プロローグ編063/【百宮 遼史朗(ももみや りょうしろう)サイト0】/【格闘FI】の例外的な事柄
【格闘FI】/【格闘フィクション・イマジネーション】は基本的に【バトル】が中心の【虚構の世界】である。
だが、もちろんその枠組みをはみ出す例外というのも決して少なくない数で存在する。
その最も多い例が【ミスコン】や【アイドル的闘FI】/【アイドル格闘フィクション・イマジネーター】の台頭である。
要するに可愛い女の子やかっこいい男の子の【闘FI】/【格闘フィクション・イマジネーター】が持て囃されていると言う事である。
いわゆる【美形FI界隈(びけいフィクション・イマジネーターかいわい)ジャンル】の台頭である。
勝敗の有無にかかわらず見た目の良い可愛い子やイケメンはそれだけでフューチャーされる。
【遼史朗2】もその部類に入っていた。
見た目が綺麗な【女子闘FI】/【女性格闘フィクション・イマジネーター】の【成島 貴子】から、
「なぁ~、頼むよ~。
あんたしか居ないんだって。
うちの旦那・・・ダーリンもあんたならまだ我慢できるって言ってんだ。
負けたくない奴が居るんだよ。
ダーリンとじゃ、優勝は狙えないし、見た目から考えてあんた以外に適任はなかなか見つからないんだよぉ~。
なぁ~、助けると思ってさぁ~」
と言われていた。
【貴子】は、【塚本 貴子】と言う【美少女闘FI】/【美少女格闘フィクション・イマジネーター】としてデビューし、その見た目からちやほやされていた。
そして、不細工で有名だった【成島 忠夫】と言う【不細工闘FI】/【不細工格闘フィクション・イマジネーター】と電撃入籍した。
以降、【人妻闘FI】/【人妻格闘フィクション・イマジネーター】や【美魔女闘FI】/【美魔女格闘フィクション・イマジネーター】として活躍していたが、彼女には美貌で競っている【ライバル】が居た。
それが、【河本 睦美】と言う【美魔女闘FI】/【美魔女格闘フィクション・イマジネーター】であり、年齢も同じ38歳だった。
その【睦美】が若い【美形/美男子FI】/【美形/美男子フィクション・イマジネーター】である【坂木 兵十郎】と組んで、【美形カップルFI大会】/【美形カップル・フィクション・イマジネーション大会】に参加を表明したのだ。
この大会では如何に【ラブラブ】で他者に羨ましいと思わせる事も判断基準となっており、男女共に美しい事が求められると言われている。
片方だけ美しくても男女の票の片方が期待出来なくなるため、不利となるのだ。
つまり、【貴子】の夫の【忠夫】では女性票は期待出来ない。
なので、【カップル】であると言う事が条件なので、夫婦である必要がないとして、急遽、【遼史朗2】と即席カップルとなり、参加したいと言ってきたのだ。
だが、参加条件として、参加者は審査員の前で【キス】と【ハグ】をして【カップル】である事を証明しなくてはならない。
それに【忠夫】が難色を示しており、【遼史朗2】なら飛び抜けたイケメンという事で何とか耐えられると言う事だった。
【遼史朗2】の反応は、
「却下だ。
そんな他の要素が強い、【イロモノ】大会になんか出れるか。
他当たれ、他」
と言うものだった。
この【美形カップルFI大会】/【美形カップル・フィクション・イマジネーション大会】は【バトルして勝利】する事が大きな目的ではない。
当然、負ければアピールはそこまでとなるのである程度は勝ち残る必要はあるものの、バトルで【優勝】する事よりも観客へのアピールをし、より羨ましがらせた者が【優勝】扱いになると言うものだ。
こんなものに【遼史朗2】は時間を割くつもりはない。
【遼史朗2】が参加を希望しているのはあくまでも1対1の戦いが主流となるものである。
ペアやトリオなど複数名で参加する【格闘FI】にはあまり興味がない。
それは、目的とする、【フェミニン・クアドラプル】のゲットの【格闘FI】は1対1の個人戦が主流だからである。
ましてや【フェミニン・クアドラプル】と言う理想の相手が居るのに、好きでもない10歳以上年上の女性と【キス】や【ハグ】などをするつもりなど無いのだ。
それで即決で断ったのである。
【貴子】は、
「こんな美人とキス出来る機会なんて滅多にないんだけど?」
と言ったが、【遼史朗2】は、
「そう言うのは間に合っている。
したかったら俺に言い寄ってくる女でも捕まえて済ませれば済む話だ」
と突っぱねた。
【貴子】は、
「まぁ、酷い。
私をその辺の女と一緒にするなんて・・・」
と怒りを露わにしたが彼は相手にしない。
【貴子】は最もちやほやされる時期は過ぎているのだが、その自覚はない。
何時までも自分は一番モテると思っているのだ。
もっとも彼女が一番モテた事はない。
上には上が居るものである。
彼女はあくまでも彼女の回り、彼女の界隈でモテていたと言うだけの【人妻闘FI】/【人妻格闘フィクション・イマジネーター】である。
基本的に、【遼史朗2】はこの手の話には全く興味を示さないのである。




