前書き・目次
「御前作法心得書」
~前書き~
本書は、古くから日本国内において確認されている「神隠し」という特異事象に対し、一定の作法及び心得を示すことを目的として編纂されたものである。
当該事象は、従来の自然現象及び既知の災害分類には該当せず、観測対象としての取り扱いとなり、対処は困難である。
本書は、当該事象に接触する可能性のある職員に対し、最低限の行動指針を示す。しかし安全を保証するものではない。
また、本書は閲覧者に大きな影響を及ぼす可能性があるため、取り扱いには十分な注意を要する。
記載された作法については、完全な有効性が確認されているものではない。
ただし、私が経験したことや、過去の事例において、一定の効果が認められているものである。
本書では、御神御前での作法を記している。よって前書き以降の注意事項を必ず確認の上、閲読を願いたい。
主に新任の職員が閲読することとなると考えられるが、管理者については、万全な拝受観測体制を確立した上で、本書閲読をさせるよう取り計らうことを切に願う。
目次
第一章 御彼覩の御認識特性
第二章 注意事項
第三章 御接近徴候の具体例及び対処
第一節 立毛反射
第二節 音の消失
第三節 温度感覚の異常
第四節 視線の感覚
第五節 違和感
第六節 複合徴候
第四章 献上事例による検討
第一節 立毛反射事例
第二節 音の消失事例
第五章 神隠し発生後の整合
第一節 現場整合
第二節 証拠整合
第三節 目撃情報整合
第四節 事件性排除
第五節 伝承整合
第六節 認識誘導
第七節 関係者対応
第八節 通信及び行動履歴の補完
第九節 遺留品処理
第十節 遺書等の文書
第十一節 記録管理
第十二節 留意事項
第六章 補足
第七章 補記
第八章 日本における神の概念
第九章 従来の神隠し
第十章 国内行方不明者発生状況
第十一章 本書でいう神隠し
第十二章 御彼覩
終章 終わりに




