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第41話 施設拡張と転移魔法

 何日かぶりに後光カフェに来た…みんながしっかり生活できているかどうか気になったからだ…


 後光カフェで働いているのは現在店長のシェラを含め7人、アエロリット家から来たティナ、ジェーン、ゾイ、直談判で入ったキィとミィ姉妹、イングランディーレ家のキキョウで回している。

 ココは自分の作品を描いたり、似顔絵を描いたり、看板を書く仕事をしたり、カフェの手伝いをしている…


 だいたい朝8時から始まり夜19時まで開店しており、ほぼ休みなく1か月やっている…


 福利厚生とかも考えたほうがいいのだろうかと気になっていたので落ち着いてきたであろうこの時期に来たのだった。

 現在建物の二階に住居スペースを借り、ココ、ティナ、シェナ、キィミィ姉妹の5人が住んでいる…ジェーンとゾイは通いで2人は早めに帰している。キキョウは屋敷から毎日通っている…


 なので私生活で不便がないか、店に不備がないか確認しに来たのだった…


 話を聞くと閉店後にカフェの厨房と呼べない場所でご飯を作ったりしているらしい…ジェーンやゾイもたまに食べているらしくその際は誰かの部屋に泊っていっているみたい…

 安全で良かった…


 メニューにはクッキーやチョコレートなどがあるがこれは作り置きしたものを収納魔法に入れているのでロスなく回せている。他にも食べ物の持ち込みを可能にしているので大広場まで買いに行くものもいる…来月からは商品を頼むと広場まで買いにいくシステムもありではないかと話し合っているらしい…


「アリだね…渡り廊下の下に商品だけ渡せる仕組みを作ろうか…そうすれば負担も減るだろうし、屋台のみんなも儲かるよね…」

「さすがですねマイク様…私はそこまで思い至りませんでした…」

「休憩中に話聞けて良かったよ…ココはどこ行ったの?」

「ココ君なら個室でマイク様の言ってた新しい絵物語の執筆中だと思いますよ…」

「そっか邪魔もしちゃ悪いし…施設の改良を考えるか…」


 シェナが仕事に戻った後は渡り廊下に商品のみのエレベーターを作るためにいろいろと調べることにした。

 音響魔法で空間把握、外に造った場合のデメリットを考え、時計台とカフェの建物の間は空間があるモノの衛生面であまりよろしくない可能性を察知…


 結果建物内がベストと判断し、カウンターの奥に商品用のエレベーターを考えた…


 色々とめんどくさい…動線が終わってる…効率が悪い…


 というわけで転送魔法陣を考えることにした…設備が整えば通話注文で一気に屋台と取引したしたい気持ちだがそれをやると文明が発展しすぎる気がする。モノ限定の転送魔法陣にするとしてもどこに設置するか…どこか借りれないか…


 場所は一階の階段しかない従業員出入口…ポスト型の転送装置を設置することにした…


 だが問題がある…


 転送魔法ってあるの?


 分からないときはスプマンテ…手がかりは考えといてもいいか…

 屋敷に戻りながら魔法の因数分解的なことを考えを巡らせていた…


 空間系は収納魔法と偽魔王がやってた変な異空間に意識を引き込む合成魔法。瞬間移動は光属性だし……できないことはないのか?


 自室に戻りスプマンテに尋ねる


「転移魔が現在王宮内と空の国ルミナンスをつなぐ形で現存しています。転移魔法陣としてたまに機能している記録があります」

「そうじゃん!ライジンマルのおじさんもそんなこと言ってたの完全に忘れてたわ…」

「魔法自体は魔法協会で管理されているようですね…確認してきましょうか?」

「うん…読み漁るのは苦言を呈されたけど、いいか…じゃあお願い!進入厳しくなってるかもだから気を付けてな…」

「お任せください我が君!私の侵入を拒むことは何物にもできませんので!」


 スプマンテに探しに行かしている間にこっちでも実践しておくことにしたマイク…

 手短にあったペンを近場の机に転送させる実験を始める。この2点を繋ぐことを考える…収納魔法の要素、通信魔法の要素、瞬間移動の要素を抜き出して合成する。


 異空間を通って出現させると考えると何か足らない要素が見えない…やはりランダム魔法か…

 でもあれが魔法陣化されているらしい…わからんな…スプマンテ待ちだな…


「戻りました我が君!」

「うん、どうだった?」

「厳重でしたね…様々な研究が厳格に管理されところどころで罠まで用意されてました…一つ研究資料に迎撃用の魔法が仕込まれていました…あまり効果はありませんでしたが、今後あれが強化されると厄介かと…」

「そう…今回は魔法陣の詳細だけでもわかればいいや」

「ええ!それではこちらに映します」


 写された魔法陣と詳細に描かれた魔法陣の意味を読み込んでいく…


 すげぇな…魔法陣としては不完全なのか…対になる魔法陣があって初めて安定して使えるように設置しているのか…良き考え方だ…


 送信側の魔法陣は主に円型の内が働き、外側が受信機能に対応している。位置座標を精密に記述しておくことで自由に移動する空の国ルミナンスとの行き来が実現している。全属性の魔法が関わっており魔力にしてもバク食いされる。これは市街地で使っていい代物じゃねぇな…


 色々検討した結果収納魔法陣を増やし、買いだめしていろいろと対応していくことになった…


 現在取り扱いメニュー

 ============

 ドリンク

 ・紅茶

 ・ルミナンス産後光コーヒー

 ・カフェラテ

 ・カフェモカ

 ・レモンスカッシュ

 ・ミネラルウォーター

 ・コーヒー牛乳

 ・チャイ

 ・ホットレモネード


 茶菓子

 ・後光特製クッキー

 ・チョコレート3種


 屋台取り寄せ

 ・甘辛焼き鳥

 ・豚串・牛串

 ・フランクフルト

 ・ホットドッグ

 ・クレープ

 ・チュロス

 ・フライドポテト

 ・ホットワイン

 ・ポップコーン

 ============

 ※屋台取り寄せ商品は手数料がかかります。持ち込みが可能ですのでお好きにお選びください!


