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第14話 魔力量の変化と制御と残り香

 コミュ障先生の授業をいつも通りすっぽかし、下町に繰り出そうとすると様子を見に来たと副団長が現れた。


 いつもの調子ではなく仕事モードっぽいので絡まれないと思いきや…簡単に連行されています。


 なぜ?


 訓練場に連れていかれいつもと同じ訓練…はぁ嫌だなぁ…


 …おかしい、全くついていけない。いつも周回遅れにする見習い騎士に並ばれる。魔力も上手く循環できない。魔素も上手く取り込めない…


 なんかあったっけ?それとも体で何かが起こっている…いやもしくは魔王の夢の影響かも…

 魔王の種とやらが消えたことで基本的な魔力量が減ってるのかもしれない…魔力操作もいつも通りにしたせいで上手いこと行かなくなってる。マズイ…、この前も倒れたばかりだし、これはぶっ倒れそうだ…


 しんどい…これまで出来たことが出来なくなるのはもどかしい。5歳にして能力低下は成長のモチベーションなくなるだろ…残りの少ない魔力の運用法を考えよう…


「お?どうした調子悪いなら休むか?」


 ゴリラがぶっきらぼうに問いかけてきたが無視…そんな余裕はない。

 身体強化を限りなく薄く体にめぐらし、肺とリスフラン関節、足首、膝、股関節を意識して魔力を使用。


 部位を指定することで効率化、さらに地面付近の魔素を何とか回収つま先の関節の強化に使用


 これでなんとかランメニューを乗り越えた…


 もう疲れたのでうつぶせに倒れて寝ることにした。


 騒がしいと思いつつ誰かに抱かれたままになっていると、


「ブルースさんいい加減にした方がいいっすよ!坊ちゃんが倒れたらまた再発したと思われるじゃないすか…」

「あぁ、だが確認しておきたいと思ってしまってな…」

「はぁ、セブンの旦那には秘密にしておきます。あぁ、ラヴェ嬢もっすね…!

 もちろんですぜ…オレにまでとばっちりが飛んでくるんで!」


 アーロンの腕に移され、運んでベッドに横にされた。いつもより硬い…


 アーロンが出ていったのを確認して体を起こす。どうやら倉庫兼アーロンの寝床らしい。


 それにしても魔力量が変わるなんて…そんな文献どこかにあっただろうか…この家にはない…死ぬ直前に回復しなくなっていくという記述を見た程度だ…

 おそらく魔王の夢が原因であったのだろうけど、転生の恩恵だと思ってたものがまさかの悪性腫瘍だったとは…


 そのせいで魔力量は以前の200分の1くらいまで減ってる。ただ全ての属性が使えるのは変わっていない。ステータスの確認ができるのは助かるけど、魔法協会がこの激変を知られたら面倒ごとになりかねない…いや大丈夫か?一貴族のステータスを確認する奴はいないよな。隠ぺいもしておいたし…


 ステータス表示は管理魔法と刻印魔法で構築されている。適性検査で体に刻まれるので魔力検査さえ受けておけば使えるお手軽魔法である。

 ただ刻印魔法はお手軽に人に使用することはできない。刻印魔法は無機物に使う場合は魔道具にもなる魔法だが、有機物である動物に使う場合は従属魔法、人の場合は隷属魔法に分類される。

 そのためステータスの刻印魔法を使用する場合はある道具を用いて自分の魔力で自分に刻むことになっている。そのうえでデータバンクと連結する仕組みができており、子供の時の充分魔力が溜まった時に適性検査が行われる。ある意味社会に隷属することになるが便利さには代えがたいはずである。


