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第42話 アップルパイパイプルップルッ!

 メリークリスマス!適性検査から一年たちました…!!


 魔法協会は5歳の年の12月25日という暦に適性検査を行っている。この年の暮れにも忙しい季節としてやってくる。マイクが適性検査を終えたおかげでイングランディーレ家ではただの一日になっていた…


 しかしマイクにとっては誕生日前日…どうせ祝われることはないのでいつも通りで自分で準備してラヴェとトムを誘ってパーティーをすることを考えていた…


 そのため明日のメインのデザートを考えていた…


 だがすでに決めたマイクは訓練後終わりに厨房に来ていた…


「トムゥゥ~集ぅぅぅぅ~合ぉぉぉ~!!!やるぞぉぉ!!アップルパイ作りぃ!」

「アップルパイですか…タルトタタン推進協会本部とか言ってませんでしたっけ?」

「シャラップ!トム少年!今年はアップルパイ絶対星人なので何個も作ります!」

「リンゴはいつも通り買っておいたのでいいですけど…もうやりますか?」

「やるぞ!すぐやるぞ!いっぱい作って作り過ぎくらいにしておくぞ!」


 そう言ってリンゴを死ぬほどカットしていく…皮をむきいい感じのサイズとウサギ加工サイズのリンゴに切り分けていく…


 それらをキャラメルに絡めていく…フライパンに砂糖をぶちまけて水分を加えて煮る…そこにカットしたリンゴたちを無造作に入れていく。


 いい感じに煮えたらトレーに出して冷ます…


 次にパイ生地作り!薄力粉と強力粉を同じ割合にしてふるいにかける…バターを1センチ角に切っておく。冷水に塩を入れて混ぜ溶かす。それらを一気に混ぜていく!いい感じにまとまったら冷やす。

 その後打ち粉をしつつこねくり回していく。めん棒もつかって平たくしてはたたみ平たくする。そうして生地を正方形に成形していく。


 まずは網状にするための長方形の紐みたいなパイ生地を何本も作り、基礎の方の生地もしっかり作っておく。


 浅い円柱上の型に正方形パイ生地を敷き、まずクラッカーを粉々にして均等に入れていく地盤を固めたところに冷やしたリンゴたちを均して入れていく。

 余分な生地を切り取りパイの上を網状に飾っていく。接着用に溶き卵をハケで塗っていく。塗装が終わったら200度のオーブンに投入していく。

 20分焼き180度に下げてからもう一度20分焼くみたい…焼きはいつもトムに任せているのよね…


 完成したら味見をしつつ、料理人全員にも味見させていく。好評…うん今年もよいな!




 そして次の日カフェテラスの個室を貸りて誕生日会をした。


 自分主催の誕生日パーティー14時くらいから準備をしてトムとラヴェに加えココとシェナも参加してくれた。ティナ、ジェーン、ゾイ、キィミィ姉妹、キキョウも手が空いた時に参加してみんなでお祝いしてくれた。


 急なことだったのにみんな何かしらくれたお花とかお花とか屋台で買ったキーホルダーとかお花とか…うんうれしいよ…

 ご飯を作って持ってきてくれたトムは料理人全員のお祝いをこれでもかと料理を運んできた。それを食べ終えアップルパイをみんなで分け合って食べた!ばか美味い!リンゴの香りと酸味さらに甘くにつけたことでより美味しさを高めパイ生地のサクサク感がマッチすることでボンッキュッボンッのスタイル抜群美女を食べてるような特別な気持ちになる!あぁ幸せだ…


 ショートケーキで蝋燭ぶっさして吹き消す文化はないので暗くして光属性の明かりを浮かべてハッピーバースデイソングを熱唱した!ラヴェルとトムは毎年やっている光景なので普通のリアクションだったがココとシェナは大興奮だった…「伴奏はどこから出しているの」とか、「何の曲ですか?」とか詰め寄られた。この演出やっぱいいよね…


 そうしてつつがなくマイク主催の誕生日パーティーは執り行われそのまま泊まることにした…


 マイクが帰らなかった理由は変わりつつある家の状況で祝われてしまうのではないかとという危惧からだった…

 イングランディーレ家に祝われるのが嫌なマイクは帰りたくなく、トムとラヴェルをキキョウとともに送り出した。ココの部屋に泊らせてもらい明け方転移で自室に戻った。


 二度寝をかましたのち、ラヴェルは当然のようにマイクの世話をした…マイクは不審に思いながらもラヴェルの対応力に感服した。


「それで昨日の屋敷の状態はどうだったの?」

「えぇ!お祝いする予定だったみたいです。ヴィータローザ様筆頭に準備を進めてらっしゃいました。バートラム様、ジーン様、ノヴァリリス様もプレゼントを用意していたと聞いております」

「二人は咎められなかった?」

「はい、私はマイク様に仕えていますので問題ありません。トムは料理長よりとばっちりを受けたようです」

「ふふっ…料理もほとんどこっちに運んじゃったもんねwwお祝いが延期するようなことになるのかな?」

「帰ったらプレゼントだけは直接渡したいとだけ聞いております。受け取りに参りますか?」

「いやいいよ…呼び出されたらでいいや…コミュ症先生はもう来るの?」

「はい間もなくとうちゃくなされるかと…授業をお受けに?」

「うん…朝ご飯よろしくね…」

「かしこまりました…」


 こうしてマイクの6歳が始まった…

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