第23話 ビーチしばき!
2つの領地を超え東の海と接する領地に昼前には到着していた。領都からはだいぶ離れた海沿いの浜辺に来ていた。誰かに見られたら騒ぎになるので当然である。
道中気付かれていないはず…かなりの高度で飛んでいたので上空をボォォ~ット見てるやつがいない限りは大丈夫…だから気にしないで行こう!うん!帰り使えなくなったら困るし!
言い訳を考えつつ水着に着替え、サンダルを履きビーチパラソルをたてビーチチェア、サイドテーブルを設置完璧である!アーロンは水着はないが裸足になって砂の感触を楽しんでいる。すぐもう一つのビーチチェアに腰を掛けのんびりし始める。
そしてもう一人13歳になった大人になりつつあるラヴェの登場だ!!!
完全防備UVカットマン!
メイド服に腕にはスモッグのようなヤツ日差しを浴びないような大きなつばのある帽子、黒いマスクにサングラス…
お色気は!?
期待を裏切られたマイクはしっかり準備をしなかったことを後悔した。いややっぱいいや…うん、そこまで期待してない…もっとスタイルいい女性にしてもら…
ゾワッ!
悪寒が走る!きょろきょろするが敵はいない!なんだ?この寄せては返す波の音しかしない場所で信じられ…はっ!!!
ラヴェが静かに笑ってる…怖い!口にだしてないのに…
オレは怖くなって海に走り出してダイブした!いやっほ~い!
泳ぎ方をマスターしてなかったがすぐできるようになった。前世の経験値がありますからね!あの世界でも泳げる人間はそんな多くなかったらしいけど…
溺れてないか二人は近くまで寄ってきたのでクロール、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライを披露!安心してくつろぎに戻っていった…
海の中に潜るために即席のゴーグルを生成…うんゴムのカバーが無いからちょっとした動きのずれで海水が入ってくる…うぜぇぇ!ゴーグルは後日探すことにして今日はバケツ型のメガネで水中を観察することにした…メチャクチャ遠くでお魚さんが泳いでいるぞォォ!
しばらくしてヒマになったので浮き輪でぷかぷかしようとしたら、ウミヘビの魔物が襲ってきた…風属性のミキサーで細切れにして放っておいたら血の匂いに引き付けられて魔物がうようよ寄ってきた。
逃げ場として土属性で足場を設置していいことを思いついた!SASUKEの1stステージごっこしよう!落ちたら魔物のエサ…スリル満点だ!海岸線に沿って最初のジグザグナナメ足場とバームクーヘン階段、トランポリンがないのでなんとなくのドラゴングライダー!あとはそり立壁くらい…あとは覚えてない
スタート!序盤の足場は簡単だわ…ただドラゴングライダ―むず過ぎる!最初設計ミスかなと思ってたけど…全然操作ミス!順手とか逆手とか微妙に薄くオンエアで聞こえてた反応の意味がわかるなぁ~
何度も落ちたおかげで寄ってきた魔物たちをミキサーしてたらいつの間にか下が赤く染まっていた。5回目くらいで何とか完走していったん休憩に戻った。
反り立つ壁?あれは意外と簡単だったよ…次はもっと反りたたせようかな…
2人は特に遊びに付き合ってくれる感じはなかった…ただいつの間にか寄ってきて共食いをし合う魔物たちを眺めてのんびりしていた。
はたから見ると恐ろしい光景なのによく平然と見ていられたなコイツら…
収納魔法から出しておいた冷蔵庫から飲み物を用意してもらい昼飯を並べる。アーロンにもラヴェにも焼きそばを用意…これはトムと一緒に3日前くらいに作ったソース焼きそばで厨房でも話題になったらしい。材料あるのに作ってない料理多すぎる…
今度来るときは鉄板で焼きそば作ろう!あの香ばしさが懐かしいな…
唇をテカテカさせた後はデザート!!スイカ割りをすることにした。布にスイカを置きラヴェルに目隠しをして剣を持たせて10回回ってもらい、目隠しをしたままアーロンと二人で指示をする…
「ラヴェ右!」
「左!左!向きが右!一回ぐるっと回って!」
「違う違う!右!3歩前!」
「坊ちゃん!ふざけるのは禁止ですぜ!嬢ちゃん!左に寝っ転がって右に振り下ろせ!」
「ラヴェ!ジャンプジャンプ!もっと上!!」
「スカート上げろ!セクシービーム!」
ふざけ過ぎのアーロンに向かってラヴェルの剣が飛んでくる!危ないっ!オレもいるんだけど!
怒られたのでスイカを食べることにした。おいしかった…
こうして誰もいない浜辺で楽しく過ごし気温も下がってきたのでまたムササビスーツを着て帰ることになった。水着から何から何まで収納魔法に突っ込む!砂がついた部分はササッと水属性の魔法で落として乾燥!
よ~し1時間で帰るぞい!
マイクは無事飛行能力を手に入れた!