 ※ちなみに隷属魔法の他人への使用はこの国では違反となります。ご注意ください。


「…昨日ラーメン作ってるときは、泡魔法と収納魔法を使っても何もわからなかったのに…」


 困るな~

 外に出てアーロンを探すと剪定をしたものを処理していた。


「お!坊ちゃん!起きられたんすね、調子はどうです?」

「アイムファインテンキューエンジュ―って感じ!ていうか聞いてくれ!魔力量が減ってしもうたんよ!なんか解決法とかあったりする?」

「え?…マジすか……?、そ…それは…えっと…ざ…残念っすね…?」

「なんで疑問形?どう考えても最悪だろっ!なんでちょっと喜んでんだよ!」

「いやいやそんなつもりはないんですぜ、ただ良かったなと思って…」

「はぁ!?よかった!?どこが!!?」

「いや、坊ちゃんは明らかに体に合わない魔力量を持ってましたからね、安心したって意味ですぜ!またこれから増えていきますんで大丈夫ですよ…!」

「はぁ~、安堵した顔ムカつくわ~、もう戻る!秘密にしといてなぁ~」


 自分の部屋に戻る途中でコミュ障先生に見つかった。うヴぇ~





 寝る前に魔力が復活したので今の魔法をどのくらい使えるのか検証する。


 まずステータスを表示


 ===========

 名前 マイク・イングランディーレ 

 年齢 5歳

 イングランディーレ家三男

 身長/体重 100cm/20kg


 魔力量 1400/1500

 魔法属性  火・水・風・土・雷・闇・光・無


 使用魔法

 火属性:レーザービーム、火弾、火柱

 水属性:水牢、氷漬け、泡魔法

 風属性:追い風、鎌い断ち

 土属性:動く歩道、土弾、造形魔法

 雷属性:雷撃

 闇属性:隠ぺい魔法、幻影魔法、隠密魔法

 光属性:回復魔法、瞬間移動、閃光弾

 無属性:気配察知、重力魔法、シールド、魔力感知、通信魔法、

 管理魔法、妨害魔法、反発カウンター魔法、魔質変換、念動魔法サイキック

 音響エコー魔法、復元魔法、鑑定魔法、収納魔法、刻印魔法

 体術:逃走術、身体強化

 混合:消失弾、磁気魔法、成長促進魔法、人工知能魔法

 ===========


 隠ぺい魔法使用時

 魔力量 250/250

 魔法属性 土・無


 使用魔法

 土属性:動く歩道、土弾

 無属性:気配察知、魔力感知、通信魔法、管理魔法、念動魔法サイキック、鑑定魔法、収納魔法

 体術:逃走術、身体強化

 ===========


 まず常時使っている収納魔法の副作用である重さの軽減のための重力魔法に100ほど使っている。


 訓練で考えた部分的身体強化は大体100~150を循環、全体の身体強化は300くらい、周囲の魔素制御で100近く使うので常時使用する魔力量は400さらに上掛けすれば500くらい。


 残り1000ぽっちで魔法のやりくりをしないとならない。

 土魔法は頻度が多く自由度が高い分モノによって使う魔力量が違うので500くらい必要、次に無属性の便利さに300、あとは混合魔法で200


 混合魔法は一気に200使うこともあるので注意が必要。消失弾は一気に1000くらい消費する。成長促進は成長度合いで魔力効果時間が変わったりする。


 基本割合はそんな感じになりそう。


 うん、しんどい


 いままで使い放題だったのに急に通信制限かかったケータイくらい…


 増やすには使い続けて少しずつ器ができるという文献を見たことがある。つまりこれからコツコツチマチマデカくした魔力操作をまたやっていく必要がある。これは腹立つ…3歳ころからやってきたことが一瞬で無になるとは…


 魔王の野郎…余計なことしやがって…たつ鳥あとを濁さずって言葉を知らんのか!去る魔王ラストすかしっぺ かっ!…ちょっと意味わからないか……


 使い方次第になるけど、ここからまた魔力は伸びる感じもするのでそこまで心配はない。魔王の影響で魔力の器の耐久度は上がってるはず…魔力回路も頑丈になったはず…大丈夫!安心しよう!根拠は少しもないけど…


 魔王のことを思い返すと合成魔法として名付けた混合魔法に近いあの精神世界。作れないかな…


 収納魔法をベースに亜空間に限定的な条件を追加する。

 ん~~~難しい…


 夢の世界を相手にぶつけるみたいな?いやもっと手前からか…夢を見てもらう必要があるのか…


 マイクは睡眠魔法を手に入れた。闇属性だけで再現できるのかい!

 ということでここまで!自分に睡眠魔法をかけて眠ることにした。


 明日はもっといい日になるよね!公太郎!平家っ!平清盛!!

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