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契約は嘘をつかない 〜「たかが紙切れ」と笑うなら法廷で泣け。底辺から這い上がった監査官が、一行の条文で世界を変えるまで〜  作者: みゃお
契約法典編

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32/40

精霊は千年を忘れない



    ◇


 深い雪に閉ざされた境界の遺跡から無事帰還した翌朝、レイヴンは直ちに契約管理局の最高幹部たちを集め、極秘の緊急会議を招集した。


「――以上が、我々特設調査隊が国境地帯の古代遺跡において遭遇した事象の全てです。契約魔法を一切無効化する不可侵区域、そして自らを『ファントム(幻影)』と名乗る、契約前時代の未確認存在との接触報告を終わります」


 レイヴンの簡潔な報告が終わっても、窓の無い地下の第一会議室には、誰一人として咳払いすらない重苦しい沈黙がドロドロと横たわっていた。

 急遽集められた各部門の幹部たちの反応は様々だった。前例のない事態にただ青ざめる者、恐怖のあまり椅子の背に身を強張らせる者、無意識に手元の書類を握り潰している者。静寂の中で、壁に掛けられた魔導時計の規則正しい秒針の音だけが、不気味に響いている。


「局長……」

 長年実務を裏から支えてきた初老の監査部長が、震える声で沈黙を破った。

「その『ファントム』という存在は……我々の国家にとって、大いなる脅威なのでしょうか」


「現段階では断言できません。ファントム自身に、こちらを直接攻撃する明確な敵意は見られませんでした」レイヴンは淡々と事実だけを述べる。「しかし、あの遺跡に存在する『契約魔法を無効化する力』そのものが、極めて致命的な爆弾であることに変わりはありません。もし仮に、あの不可侵区域が遺跡の外へ、このアルカディア王国内へと拡大・拡散するような事態になれば――」


「この国の全てが、一瞬で消し飛ぶ」

 ダリウスが、吐き捨てるように低い声で先を継いだ。その声には、一切の誇張も冗談も含まれていない。

「貨幣の価値、土地の所有権、貴族の身分保障、国家間の不可侵条約……我々が生きる世界のあらゆる秩序は、契約魔法という『絶対の楔』によって辛うじて保たれている。魔法が消えれば、昨日まで価値のあった契約書はただの紙くずになり、金貨はただの金属片になる。……法による統治が終わって、力と暴力だけが支配する原始時代に逆戻りだ」


 ダリウスの言葉に、幹部たちの何人かが絶望的な溜息を漏らし、頭を抱えた。

 世界そのものを崩壊させかねない、途方もない恐怖。


「しかし」

 会議室の重圧を切り裂くように、記録係として同席していたミリアが凛とした声で発言した。

「ファントムは、私たちに答えを求めていました。『契約という鎖は本当に必要なのか。信頼だけでは不十分なのか』と。……あれはただの脅威ではなく、明確な『問いかけ』だったように私には思えました」


 その言葉を受け、レイヴンはゆっくりと立ち上がった。

「私も同意見です。あのファントムという霊的な存在は、契約魔法そのものと深く関わっている。我々がこの巨大な問いに答え、来るべき危機に対処するためには――まず、『契約の起源』そのものを正しく理解する必要があります」


「契約の起源を調べるって……記録なんかどこにも残ってねえぞ?」

 ダリウスがいぶかしげに眉をひそめると、レイヴンは静かに自分の懐から銀色の『精霊証言録』を取り出した。


「記録がなければ、直接聞くまでです。――この国の契約魔法の生みの親である、建国の大精霊アルケス本人に」


    ◇


 その日の午後、レイヴンは単身で王都東区の外れにある古い神殿を訪れた。


 神殿は、華やかな王都の中心部から完全に切り離されたような静寂の一角に建っていた。重厚な石造りの壁は深い緑の苔に覆われ、入口へと続く長大な石段は、過去千年にわたって何万もの祈る足に踏みしめられた結果、中央がすり減って滑らかに窪んでいる。

 足を踏み入れた瞬間、ホール内の空気が明確に変わった。外の冷たさとは違う、石棺の中のような冷たく乾いた空気。何世紀も燃やされ続けた蝋燭の焦げた匂いと、古い香の匂いが微かに漂っている。軍靴の足音が石壁に反射し、遥か頭上の暗闇へと吸い込まれて消えた。


