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#39 また次の町へ....!

~おとめtheルル~

20代くらいの青年。

イラスト、アニメ、ゲームが趣味。


文章は丁寧に書き込むけど遠回りな表現は苦手。

小説の腕はアマチュアなので、優しく見守ってね。

#39 また次の町へ....!


11月。修学旅行でほっかいどーへやってきた私たち。


3泊4日の2日目。

朝から函館の街を出発し、途中で休憩を挟みながらようやくサッポロの街に到着。

そこで何やら大学植物園なる施設を見学したり夜には東洋の宿泊施設、旅館へとやってくる。

そこで美歩や藍、楓たちと温泉という熱いお湯に浸かる文化を初体験する私なのであった....


バシャーッ.....


身体を洗い流し、みんなはお湯に浸かる。

私も真似してゆっくりお湯の中に浸かってみた。


....!?


こ、こ...これが....温泉...!?

最初は熱いと思っていたお湯も、段々慣れてくると気持ちよくなってくる。


「いいお湯ですー.....ブクブク......」


「ちょっと藍。何してんっすか....」


なんだか藍も美歩も溶けているみたいだ。

確かにこんな気持ちがいいと喋る気力もなくなっていく......


「....っと...!寝ないでよ....!ここで寝たらシャレにならないんだか.....ふぁーーあ....」


「楓も眠そうじゃん.....」


なるほど、これが温泉効果.....

調べたところによるとこの温泉には実際に疲労回復やストレスの軽減、

美肌効果や傷の治癒効果まであるんだって。まるで魔法の泉みたい....!!


...そんなこんなでしばらく温泉に浸かったあと、大広間のところで夕食を楽しむ。

夕食もなかなかに豪勢で、最高の夜を過ごすことができる私たちなのであった....


------------------------------------------------------------------------------------------------


3日目、朝。


昨日の朝函館を出発したくらいの時間。

今日はこれから朝食が食べられるらしい。


「おはようございます、皆様。

お食事のご用意が整いましたのでどうぞ起こしください。」


女将さんの案内で昨日の有名会場へ。

....ちなみに朝のご飯も超豪華。

カニの入ったお味噌汁に、少し甘めの玉子焼き。

それから小皿に入った漬物と、3切れほどのお刺身まで。


夜も最高に気持ちよく眠れたし、女将さんは丁寧で気持ちがいい。

もはやここに住んでしまいたいと思うほど贅沢な時間が過ぎていった。


----------


「ありがとうございました。お気を付けてお帰りくださいませ。」


8時。

名残惜しいけどそろそろ出発の時間。

旅館のおもてなしパワーで朝から最高潮の私なのであった。


「いやー、美味しかったわねぇ、あれ!カニがたっぷりだったわよ!!」


「マジで最高だったっす!!

今度は佳穂姉瑠香姉を連れてまた行きたいっすね!!」


美歩との話も盛り上がる。

ほんと、またいつかここに戻ってきたいわね!!


--------------------


9時頃。

昨日最初にやってきたサッポロの街に戻ってくる。


「...それではここから札幌、小樽の自主研修だ!!」


ここからは事前に決めたグループごとに別れて行動。

私たちのグループは周辺の町、小樽を巡ることになっていた。

ちなみにメンバーは藍、美歩、翔に池戸である。

まあほとんどいつものメンバーと変わらない気もするけど.....

...あ、池戸ってのは....そう、この間夏課題が終わらなくて一緒に残ってた人ね。


「うむ!小樽組は福岡先生が、札幌組は私がいるから

何かあったり迷子が出たりしたらすぐに知らせるように!!

そして今日も!!18時になったらここに集合すること!!以上だ!!」


...ということで早速小樽に向かうため駅へ行くことになる。

その途中....


「...なあ翔。珍しいな。山村や幸佳と離れるなんて。」


池戸が呟く。


「グ、グループ行動のときくらい離れるのは当たり前だろ.....」


そうは言っても、ねぇ....?

函館のときや昨日の旅館でもずっと一緒だったことを目撃している。


「えー?でも自由行動のときはずーっと一緒じゃなかった?」


「それで言うと優衣奈.....自分らもずっと優衣奈の近くっすけどね。」


わあ、と口を抑える私。それを見て藍が笑っていた。

なるほど....これが仲のいいグループの証....

藍や美歩たちと友達になれて良かったと....改めて思う私なのであった。


---------


小樽にやってきた。

さっきの街、サッポロからはおよそ30分。

うん、今までのバス移動に比べれば全然遠くない距離。


小樽の駅前は、サッポロほど高い建物はないが十分立派な町である。

すると藍は、事前に書いた計画書を見ながら歩道橋を指していた。


「えーっと、最初の目的地は、ここから1キロほど先にある小樽運河ですね。」


しかし......


「ちょっとちょっと。そっちじゃないっすよ、藍。あっちっす。」

美歩は藍と反対方向を指す。

ねえ、どっち!!


...とりあえず私は先ほど通ってきた立派な駅を眺めてみる。

すると思っていたよりも何倍に、おしゃれな外装だった。


「ねえねえねえ!この駅って結構おしゃれじゃない?!」


翔や池戸にも聞いてみるが、2人は地図を見ていて全然聞いていないのであった....


---------


小樽運河に着いた。

結局藍も美歩も目的地とは違う方向を指していたみたい。

まったく....翔のおかげで助かったわ.....


「わー...!これが小樽運河なんですね!!すごい....!」


藍が見ている場所、それが小樽運河。

どうやら100年以上も前に人工的に作られた河で、この町の観光名所みたい。


「ここもすごくおしゃれ!!」


サッポロや函館のような大きなビルではなく

この町の歴史を感じさせるようなノスタルジーさがある。

なるほど....この世界だって何百年も昔から人々の生活が営まれていたのね。


....と、この小樽運河をしばらく眺めていると藍と美歩、それに池戸がいないことに気づく。


周囲を見渡してみたところ、向こうの道路のほうでこちらに手を振って

私や翔を呼んでいる藍たちがいるのであった...


-----


「ごめんなさい、勝手に先に進んでしまって....」


藍は私と翔に謝る。

ちょっとちょっと!勝手にいなくなって迷子になったらどうするのよ!


「い、いやいや...こちらこそ...気づかなくてごめん....」

翔は優しいわねぇ....

ついて行かなかったことを自分の非にする。


「そんなことより、これ見てほしいっす!!」


美歩は入り口に置かれた看板を指していた。

どうやらここは、小樽の有名な洋菓子屋なんだって。


「でな、翔。どうやら菓子だけでなくイタリアンも食べれるらしい。」


イ、イタリアン....?

ってのは分からなかったけど、とりあえず

甘い菓子以外にも美味しい料理が食べられるお店っぽかったので

みんなでそこに入ることにした。


-----


「いらっしゃいませ。」


「おお...」


珍しく翔が声を漏らすほどの美しさを持つ店内。

ここもまた、100年以上も前に建設された施設を

リノベーションしてこの洋菓子屋の店舗になったんだって。


だからどこか懐かしい雰囲気を感じるのね。

これぞまさにノスタルジーって感じ?


....私たちは早速、この店内で食事を楽しむことにするのであった.....。


続く....


はじめまして、おとめtheルルです。


クスッと笑える作品を作りたくて文章を書きはじめました。

気軽に反応を頂けると嬉しいです。


少しでも楽しんでいただける作品を目指していきます、

どうかよろしくお願いいたします!

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