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第24話 VS蚊

無双オロチに出てくるモブ武将で蛟っていたけど蚊って呼んでたよね!

 夏は夜。月のころはさらなり、やみもなほ蚊が一匹飛んでいやがる!また、ただ一つ二つなど食われているのもムカつく!開戦じゃ!誰を敵に回したか思い知らせてやる!!!


 今、確実に耳の近くを通った…ブーンって!ブーンって…なんて嫌な音を立てやがる!


 蚊帳を今から準備するか?いや…なんか負けた気分だし、せっかく寝るなら気持ちよく寝たい…ただでさえ夜中に起こされてムカついてんだ!くそ!網戸作っておけばよかった…


 感知を全開!微量の存在も検知可能だ!光属性も使い怪しいあたりに灯魔法を使用…


 全然見つからん…もう外に出たのか?いや絶対駆除する!負けてたまるか、こんな不意打ちの泥棒野郎に…!


 落ち着け、おちつけ…蚊は体温の高さや二酸化炭素の息に反応していると聞いたことがある…とりあえず、いっぱい呼吸しよっ!スーハースーハー…


 あ!いた!あんな上の方に!白カベにに止まるなんてこの蚊もしやバカだな…!


 だが高い!これは天才の類の蚊かもしれん…!だがオレの魔法を侮ってもらっては困るとっくに浮遊魔法に飛行魔法も習得したのだ!一部屋くらい華麗に自由に飛び回って見せる!蝶のように舞い、蜂のようにボディブロー!


 あれ…いねぇ!?


 余計なこと考えている間に逃げられ…今耳元でブーンって…どこだ?


 いた!不器用に飛んでやがる…誘っているな…虫ごときが人間様に頭脳で勝てると思うなよ…縦の動きは見えているんだ!つまり必要なのは横叩きではなく縦に叩くこと!


 見極めて…今!


 バチン!と音が響く…


 ふふふっ…寝込みを襲って無事なわけがあるまい!と手を開く…


 いない!?


 完璧にいったと思っていたのに!また耳元でブーン!クソがっ!コイツおちょくってきやがって!確実につぶす!逃げられると思うなよ!


 そろそろ休憩に壁に止まるはず…どこだ?


 カーテンにいた…あんま汚したくねぇな…いや買い替えればいいか…


 バチン!よしっもらった…!ふっ…これで完璧…なめすぎだ…!


 よし!ゆっくり眠るぞ……




 …ブーン……



「まだいやがんのか!魂まで焦がし尽くしてやる!」


 立ち上がり、もう一度感知!一匹駆除したことで精度が上がる…三匹もいる…


 逃げられると思うなよ!おらぁぁぁ!



 こうして朝まで戦い見事に寝不足になるのだった。いやさせない!


 蚊取り線香を持ってきて部屋中にそよ風魔法で散らす…

 見事撃退して寝るのであった…




 起きた時には昼前になっていた。どれだけ精神的な年齢が高かろうと身体はまだまだ5歳なのだ…夜中暴れれば遅く起きるのは当たり前である。完全にコミュ症先生の授業をすっぽかしたが夏の暑さが和らぐ雨がオレの心を穏やかにしてくれていうる…


 屋上庭園ではガラスにダァーダァーと雨が叩きつけらるも問題なく雨水は入ってこない…意外と確認していなかったことなので雨漏れがなく安心。


 ラヴェの運んできてくれた紅茶は屋上庭園でとれたレモンを漬けて作ったレモンティー、それを優雅に飲みつつスプマンテに記述をしていた。最近は魔法のことをメモしていることが多かったが混合魔法はまだ細かく記述していない。悪魔に情報を渡すのは癪だからな…


 そのため身体強化と人間の体の構造についてなんとなく書いている。そうするとどこからか医術書の内容をスプマンテが持ってきてくれる。もちろん本ではなく中身をそれを取捨選択で記述に加えている。現代人がこの世界に残した功績もあるのだが別の解釈がなされてたり、昔の考えとか違和感があるモノが普通にあるのでそれをいじくっている。


 他にも建物などの構造物、必要そうな雑貨、領ごとの風土、魔物の情報を書き留めていっている。中々活用しないけど…いずれね…ご都合つけやすいし!


 今後のやりたいことリストも必要だろうか…


 まだ友達がいないのが気がかりだな…貴族じゃ難しいな…交流が少ない兄姉見ててもそんな感じだしな…社交界が始まって色々出かけてるみたいだが、オレはまだ5歳だからな…こっちでは期待できない…

 つまり下町にいくしかない…いいヤツいるかな?


 10歳から冒険者登録なのでそれまで身につけるべき能力、装備一式等々用意しておくとかか…移動手段は空とオルがあるし、収納魔法もあるし無敵だな…


 めんどくさいのは功績をあげて勲章が授与されたり妬み嫉み、家族の歩み寄りだな…今さら関係値を築くのはしんどいからな…期待されなかったのだから好きにやらしてほしいもんだ…


 婚約者問題も発生するのかな…勘弁してほしい、勝手に決められたらさすがに逃走しよう。12歳からの貴族学園も最悪退学の方向で!


 よしっ!思い切って決めちゃったしそんな感じでラクして生きよう。


 お!雨が止んだ…


 ひと眠りするか…


 …ドン!


 そこにはゴリラがいた…!?


 当然逃げたんだ…逃げ場なんてなかったけど…


 このゴリラも含めてアーロンとラヴェはどこから入ってくるんだ!分からん!


 泥んこまみれ!わっしょい…

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