 レイヴンは祭壇の前で立ち止まり、銀色の『精霊証言録』を両手で開いて呼びかけた。


「建国の大精霊アルケスよ。直接お会いしたくて参りました。……我々人間が知るべき『契約の起源』について、お聞きしなければならないことがあります」


 銀の表紙が共鳴し、空間に白金色の光が脈動を始めた。

 空気が重みを増し、巨大な体躯に四枚の光の翼を持つ神々しい精霊が祭壇の上に姿を現す。


 しかし――今日のアルケスの姿は、レイヴンが半年前に初めて出会った時の『絶対的な神』の威容とは、決定的に異なっていた。

 常に目を開けられないほど眩く輝いていた翼の光が、今日はひどく弱々しい。星屑を散りばめたような瞳は深く暗く翳り、光の羽が一枚一枚、自重を支えきれないかのように力なく垂れ下がっている。神殿の石壁に落ちる彼の影すらも、幻影のように薄かった。


「……お前が来ることは分かっていた。冬の山の奥で、あの遺跡の『門』を開いたのだな」


「はい。そして、ファントムと名乗る存在に遭遇しました」


 アルケスは重い溜息のように光を震わせると、四枚の翼を畳み、レイヴンと同じ目線の高さまでゆっくりと降りてきた。巨大だった体躯が収縮し、人間と同じほどの背丈になる。

 間近で見つめ合ったレイヴンは、思わず息を呑んだ。

 アルケスを構成している白金色の光そのものの表面に、まるで古い陶器に入ったような細かい『ひび割れ』が無数に走っていたのだ。千年間、この大陸の全ての契約魔法をその双肩で支え続けてきた途方もない精神的、魔力的な『疲労』。今目の前にいるのは、限界を迎えて崩壊しつつある一柱の老いた魂だった。


「楽な姿勢で聞いてくれ、人間の法務官よ。……千年に及ぶ、果てしなく長い話になる」


    ◇


「千年前、この大陸には十二の精霊が存在した。私も、そしてお前たちが遭遇したファントム――彼本来の名は『エオス』という――も、その中の一柱だ」


 レイヴンは無言のまま手帳にペンを滑らせた。エオス。光の精霊。


「当時の『約束』は、全て口で交わすものだった。当時の私の役割は……人間と精霊の間に交わされた無数の約束を記憶し、無事に履行されるのを見守ること。強制や罰ではなく、ただ純粋な『見守り』だ」

「……それが、現代の契約管理局の本来の原型ですか」

「方法は全く違うがな。お前たちの管理局は、冷たい羊皮紙と法律で民を管理する。しかし私は――あたたかい『記憶』と『信頼』だけで管理していた。私の頭の中には、大陸の全ての約束が入っていた。その一つ一つの約束には、顔があり、名前があり、生きた感情があった。……今の契約書には、無機質な分類番号しか振られていないだろう?」


 アルケスの声に含まれた濃厚な寂寥感が、冷たい石壁に反響して消えた。


「エオス……ファントムは、どのような精霊でしたか」

 レイヴンが問いかけると、アルケスの声が微かに震え、全身を覆うひび割れた光が一瞬だけ柔らかく癒えたように見えた。


「光の精霊。完全なる自由と創造の守護者。彼は人間の持つ『自由意思』を何よりも愛していた。人間が自由に手を取り合い、自由に創り、時に自由に失敗し、またやり直す――その不完全であるがゆえの逞しい姿を、最高に美しいと讃えていた。……私にとって、最も親しく、愛すべき無二の友だった」

「友、ですか……」

「精霊が『友』という人間くさい概念を持つことに、驚いたか?」

「いいえ。むしろ――深く安心しました。友という感情を持つ存在であれば……武力ではなく対話で解決できる可能性が残されているからです」


 レイヴンの静かな言葉に、神殿の一面を等間隔に照らしていた蝋燭の炎が、無風の中で一斉に激しく揺り動かされた。アルケスの内部で、千年前の重い感情が渦巻いたのだ。


「……人類が増え、社会が複雑化するにつれ、約束への『裏切り』が蔓延し始めたのだ。一人が私欲のために約束を破って得をすると、他の者も『なぜ自分だけが馬鹿正直に守らなければならないのか』と考え、背を向ける。裏切りという病は、凄まじい速度で伝染した」

「エオス殿は、その状況をどう見ていたのですか」

「『それでも、裏切る者がいるからといって信頼することをやめてはならない。一部の不誠実な者のために全員を魔法で縛りつければ、誠実な者の自由な魂まで奪うことになる』と。……私も当初は、彼のその崇高な理想に同意していた。あの悲劇が起きるまでは」


「何が、起きたのですか」


「ある村の人間たちが、精霊の泉から『必要な分だけ水を汲む』という約束を破った。欲に駆られて泉の水を独占し、他村への供給を断ち、水を巡る血みどろの殺し合いが起きたのだ。穢された精霊の泉は瞬く間に枯れ果てた。……その泉の主であった水の精霊オンディーヌは、致命的な傷を負い、二度と回復しなかった」


