避けられるものは避けていく所存
「えーと、あとはなんだっけ?」
どこからきた、名前、種族にあとは本能?だっけ。
本能はまぁかみさまの願いを叶えるがそれにあたるとおもうから答えたことに分類しとこう。
あともうしゃっきとするのだるいから、翼を髪に戻してブルレによじ登る。
「金縁イベクエはそもそも条件がそろってないからか反応しやくてどうにもできてない。仲間とはぐれたのはこの世界にくる前で場所はよくわからない。あー、あと雨を降らせた方法だっけ。んーなんていうかな、あーちゃんは歩くのに魔力使う?そんな感じなんだけど」
他の領域の天使はどうだか知らないけど、少なくとも第6領域の上級天使にとっては雨を降らすなんて歩く走る手を動かすのと同じことだ。
「うぉおぉ……………それも、かみさまとやらの願いを叶えるためにもらった力なん?」
そのなんともいえない顔はなんだいあーちゃんや。
ドン引きなのか、驚愕なのか、恐慌なのか。
「んー、願いを叶えられる存在を育てるため、かな。ボクらは幼い世界を育ててるんだ。自力では育つことのできない、何かが足りない世界を育てて、育て続けて、途切れぬように数多の命を繋いでいく。いつか願いを叶えられる存在が生まれてくれることを信じて。まぁ、あれだ、大人が子供にあぁしなさいこうしなさいって言う感じ?や、この世界はボクが育てたわけではないけどさ、一応世界が抵抗してなにも起きないなんてこともあるけどね」
ボクはレベル最大の最上級天使だし?技能の忠誠引力と指示発令もあるし?
世界が破滅寸前とか幼すぎるとかで指示の意味が通じないとかじゃなければ成功率ほぼ10割。
「前に言ってた立場ってやつか……………改めて聞いとくけど、俺の態度問題ない感じ?」
今更なにをきにしてるやら。
「平気平気。部下の中にはボクの安全確保のために髪ひっつかんで戦闘するのもいるくらい平気。敵の攻撃に当たらないようにするためにそのまま振り回される」
「それ問題ない感じなの?」
そもそもボクが天使ってのは最初のころにブルレに言わなかったけ?
なんて尋ねたらそれは覚えてるけどそんなとんでもねぇ立場とは思わなかったなんて返された。
まぁこのだっるだるな姿みて、すごいお偉いさんだ!なんて思う人はそうそういないだろうね。
「……………それってつまり、おチビちゃんは世界の仕組みとか詳しいわけだ?」
なにか考えこんでたあーちゃんの目がぎらりと細められる。
おっとこれは―――――めんどくさい気配がする!
「ねぇ、おチビちゃ」
「ブルレ!」
「おうさ!」
ブルレも同じ気配を感じたらしく、すぐに走り出した。
「まって!話を―――――」
あーあー!きこえなーいききたくなーい!
おまけ
ハイ「ふ、は、は、――――っくよーい!」
アオ「あら部屋寒かったかしら?」