 他の施設に関する問題はなかったので定期的なカップの補充をしてお暇することにした。





 寒空の下、白い息を吐きながら集団を2周遅れにして走っていた…


 ただ考え事をしているだけですでに訓練メニューの周回数は終わっていた…


 他の騎士見習いが他の種目に移ったのに気づいてランに入るも上の空…マイクは完全に訓練に集中してなかった


 考え事の内容は転移魔法陣で知りえた知識を用いての長距離移動についてであった。


 現在使える瞬間移動では目に入る地点に意識をもってようやく行使できる仕様になっている。

 これはこれで使い勝手がいいのだがやはり距離の問題は魅力的である…


 以前海に行った時も空の国に行った時も空を飛んだが一度行ったことがある場所にはパパッと移動したいものである。ただでさえ交通機関が終わっているのに…いつまでもそれを放置して漫遊する気はこれっぽっちもない…タイムisマネー

 移動が無くなるだけで暇を弄べる時間が増えるのだ幸せしかないはず…


 移動時間で生まれる幸せもあるかもしれんが今は便利になる一択である!なんせもうすぐ6歳ののピチピチ5歳なのだから!環境が良くなれば成長にもいいはずなのであ~る。


 そうして考えるだけでいつの間にか終わっている訓練…昼飯食った記憶が曖昧…訓練が終わったということはそういうことのはずなので多分食べた…

 ということは体を鍛えた後は魔法の訓練に移行する時間にした…


 現在のステータスの確認として

 =================

 名前 マイク・イングランディーレ 

 年齢 5歳

 イングランディーレ家三男

 身長/体重 105cm/23kg


 魔力量 3200/4000

 魔法属性  火・水・風・土・雷・闇・光・無


 使用魔法

 火属性:レーザービーム、火弾、火柱

 水属性:水牢、氷漬け、泡魔法、霧の造形魔法、高圧洗浄

 風属性:追い風、鎌い断ち

 土属性:動く歩道、土弾、造形魔法

 雷属性:雷撃

 闇属性:隠密魔法、隠ぺい魔法、幻影魔法、睡眠魔法

 光属性:回復魔法、瞬間移動、閃光弾

 無属性:気配察知、重力魔法、シールド、魔力感知、通信魔法、記憶魔法、管理魔法、妨害魔法、反発カウンター魔法、魔質変換、念動魔法サイキック音響エコー魔法、復元魔法、鑑定魔法、収納魔法、刻印魔法、固定魔法、操糸魔法

 体術:逃走術、身体強化

 混合:磁気魔法、成長促進魔法、人工知能魔法、浄化魔法、乾燥魔法、映像魔法

 合成:消失弾

 =================

 といった具合…


 転移魔法に必要な要素はすでに理解できている。全属性の混合魔法の的確運用による転移の位置の明確化、距離に応じての魔力量

 そうして初めて転移魔法は魔法陣なしで発動するはず…


 その練習として訓練場におとなしく残っていた…

 近場の石ころを試しに転移魔法にかけてみる…

 すでに属性の割合は掴んでいるので火・水・風・土・雷・闇を同じ割合にそれぞれに無属性で補完させ光魔法でブーストさせる…そうすることで転移魔法は行使できる。二点の設定を目をつぶって行い手元の石が転移する。行き先はマイクの頭の上…大雑把な指示も難なくクリア


 ただ魔力消費量はとてつもない。合成魔法の消失弾に匹敵するくらい削られた…

 この距離でこれである…まだまだ使える代物ではない…


 だがどれほど使えるか確認すべきである。質量と距離でどれだけ変わるのか…検証は自分で!危険は承知でこの日から実験を始めた…


 日々魔力の限界値を攻め手持ちのモノで大体王都全域で消費魔力量は1000ほど…一度大きな岩を屋敷の庭に転移させたのだがあまり重量や密度、体積等々で必要な魔力量が変わることはなかった…


 だがそれは生き物になれば話は別だった…


 カモを借りて試したのだが全快状態から半分持っていかれた…しんどい…人がいけるのか?恐怖感が半端ない…でもやるしかない…魔力してから全快してから転移魔法をかます…




 自室からカフェにいた…

 急に現れたマイクに驚くココがいた…


「やぁココ!おっはぁぁ~」

「…え?マイク…?なに?どこから?」


 なんとか誤魔化しつつ自分の状態を確認する…ほぼ全魔力を使って時計台まで来れたらしい…よかった……


 その日はココの部屋で休み魔力を全開してからまた戻った…


 そうして少しずつ確かめると生き物は2000~4000ほどの魔力を持っていかれる…現状では使い物にならないな…また毎日シコシコ魔力量を上げる訓練をしていくことにした。


 転移魔法を使えるようになったがまだまだひよっこなのは変わりない…スプマンテに概要を記述させつつ、悪魔に使われる可能性を考えるのだった…

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