表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
67/106

第67話 足りないもの集め

 海から戻ってから移動中考えていた欲しいものリストを満たしておくことにした。


 To do リストの方も作っていきたいな。


 まずは水中ゴーグル!疑似的に作ったり、魔法で再現してみたけど上手いこと行かなかったのでどうしても欲しい。アクリルとゴムっぽい素材があるのかどうかという話にはなるか…


 作るより前にこの世界に無いのかを確認したい。スプマンテに聞いてみると水中メガネというものはあるらしい。ラヴェに頼むことにした。


 他にもシュノーケルみたいな呼吸できるようなものもないか聞いてみるとあるらしく、足ヒレや浮き輪なんかもあるみたいなのでお店の方に行ってみることにした。


 貴族街にあるらしく、進んでいくと海の近くのコンビニみたいな店構えが見えてきた。


 店に入るとアウトドア系の商品がずらっと並んでいた。てっきり夏場しか開いてない店だと思って舐めてた。去年行った海を持つ領地の貴族が持っている商店らし、注文することで領地から商品が届くらしい。珍しいタイプ…いずれアマゾンでも目指しているのかな?


 とりあえずゴーグルを数個買い、シュノーケル、フィンのほかにテントや寝袋なんかも買ってみた。十徳ナイフもある…誰が作ったん?魔宝具という商品もあった。収納魔法が付与してあるバッグらしく、領地のダンジョンからとれる一品らしくそれなりの高額で売られている。これがあるから領地から商品を運搬しているのだろう…納得である。


 海パンもあるのでそういった海水浴用の服飾品も買っておくことにした。オーダーで作ることもでき、ラヴェのメイド服っぽい水着、別称UVカットマンもここで生まれてしまったらしい。悔しさしかないな…


 そんなにスタイル悪いこともないだろうに…


「なにか?」


 こわっ!

 そんなに怒ることじゃないでしょ…ごめんなさい……


 よしよし、裏庭にプール作って試すか…


 屋敷に帰り水浴びをしながら性能検査、さらに考えることはヨギボー欲しいということだ。オルが近づいてきてようやく思い出したところではあるが、やっておかねば…


 ただ今は浮き輪の性能を確かめてゆらゆらしているので待ってほしい。


「マイク様~冷やし中華できたっすよ~!!」

「は~い」


 いつも通り机を作りイスを作りラヴェとトムと食べる。オルも来たがちょっと酸っぱいせいなのかむせてた。可哀そうに…


 たまご、キュウリ、トマト、ハムの細切りはあるが紅ショウガがない…でもいらないか…?あれ必要なのかどうかよくわからないもんね…代役は梅干しとかミョウガとか?ザーサイが乗りそうだったので全力で止めたのはいい思い出である。


 ご飯を楽しみジャンボモナカをデザートに食べ、トムをプールに突き落としてゴーグルと水着の性能テストをさせて浮き輪でぷかぷかした。浮き輪もバリエーション増やすためにオーダーしておけばよかった。シャチとかマット型とかウォータースライダー用の8の字やつとか…ウォータースライダーとかあるんかな?


 作るのはありかも…


 思いついたら吉日、すぐに1ターンくらいの作ってショボかったので本格的にぐるっと高さを付けつつ屋敷の高さを悠々超えるウォータースライダーができた!


 てっぺんに水属性の魔石を取り付けて水も流して摩擦を減らしちゃう!!


 浮き輪にのってレッツラレッツラ!!!



 死んだかと思った…


 遠心力で吹き飛ぶところに壁がなくてブチ落ちた…危ねぇ…先にトムにやらせてたら死んでたな…安全になってからラヴェにもやらせて楽しませた。治れ!機嫌!!オルもやりたいらしい…ムリだろ…噛むな噛むな!無茶言わないで!


 馬車も帰ってきたので急いで片付ける…ライアンの顔があんぐりなのはわかるけど、馬車を引く二頭の馬も同じ顔してるやん。去年はしれっとプールに使ったくせに…





 部屋に戻りヨギボーのダメになるソファを作る。まずはビーズからだが実際に中をひん剥いて見たことはないので詳細はわからないが、粒の球体の集合体ってことだけわかってる。あとは伸縮性のある生地が必要なはず…


 とりあえずスライム素材を取り出し、溶かして一滴ずつ水の中に落として雫状にしていく。さらに球状になるように上手いこと磨いて形を整える。

 大変…

 あと素材が全然足りない…地下で数匹分手に入れただけやしな。


 屋上庭園で考えていたがガタッと音がする。天の透けが装備が音を立ててようやく気付けた…


「………あっ!スライム…」


 スライム素材を無限に生み出す存在を手に入れていた…よっしゃぁ!収縮魔法で体積を魔石に変える性質なのはわかっているのでその体を活かし、逆に体積を増やすために魔力を注ぐ!案の定体積を増やし、素材がとり放題になった。


 仕切り直しでビーズを作り出す方法を確立していく。

 工程としてはめんどいし一粒一粒整えるのはしんどいが何よりまだいれるシーツがない…あの布があってこそ本領のはず…ただ思い返せばわかるように貴族街の生地店にはそんな素材もなかった。でも仕方ない。


 今回はシーツで行こう!


 ひたすら作ったビーズをテキトーに作った甕に貯めていく。それなりの量になったことでようやく布に包むことになったのだが、メチャクチャ時間がかかったということは記しておこうと思う。なんなら去年から作り続けていたといってもいいくらいである。


 ようやくできたダメになるソファの感触は…


 形が上手いこと体に馴染まないだった…


 うん、仕方ない…だって布に伸縮性が足りないのだもの!シーツに形が囚われ、なんとなく体に寄り添おうとしてくるがそば殻の枕よりはいいという評価程度である。

 結局はシーツなんだよな…ファスナーも取り入れてはいるけどかなりの負担になってはじけ飛びそうじゃん!!!耐久性もないとなるとおいそれと使うことはためらわれるな…

 使いにくさはあるけど、まぁ慣れてくれば問題ないっしょ…!!


 そうして試作型のダメになりそうなソファ、通称ダメファーは屋上庭園に放置され天の透けの寝床になった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