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(ファーブラ・フィクタイズム5)【カルタイ・ウィクトリケス】プロローグ編  作者: 羽絶 与鎮果


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プロローグ編052/【椎堂 縁(しどう えにし)サイト0】/謎の【QFI】/【クエスト・フィクション・イマジネーション】2

 まずは、【佐野 貴行】の挑戦からだ。

 【貴行】は【胃】の中に【巨大怪獣】の卵を複数保有しており、消化する事によって【巨大怪獣】に変身すると言う特技を持っている。

 大は小を兼ねると言う考えを持っており、でかい事が正義と考えている【虚構の存在】である。

 彼が選んだのは、【FIC】/【フィクション・イマジネーション・クリエイター】がわかっていない謎の【QFI】/【クエスト・フィクション・イマジネーション】だ。

 【入界】する前に【貴行】は、

「よゆーよゆー。

 何か出て来たら、【巨大怪獣】になって踏みつぶしてやれば良いからよぉ~。

 まぁ、消化してみねぇとどの【巨大怪獣】になるかわかんねぇのが欠点っていやぁ欠点だが、全部1500メートルは確実にある。

 【怪獣】なんざ、めじゃねぇくらいでかい奴ばかりだ。

 だから何の心配もしてねぇよ。

 俺が最強だ」

 と豪語していたが、入って早々、デニムのミニスカート姿の可愛らしい女性が現れた。

『・・・』

 と無言だったが、笑顔が可愛い印象だった。

 【貴行】は、

「お・・・

 可愛いな・・・

 君、名前聞いても良いかな?」

 と声をかけた。

 早速ナンパするつもりになっていた。

 【貴行】は可愛い子は全部、自分のものにしたいタイプである。

 【アンナマリアン/知花】然り、

 目の前の女の子然りである。

 女の子はデニムの上着を取り、上半身下着姿になって近づいて来た。

 【貴行】は、

「お・・・

 積極的だねぇ・・・」

 と言いつつ、彼も上半身を脱いで近寄った。

 女の子は胸を押しつけ腕を【貴行】の首に絡ませる。

 次の瞬間、【貴行】は、

「あ・・・」

 と言う言葉を最後に首が飛ばされた。

 女の子は【殺し屋】だった。

 何とも単純な色仕掛けに惑わされ、【貴行】は絶命。

 三日後、【首】だけが戻って来た。

 【縁2】達は絶句する。

 【虚構の存在】とは言え、絶命して返ってきた【貴行】の惨たらしい姿にちょっとビビッたのだった。

 だが、他の3人の手前、後には引けない。

 続けて、2番手の【横瀬 淳平】が【貴行】とは別の【FIC】/【フィクション・イマジネーション・クリエイター】がわかっていない謎の【QFI】/【クエスト・フィクション・イマジネーション】に挑戦する事になった。

 【淳平】は、【ヘルパー・ブック】と言う【アイテム】を持っている。

 これは、【ページ】を開くとその【ページ】に描かれた物事が彼を助けてくれるというものである。

 【ページ】には本人も何が描かれているかわからないし、1回使ったらそのページは何の力も持たない【白紙】になってしまう。

 ただし、今回は【新刊】を4冊用意してきている。

 つまり、ページを開けば、白紙となったページで何の助けも無いのでは無く必ず最初の1回ずつは何らかの事がらが助けてくれると言うものである。

 ただし、【ページに描かれている事柄】の内容で助けられない物事はどうしようもない。

 【淳平】はこの【ヘルパー・ブック】を課題評価していた。

 彼もまた【入界】して早々、帰らぬ人となった。

 ぺしゃんこになり押しつぶされたなれの果てが3日後、戻ってきた。

 残った【縁2】達3名はとんでもない挑戦をしていると自覚し、絶句するのだった。

 【FIC】/【フィクション・イマジネーション・クリエイター】がわかっていない謎の【QFI】/【クエスト・フィクション・イマジネーション】にはチョイスする【地方】によっては、危険な場所はかなりある。

 ランダムに選んでいるとは言え、【貴行】と【淳平】が選んだ【FIC】/【フィクション・イマジネーション・クリエイター】がわかっていない謎の【QFI】/【クエスト・フィクション・イマジネーション】は隣同士だったため、危険地帯を選んでいたと言う事だった。

 だが、初体験の彼等は、すっかりビビッてしまった。

 【FIC】/【フィクション・イマジネーション・クリエイター】がわかっていない謎の【QFI】/【クエスト・フィクション・イマジネーション】イコール危険な場所と言う認識になったのだった。

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