プロローグ編060/【百宮 遼史朗(ももみや りょうしろう)サイト0】/【ライバル】であり、ある意味【仲間?】
「ねぇねぇ、【遼史朗くぅん】、エッチしようよぉ~」
「あ~、狡いぃ~。
私が狙っていたのにぃ~」
「駄目よ、私が狙っているのよぉ」
「それを言うなら私だって」
「私よ私」
「私だってばぁ~」
「私の方が感じが良いわよぉ~」
と7名の女性が【遼史朗2】に関係を迫っている。
彼の【セフレ】でも良いからなろうと思っているのだ。
こう見えて【遼史朗2】はモテる。
顔も整っており、かなりのイケメンであるため、現役時代の【芦柄 吟侍】を超える程モテると言っても良い。
だが、彼は、好きになった相手と以外、関係を持とうとは思わない。
必要のあると思った物や大事だと思った相手とは手に入れたり付き合ったりするが、その眼鏡に叶う事が無かった物や存在はあっさりと切り捨てる。
そう言うタイプの男性だった。
だから、【遼史朗2】は、
「悪いが、俺はお前らと付き合うつもりはねぇよ。
他、当たりな」
と言った。
女性達は、
「もう、行けずなんだからぁ~」
「でもそこがいいのよねぇ~」
「ねぇ、一夜だけでも良いから付き合ってよぉ」
「抱いてぇ~」
「それでも好きだよぉ~」
「愛してるからねぇ~」
「そんなところも好きだよぉ~」
と言っていた。
この名もなき女性達だけではない。
他の多くの女性達が、彼とお近づきになりたいと思っていた。
だが、前述した様に、彼は欲しいと思った物事以外に興味は全くない。
身体だけの関係には全く興味がないのだ。
関係するなら心から愛し合いたい。
好きで居たい。
そう、思っている男性だった。
【遼史朗2】は、
「はぁ~・・・
いちいち、言い寄ってくる女の相手をするのは面倒だな・・・
いっそ、不細工にでも整形するか・・・
いや、それだと彼女に相応しい男だとは・・・
ちっ・・・
面倒だが、このままで居るしかねぇのか・・・」
と贅沢な愚痴を言っていた。
そんな彼だが、【アンニュイ・カラーズ】以外にも【フェミニン・クアドラプル】達、【7名の極絶対稀真】を巡るライバルであり、ある意味、同じ目標を目指す仲間は現時点で、十何名かは居た。
その内の1人が、【京本 牙爪】である。
【牙爪】は、
「おい、【遼史朗】。
お前、次、何処に挑戦するんだ?
お前と被ると難易度が上がるからな。
出来れば避けたいと思ってんだがよぉ」
と言ってきた。
彼もまた、【フェミニン・クアドラプル】に魅せられた一人である。
【遼史朗2】は、
「あぁ、俺か?
俺は、【奴隷】などの【譲渡】/【支配権】ジャンルに挑戦しようと思ってる。
このジャンルで、【真最強格闘FI】への挑戦権ゲットに必要な賞品はまだ1つもゲットしてねぇからな。
最低10セットずつ集めねぇと行けないと思ってっからよぉ。
集めるのが大変だわ」
と言った。
【牙爪】は、
「お前、予防線張ってんのか?
ダセェな。
俺は、最短距離で、行くぜ。
4つずつ集めたら、速攻で挑戦する。
失敗したらまた集めりゃ良いからよぉ」
と言った。
「俺を避けている奴がよく言う。
それにお前こそ舐めすぎだ。
【真最強格闘FI】が1発で上手く行く訳ないだろうが。
手痛いしっぺ返しを喰らうのがオチさ。
まぁ、とっととやってとっとと逃げ帰って来い。
俺はマイペースで行かせてもらうからよぉ」
「言ってろ。
彼女は俺がゲットする。
お前にはやらねぇよ。
お前は他の【稀真】で我慢しとけ」
「ふっ・・・
まぁせいぜい頑張んな」
「おう。
先に行かせて貰うぜ」
「・・・そう言ってくたばんなよ」
「・・・あぁ。
引き際くらいはわきまえているつもりだぜ」
と言った会話がなされた。
憎まれ口をたたき合ってはいるが、お互い信頼している間柄と言えるだろ。
こういった関係の者が【遼史朗2】には十数名居ると言う話である。




