私は、その人のためにも、今ここで狂うわけにはいかないのよっ!」
堂場は残念そうな顔をし、このようなことを言い始めた。
「じゃあさ、ゲームしようか。」
ゲーム、たぶん殺し合いだろうと思った。
「校長が死ぬか、お前が死ぬか、どっちがいい?」
「え?」
「俺は今ミニガンをもっている。これで撃たれるのは、校長かお前か。ってことだ。シンキングタイムは5秒だ。」
「5秒なんてあっという間でしょ!」
「5・・・」
「ちょ、ちょっと待ってよ」
「4・・・」
「ちょ、ちょっと」
落ち着け、私。考えよう。
「3・・・」
今、堂場民田はミニガンをもっている・・・。
「2・・・」
でもミニガンは構えてから撃つまでが遅い。
「1・・・」
ならば!
先生はこのお姉ちゃんのヨーヨーで苦しむ。
これは、この前お姉ちゃんから、もらった、強化ヨーヨー。
糸がギザギザなため、触れるだけでかなりの痛みを味わうらしい。
「んな、ばかな。数えてる間に攻撃するとか・・・酷ぇよ、ずるいわ」
私はこういった。
「ゲームというものには、卑怯な戦法というものがある、それと同じでしょ。」
私は狂った少年少女と校長を助け、事件は収束に向かっている。
-------警視庁 大手町仮本部------
「というわけで、警視庁本部が破壊されてから、解決事件は1つだけ、それが学校通り魔事件です。」
「そうか。ついに【堂場】が捕まったか。」
「課長、その言い方だとその、堂場さん・・・でしたっけ?その人と知り合いなんですか?」
「いや、気にしないでくれ。」
-------自宅-------
私は今、実質一人暮らしだ。
姉は死んだ。
私はこの家を返して実家に帰ろうと思う。
あの事件の犯人【堂場民田】は捕まった。
学校の防犯カメラに思いっきり顔が映っていたのだ。
私と生き残った生徒達、あと狂った生徒達は現在は開放され、校長先生は重要参考人となっている。
もう、私はこの町にはもどってきたくない。
【私の妹に気安く手を出さないでくれるかしら?】
あれは、本気だ。
姉は本気で私を守ろうとしたんだ。
それなのに、私は逃げるの?
逃げていいの?
わからない・・・。
少女は、狂っていた。
つづく
「あれ?心は?」
「よく帰ってきたな、久しぶりだ。」
「おねぇちゃーん!」
「実家を離れるって寂しいことだもんね。」
「私、もう悔やまない。」
EP6「私の家」
次回以降も不定期と思われますが、今月中にだせればいいなぁ、と思っています。




