兄弟と買い物
「おおーい!」
今日は僕の兄弟と一緒に買い物に来た。
今月末が僕の数少ない友達の誕生日で結局何を買えばいいのか悩みに悩んだのに決まらなくて、兄弟に付き添って貰うことにした。
だからといって駅前に集合したのはいいが大声で呼んでくるのはやめて頂きたいものだ。
「今日はありがとう、いつもお前の方が振り回りてくるのに今日は僕から呼び出しちゃって…」
兄弟にお礼を言うのもなんだけどな
「そんなあらたまって言わないでくれ、俺はいつでもお前に頼まれたら嬉しい」
いつも通りの不思議な距離感が今は心地よくて、同じ父親をもつ兄弟でどうしてこんなに性格が違うのか気になるけどもう、そんなのはどうでも良くなってきた。今日はとりあえず友達の誕生日プレゼントを何としてでも決めたい。
駅からすこし歩いて大型ショッピングモールに来た。色んな店が立ち並んでいて優柔不断な僕には今日中に決めれる気がしなくなってきた。
「友達ってどんなやつだ?好みに合わせたがいいだろう?」
「なるほど…運動部で良く人を見てて気配りが出来るやつかな…?あ、シンプルなものが好きとか言ってた気がする…」
友達の話で盛り上がりながら、色んな店にふらっと入っては違う店に行き、やっとの思いで友達のプレゼントが決まった。
「今日はありがとう、助かったよ」
「お役に立てて俺も嬉しいよ、また今度な」




