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第101話 ゴーレム運用方法

2年前ザリガニを飼い始めたが、全部死んじゃったんだよね…食べようと思ってたけどクサかったのでやめて粉々にして表の庭に肥料にして撒いておいた。


倉庫の近くにいたほうも撤去して、現在水槽の中には苔ゴーレムがなんの生物がいない中をじっとしている…もはや水の量も少なめに勝手に水を浴びたりいて苔の勢力圏を広げている。


オレもたまに霧吹きしてるから生育してないわけじゃない…苔ゴーレムだってオレに懐いているんだ!

痛っ!タックルしてくんな!


そしてもう一体のゴーレム、核ゴーレムは進化していた。


いないと思って苔ゴーレムだけを愛でていたら、水槽がぶつかってきたことがあった…そう、核ゴーレムは水槽のアクリルを取り込んで進化していた。いつの間にか水槽ゴーレムになり、酸素供給のポンプも取り込んでしまっていた。苔ゴーレムとは共生できており、ザリガニが死んだのもこいつらのせいな気がしてきた。


このままだと部屋どころか屋敷ごとゴーレムの支配下にいかれるかと思ったが、どうやら限界はあるらしい。手のひらに乗る程度の核ではせいぜいこの水槽くらいらしい‥

どのくらいかというとギリ抱えられるくらい?


変なことが起きない限りはここに置いておこうと思うので使役せず置いてある‥しといても連れていけないしな…攻撃機構でもつけておけばいいか…


そんな感じでゴーレムの飼育環境が整ってしまったので、色々と魔法を付与して使役して便利なペットにしていきたいなと思っております。


監視カメラ機能とか、防衛機能とか、面白ゴーレムを作成したい…


まず、現在は水槽ゴーレムとかいう馬鹿ゴーレムになってしまっているので、この状態に記憶魔法と映像魔法を組み込んで録画ができるようにしておくのがいいとおもった。


こちらを観察しているらしい水槽ゴーレムと苔ゴーレムではあるがまだ使役していないが、使役すると進化に影響が出る可能性もあるので今のところ野生状態にしてある。苔ゴーレムの方はしてしまってもいいかもしれないが、なんとなく野生のままにしてある。すでにペットの区分ではあるのだが…


とりあえず記憶機能と映像機能、それに音の入力・出力機能もついでに取り込ませてみた水の中にいれないように慎重にな…


まぁ魔法だから水で壊れることはないかもしれんが、前世のノリで精密機械っぽいものは大事に行ってしまう…


とりあえずしばらく放っておいて翌日…


ちゃんと進化している!!


防犯型水槽ゴーレム…訳分からん名称に変更している!?


「ま…魔力を…」

「ん?コイツしゃべれんのか?音響魔法もモノにしたのか…」


とりあえず危険とかは考えず、魔石を与えてみた…


「助かったぞ、拾ってくれた主よ!もう少し魔力をくれ!こやつも死んでしまう…」

「苔ゴーレムの方か、仕方ないな…」

「おお助かるぞ…」


苔ゴーレムも元気になったがしゃべれないのでよくわからんけど、コイツの進化に被害受けてるじゃねぇか…なにしてんだ…いやオレのせいなんだけどさ…


「なんでしゃべれるんだ?記憶魔法も付けたが活用できるほどの知能はないだろ?」

「私たちですよ、我が君!」


スプマンテ他、悪魔の皆さんのせいでした…それにしてもしっかり話せるようにするなら魔法もコントロールできるようにしておけよ…


「暇なのか?お前ら?」

「「「暇です」」」


スプマンテ、マルシュ、スノウが反応する。よく考えるとこいつらも当たり前のように魔法を駆使して話してるんだよな…こわっ…


「まぁいいか…使役しても進化は出来そうなのか?ほかに試せる核ゴーレムがいないから、こっちは慎重なんだ…」

「これ以上の進化は確かに魔力次第…ですかね?供給によってはこの部屋くらいはイケるかもです。」

「使役したら魔力の譲渡はこちら次第だし、問題ないのか…」


そういう考えの元、水槽ゴーレムを使役した…注意事項として今の範囲以外への魔力での干渉を禁じた、さらに苔ゴーレムに何かすることはないように命じた。このくらいかな?あとは適宜指示していく感じで…


オレやラヴェ以外の珍しい人物が近くに来たらしっかり録画することも追加しておいた。


これでそれなりに機能する防犯グッズにできただろ…ペットカメラにもなって一石二鳥だわ…通信魔法もつけておこうかな?


おもわぬ展開でゴーレムがモノになることが分かったのでゴーレムがとれた川に核ゴーレムを取りに行くことにした。




◇◇◇

「全然いねぇ…」


マイクは川に来たのだが核ゴーレムらしき影は見つからずにいた。感知にも引っかからず、ひたすら操糸魔法で網を作り、引き上げてを繰り返していた…


しかし、網にかかるのはコイやフナたまにザリガニ型の魔物が絡まっていたりする。面倒なのでひたすらリリース、網に引っかからないように下流にポイッとな!


どうやら核ゴーレムはかなり珍しいみたい…


物欲センサーが反応するくらいの珍魔物なのかもしれない…


上流に進んでも引っかかる獲物が変わっても核ゴーレムはいなかった。すり抜けられたかな?


たまに感知にギリ引っかかるくらいの生物もいるにはいるのだが、変な魚なことが多い…鑑定にかけると新種とか出るのでとりあえず自分専用の図鑑に記入だけしておいたりする。


山の方に来て捜索を止めると普通の3メートル岩ゴーレムに遭遇した…核が露出していていかにも弱点です、と示しているような見た目…コレ核以外を削れば核ゴーレムにならないかしら…



成功してしまった…


どうやらいろんな進化ができるらしい…うん、どうしよう、報告するべきかな?面倒くさいから内緒にしよう…


この一つだけ持ち帰って監視カメラゴーレムにして管理しよう…これでかなり便利になるしな…


何に擬態させようか…

そんなことを考えながらまた使役する魔物を増やすのであった…


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