プロローグ編053/【椎堂 縁(しどう えにし)サイト0】/謎の【QFI】/【クエスト・フィクション・イマジネーション】3
1番手、
【佐野 貴行】、
2番手、
【横瀬 淳平】、
が立て続けて死亡した【FIC】/【フィクション・イマジネーション・クリエイター】がわかっていない謎の【QFI】/【クエスト・フィクション・イマジネーション】への【度胸試し】勝負。
残すは、
3番手、
【須崎 稔】、
4番手、
【椎堂 縁2】
5番手、
【古暮 武彦】、
だ。
【稔】は、【同化侵食人間】である。
【存在】の真後ろから背中に向かって飛び込み、身体を同化させる事で、内部から身体を乗っ取ると言う特技を持っている。
つまり、別の【何者か】になれると言う力を持っている。
これで、【入界】した【FIC】/【フィクション・イマジネーション・クリエイター】がわかっていない謎の【QFI】/【クエスト・フィクション・イマジネーション】の中の強い存在の背中から同化して乗っ取ってしまえば良いと考えたのだが、そんなに簡単な話では無いし、【稔】の力を無効化させる【存在?】は腐る程居る。
これは、【ファーブラ・フィクタ神話】の時代から適応されている【能力浸透度】(または【能力浸透率】)と【能力浸透耐久度】(または【能力浸透耐久率】)の問題である。
説明にはナイフと吸血鬼が例に挙げられる事が多いが、
能力浸透度を殺傷能力のある【ナイフ】、
能力浸透耐久度を不死身として身体が治る【吸血鬼の不死性】、
としても良いし、逆に、
能力浸透度を不死身として身体が治る【吸血鬼の不死性】、
能力浸透耐久度を【吸血鬼の不死性】に耐えられる殺傷能力のある【ナイフ】、
としても良い。
能力浸透度が能力浸透耐久度より高ければ、能力は肯定されるし、
能力浸透度が能力浸透耐久度より低ければ、能力は否定される。
吸血鬼をナイフで殺せるかどうかは能力浸透度と能力浸透耐久度が高いか低いかで決まると言う事だ。
つまり、【稔】の【同化侵食能力】を超える存在は腐る程、存在し、そう言った相手と出会った時、彼の運命は尽きたのであった。
彼もまた、【物言わぬ骸】として、3日後、【出界】されてきた。
次はいよいよ【縁2】の出番となる。
彼は追い詰められていた。
そこへ、
「馬鹿な真似はやめなさい」
と、
【縁2をお父さんと呼ぶ娘】/【春風 遥佳】、
【縁2をおじーちゃんと呼ぶ孫娘】/【夏目 奈月】、
【縁2をじいちゃんと呼ぶ孫娘】/【秋田 亜紀】、
【縁2を父上と呼ぶ娘】/【市ヶ谷 一葉】、
【縁2をお爺様と呼ぶ孫娘】/【仁藤 双奈】、
【縁2をおじじ様と呼ぶ孫娘】/【美輪 三華】、
【縁2を親父と呼ぶ娘】/【東原 右美】、
【縁2をじじいと呼ぶ孫娘】/【西川 左折】、
【縁2をパパと呼ぶ娘】/【宇佐木 美兎】、
【縁2をじっちゃんと呼ぶ孫娘】/【妃常 眞狐】、
【縁2をじぃじと呼ぶ孫娘】/【香取 小鳥】、
の11名が止めに入った。
いつもは、のらりくらりと【縁2】の好意をかわすこの11名はちょっと煩わしいと思っていた事もあるが、この時ばかりは
(救世主・・・
いや、救いの女神様達・・・)
と喜んだ。
【縁2】は、
「いやぁ~、
そんなに頼まれちゃしかたねぇなぁ~」
と言い訳して、誤魔化そうとした。
すると、5番手の【古暮 武彦】が、
「ヘタレが。
俺は引かねぇからな。
そこで指でもくわえて見てろ。
彼女は俺のものだ」
と言って、【縁2】の代わりに【FIC】/【フィクション・イマジネーション・クリエイター】がわかっていない謎の【QFI】/【クエスト・フィクション・イマジネーション】に【入界】して行った。




