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わたしの生きる道  作者: mimuka
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いつもは派手の母の影になりがちだけど、やっぱりウチの大黒柱は父だ。


父の仕事部屋の前に来て、深呼吸を一つ。


そして扉をノックする。


「父さん、入っても良い?」


「花菜か。大丈夫だよ」


わたしが部屋に入ると、父はメガネをかけ、資料を見ながらパソコンの前にいた。


「今、何の作業してたの?」


「母さんの料理の新作レシピの紹介だよ。秋だからね。いろいろ新作を思い付いて、楽しいらしい」


そう語る父の顔は、嬉しそうだ。


「何だか父さんの方が楽しいみたい」


「ん? まあ母さんが好きなことをやって、楽しんでいるのなら、私は嬉しいからな。それよりどうした?」


「うん…。わたしのホームページのアドレス、教えてほしくて」


実は今まで、わたしは自分の作品が掲載されているホームページを、真剣に見たことがなかった。


作品作りに没頭していたこともあり、時々こうして父の部屋に来ては、見に来るぐらいだった。


「良いけど、新作の掲載だったら私がするよ?」


「うっううん、そうじゃなくて…。わたしの作品を買った人の感想とか、改めて読んで見たくてさ」


「そうか。ちょっと待ってなさい」


父はパソコンに向かい、キーボードを打った。


間も無く振り向き、わたしを見た。


「お前のパソコンのメールに、アドレスを転送しといたから」


「ありがと、父さん」


「ああ。…ところで花菜」


「うん?」


「進路、もしかして悩んでいるのか?」


「えっ…? あっ、おねぇから聞いた?」


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