プロローグ編030/【天空 愛海(あまぞら まなみ)サイト0】/【カップルライバル?】/【節木 義門(ふしぎ よしかど)】と【グァラテュア】
【愛海2】に正式に【主人公権】を渡す事にした【吟侍】だったが、眠りについていた【クアンジェミニ・ドゥリム】を起こし、【愛海2】のライバルを用意して貰う事にした。
【クアンジェミニ・ドゥリム】は、
《それなら、少し考えているわ。
【男女カップル】のライバルで名前は貴方の和名に習った【節木 義門】と言う才能はあるけどやる気が無い男性と24セットの【それぞれ特殊な傘を持つ遠隔操作で動く飛ぶ腕】である【飛手傘/フライ・ハンズ・アンブレラ】を持つ謎の少女、【グァラテュア】と言うのを用意したわ。
【グァラテュア】の【謎】については後で足しておくわ。
だから今は【からっぽ】な【ライバル】ね。
とりあえず、【外見】だけ作っておいたから、善し悪しは貴方が判断して》
と思念を送ってきた。
【吟侍】は、
「外見っつってもおいら、そう言うのはわかんねぇんだけどな・・・
まぁ、いいか。
・・・うん。
良いデザインだと思う。
たぶん・・・だけど・・・
【義門】って名前は、【疑問】の当て字で読み方を変えたって事だな。
【節木】は【不思議】の当て字で読み方を変えたってところだな。
うん。
とんちが効いている名前だな。
って事でこいつ等が【愛海ちゃん】のライバルになる予定か。
ライバルが居ないと上手く成長してくれないからな。
良いライバルになってくれると良いんだけどな・・・」
と独り言を言った。
そのまま【義門】と【グァラテュア】は【虚構の世界】を渡り歩く【虚構の存在?】として放たれたのだった。
【義門】は、【愛海2】と同じく、【FIC】/【フィクション・イマジネーション・クリエイター】として、
【グァラテュア】は、【義門】が作り出す、【フィクション・イマジネーション】の【専属ラスボス演者】と言う立場になっている。
【義門】が作り出す【フィクション・イマジネーション】は複数あり、その全てで立場を変えて【ラスボス】をしているのが【グァラテュア】であり、【義門】が作った【フィクション・イマジネーション】を渡り歩いていると言う設定になっている。
【義門】は常に、【グァラテュア】を理想の彼女とし、彼女を自分の作り出した【フィクション・イマジネーション】に君臨させる事を楽しみとしている【超天才】と言う事になっている。
【義門】と【グァラテュア】は、【虚構】を超えて【付き合って】おり、この二名はお互いが居ればそれでかまわないと言う感じになっていた。
上手く、ライバルとして育ってくれれば良いのだが・・・と言う思いで【吟侍】と【クアンジェミニ・ドゥリム】は居たのだが、【義門】と【グァラテュア】は愛の世界にどっぷりと浸かっていて、それ以上の成長は見込めなくなった。
悪いとは言わないが、【愛】を強調させ続けると上手く育たない事がある。
【吟侍】は恋愛音痴、
【クアンジェミニ・ドゥリム】も恋愛経験ゼロ。
この2名が作った【愛】がテーマの【虚構の存在】は、【夢】を糧に育ってはくれなかったのだった。
【クアンジェミニ】と言えども万能では無いと言う事である。
強大過ぎる力を持っていようがちゃんと、苦手分野はあるのである。
この失敗を元に、複数の【カップル系】の【ライバル】を考えてみたのだが、どれも上手く行く気配が無いため、【吟侍】と【クアンジェミニ・ドゥリム】は【カップル系のライバル】を作るのを諦めた。
要するに大失敗である。
【ライバル】を作ると言う事は予想以上に難しいという事である。
自身の力として作るのなら【クアンジェミニ・ドゥリム】も作りやすいが、【独立させてライバルとしての力を向上させていく】と言うルールでは基本的に、基礎だけ【クアンジェミニ・ドゥリム】が作って後は干渉しないと言う事になるので、如何に【クアンジェミニ・ドゥリム】と言えども上手く、【独立した存在?】を作るのは至難の業と言えた。
【クアンジェミニ・ドゥリム】は、
《ごめん・・・
自信無くなった・・・
出来る気がしない・・・
無理かもしれない・・・》
と言う思念を【吟侍】に送った。
【吟侍】は、
「そう言うなって。
・・・わかった。
じゃあ、土台だけ作ってくれ。
後はおいらの【答えの力】で【存在デザイン】すっから。
それなら何とか上手く行くかもしれねぇぞ」
と言う話になったのだった。