 アルケスの白金色の光が、黒く濁るように暗く沈んだ。神殿全体の空気が急激に冷え込み、燃え盛っていたはずの蝋燭の炎が今にも消えそうなほど青く萎縮する。


「友を……失ったのですね」

「……精霊の存在基盤は、人間との『約束の遵守』にある。約束が守られることで我々は力を得て、この世界に在り続けることができる。約束が破られ、信頼が踏みにじられた時――精霊は魂を削られる。オンディーヌは消滅した。まるで水面に落ちた雪が溶けるように、音もなく、静かに。……私は、すっかり乾ききって泥の臭いだけが残った泉の底で、ただ立ち尽くしていた」


「そして――」


「私は激怒した。もはや、無力な『信頼』や『約束』などという不確かなものでは、人間も精霊の命も守り切れないと悟った。だからこそ――私は絶対の『契約』を自ら創り出した。魔法の呪縛によって約束を強制し、違反者に罰を与える仕組み。絶対に破ることのできない鎖。それが……今お前たちが法と呼んでいる『契約魔法』の正体だ」


 その告白は、レイヴンの胸を鋭く抉った。

 感情を一切排し、論理と客観の頂点として君臨するはずの『法(契約魔法)』が、あろうことか一柱の精霊の「愛するものを理不尽に奪われた激しい怒りと喪失感」から産み落とされていたという残酷な皮肉。


「エオスは、反対したのですね」

「激しく衝突した。『人間への復讐のために鎖で縛りつければ、自由が死ぬ。自由意思が死ねば、人間はただの操り人形に成り果てる。絶対にやめろ』と。……しかし、私は耳を貸さなかった。オンディーヌを理不尽に失った凄絶な怒りと恐怖が、私の目から一切の冷静な判断力を奪っていたのだ」


 アルケスは深く目を閉じた。千年の長きにわたる取り返しのつかない後悔が、かつて神と崇められたその巨大な幻影を、ひどく小さく、脆く見せていた。


「精霊たちは二つに引き裂かれた。私と共に『安全な契約の世界』を作ろうとする者と、エオスと共に『危険だが自由な世界』を守ろうとする者。長い争いの末……エオスは敗れ、あの北の地の果ての遺跡に封じ込められた。自由の最後の一片を死守しながら……千年の孤独な時を過ごしてきたのだ」


「まさか。あなたが、直接彼を封じたのですか」

「私が命じ……私が、自らの手で親友を封じたのだ」


 アルケスの悲痛な懺悔が、神殿の石壁に何度も何度も木霊した。

 レイヴンは薄暗い祭壇を見上げ、静かに最後の確認をした。


「アルケス殿。一つだけ伺います。……あなたは、千年経った今でも、親友を封じてでも『契約魔法』を作ったことは正しかったと思っていますか」


「……正しい行いであったのかどうか、私にも分からない。しかか当時、あの決断は『必要』だったのだ。もう誰も死なせないためには……約束という綺麗な言葉だけでは、人間を、そして精霊を守ることはできなかったのだから」

