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びっくりして聞くと、父はアハハと笑った。
「私は花菜のお父さんだからね。誰に聞かなくとも、顔を見れば何となく分かるよ」
「えっ? 顔に出てた?」
思わず両手で自分の顔に触れる。
「まあそれもあるけどね。…迷っているなら、誰かに聞いてもらうと楽になることもある。私や母さん、それに菜摘や菜月は花菜よりも長生きしている分、いろいろな経験をしているから、相談に乗るぐらいはできるから」
そう言って優しくわたしの頭を撫でてくれる。
「うん」
「花菜が決めることなら、滅多なことでは反対しない。だから悩みは抱え込まないでほしい」
「ありがとう、父さん。でも大丈夫。何となく、分かってきたから」
「そうか。何かあったら言うんだよ?」
「うん。分かった」
わたしは笑顔で父の仕事部屋を出た。
結局、わたしは家族に大事にされてるんだなぁ。
妙に感心しながらも、ちょっと照れる。
自分の部屋に戻ると、パソコンを立ち上げた。
メールボックスには父からのメールが来ていた。
そしてメールにあるアドレスをクリックすると、わたしのホームページが出てきた。
「おぉ!」
改めて見ると、ちょっと気恥ずかしい。
今は秋や冬に向けて、毛糸の編み物を中心に売り出している。
帽子やマフラー、手袋など簡単な物が多いけど、アクセス数はそこそこある。
感想を書き込める所があるので、わたしはそこを見てみた。
「あっ、結構書き込まれてる…」