「しかし、その契約という鎖自身が、今度は人間を雁字搦めに縛りつけ、新たな悲劇を生み出し続けています」

「……その致命的な矛盾を。私はこの千年間、ずっと解決できずにいるのだ」


 それを最後に、アルケスの巨体は光の粒子となって解け、音もなく空間へ姿を消した。

 大精霊が去った後の神殿はただひどく暗く、冷たく、焦げた蝋燭の匂いと、千年前の『後悔』の残滓だけが色濃く漂っていた。


    ◇


 神殿の重い石扉を開けて外に出ると、ミリアが冷たい風の中で待っていた。

 壁に背を預けた彼女の目は、うさぎのように赤く泣き腫らしている。扉の向こうで、アルケスとの全ての対話を聞いていたのだ。


「……アルケス様は、その……一番大切な親友を、自らの手で遺跡に封じ込めたんですね」

「ああ。純粋な正しさの追求からではなく――友を奪われた激しい『怒りと復讐心』という感情によって」

「それって……」

 ミリアは鼻をすすり、顔を上げた。

「私たちが戦った、ヴェルナー前局長とまったく同じじゃないですか」


 レイヴンは、ハッと目を瞠った。

「……動機は『誰かを守りたい』という正しいものだったのに、悲しみの感情が方法を激しく誤らせた。アルケスも、ヴェルナーも――全く同じ悲劇の構造だ」


「じゃあ……千年前のアルケス様のそばにも、レイヴンさんのように『それは間違っている』と正面から止めてくれる部下がいたら……結果は全然違ったかもしれないですね」

「……」

「千年前には、そういう人間はいなかった。でも――今は違います。ここに、私たちがいます。だから――」


「やるつもりですか、『千年分の仲直り』のお手伝いを」


 ミリアが、泣き腫らした瞳のまま、それでも力強く不敵に笑みを作って見せた。

 レイヴンもまた、外套の襟を立てながら僅かに口角を上げた。

「ええ。我々契約管理局の仕事は、契約に生じた致命的な『バグ』を修正することですからね」


    ◇


 管理局の局長室に戻った直後、リーネがただならぬ様子で来客を告げた。


「局長。王立大学の『古代魔法学部』から、一人の教授が緊急の面会を求めています。エルヴィラ=ノクターン教授。古代契約術の第一人者として有名な方です」

「事前の面会予約は?」

「ありません。たった今、突然の来訪です。来訪理由は――『昨今の契約魔法の異常な波動について、大至急情報を共有したい』と」


 レイヴンは手袋を外す手を止め、考え込んだ。

 あの見えない境界線の遺跡の発見は、条約調査団のトップシークレットであり、まだ外部には一切公表していない。にもかかわらず『異常な波動』に気づいて管理局へ直接乗り込んでくる人物がいる。それは極端に有能な学者であるか――あるいは『別の思惑』があるかだ。


「……通してください」


 入室してきたエルヴィラ=ノクターンは、四十代半ばの痩身の女性だった。銀色に褪せた髪を几帳面に後ろで束ね、分厚いレンズの眼鏡の奥から、獲物を狙う鷹のような鋭い視線を放っている。局長室に入国した瞬間、空間の空気が古い羊皮紙と特殊な化学薬品の匂いに塗り替えられた。二十年間、狂気的なまでに一つの研究テーマを追い続けた人間だけが持つ、執念の炎が目の奥で燃えている。


「レイヴン局長殿。単刀直入に申し上げます。先日より、この大陸の契約魔法の地脈に微細な異常変動が発生しています。その変動の波形が――千年前、契約魔法が誕生した建国期以前の『原始の力』と完全に一致しているのです」

「なぜ、建国期以前の失われた魔法パターンをそこまで正確にご存知なのですか」

「私共は二十年間、古代契約術だけを研究してきました。個人的な足で大陸各地の古代遺跡を巡り、千年前の微細な魔法の痕跡を一つ一つ削り出してきた。……それが、私の人生の全てですから」


『人生の全て』。その最後の一言には、学術的な関心を優に超えた異様な熱量と殺気がこもっていた。レイヴンはその微かな違和感を冷徹に頭の片隅に記録した。


「ぜひ、異常の震源地である遺跡の最前線調査に、私を専門家として参加させていただけませんか。私の知識と思考が、必ずやお役に立てるはずです」

「……原則として、専門家の知見は歓迎します。しかし、一つだけよろしいですか。教授が大陸各地で長年発掘してきた数々の古代遺跡……それらの莫大な調査費用は、完全に個人で賄っていたのですか? それとも、どこか特定の組織の支援を……?」


 一瞬――本当に瞬きよりも短いコンマ一秒の瞬間。

 エルヴィラの右目の瞼が、ピクリと不自然に微動した。通常であれば誰も気にも留めない、顔面筋肉の無意識の収縮。しかし、かつて「真実を隠す天才」であったアーベルの息詰まる尋問を潜り抜けたレイヴンの目は、人間が決定的な『嘘』をつく直前に見せるその身体的シグナルを絶対に見逃さなかった。


「……無論、全て大学の研究費ですわ。一部、熱心な民間の資金提供者からの寄付も入っておりますが――学術研究の分野ではよくあることです」

「なるほど。よく分かりました」


 レイヴンは微笑を浮かべて立ち上がり、歓迎の握手を求めた。エルヴィラが、少しだけ躊躇ってから右手を差し出す。


 その手を握りしめた瞬間、レイヴンの脳内に決定的な『警戒の爆音』が鳴り響いた。


 彼女の人差し指には、確かに学者らしいペンダコがあった。しかし問題はそこではない。手のひらの付け根、そして各指の第二関節の裏側に、分厚く硬化したタコと、微細な無数の『切り傷の痕』が密集して刻み込まれていたのだ。

 それは、書物とペンばかりを握ってきた、温室育ちの学者の手では絶対にない。

 重厚な刃物か、あるいは致死性の特殊な魔法兵器を、何十年にもわたって『実戦』で振るい続けてきた血生臭い戦士の肉体だった。


「これから、よろしくお願いいたしますよ。レイヴン局長」

 エルヴィラの微笑みは、ひどく知的で、どこまでも温かかった。

 レイヴンは微塵も表情を変えずにその冷たい握手に応じながら――確かな『殺意の予感』を、まるで自分のペンを握るように、深く静かに心の中に隠し持った。


                           (第32話 了)


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本話の適用条文

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・古代契約法(序)── 契約魔法の起源はアルケスとエオスの対立から生まれた

・施行規則第33条(精霊証言録)── 精霊証言録を媒介としたアルケスとの通信

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