プロローグ編013/【虚構の(小)祭典】開幕3
【四菜】はわくわくしていた。
【道化師】の説明では、
【上】/【イベントエリア】、
【下】/【存在パビリオンエリア】、
【前】/【フード&アイテムエリア】、
【後】/【ウォーエリア】、
【右】/【ファッション/コレクションエリア】、
【左】/【スキルアップ/レジャー施設エリア】、
隠しエリアとして【中】/【主催者表現エリア】、
の7つのエリアがあると言う。
【ウォーエリア】だけは命が危なくて近寄れないが、それ以外の6つのエリアは出来れば全部回りたいと言った所だろう。
どこを回るか?
とりあえず、体力を付けなければならないので、【前】/【フード&アイテムエリア】で腹ごしらえをしてから回ろうと言う事にした。
【四菜】は、
「さて、何を食べようかしら・・・
私、小食だからあんまり食べられないし・・・
慎重に選ばないとね」
と言った。
【道化師】は、
『それなら問題ありませんよ、【四菜お嬢様】』
と言った。
「どういう事?」
『胃の容量を調節出来ると言う事でございます』
「は?
胃の容量を大きくされても太っちゃうから困るんですけど?
私、太りやすい体質だし・・・」
『それも問題ございません。
ここではご希望であれば、ご自身の体重の数千倍の食事をする事も可能です。
その時の胃の容量を設定する事が可能なのです。
どれだけ食べても全く胃に溜まらなくする事も出来ますし、食べた実感が味わいたいとおっしゃるので有れば、胃に収まる頃には1000分の1の容量にする事なども可能です。
また、栄養面ですが、栄養を全部吸収する事も可能であれば、栄養は吸収されないで、排泄に回すと言う事も可能です。
もちろん、【アイドル】はトイレに行かないと言う【神話】を味わいたければ、胃にたどり着いた食事が消滅すると言う設定も可能です。
タッチパネルが基本となっておりますが、思考操作が可能ですのでわざわざ選択されなくても見るだけで選択出来ますのでお手軽ですよ』
「なるほど・・・
それは便利そうね」
『他にも食事の種類ですが、あらゆる世界の食事を選択する事が出来ます。
本来、猛毒などで体質に合わない食事も設定により、ここでなら食する事も可能となっております。
また、ご自身がお住まいの地域に限定して食べる事も出来れば、見たこともない地域の食事で【四菜お嬢様】の体質にあった食事を厳選して提供する事も可能となっております。
どうされますか?』
「そうね・・・
味わった事の無いのも食べて見たい気持ちもあるけど、今回は遠慮しておくわ。
やっぱり知った味をたくさん味わいたいもの。
私、麺類好きなのよねぇ~。
でも1杯も食べられなくて・・・
本当は食べ比べで色々食べてみたいのよね。
ラーメン、
パスタ、
うどん、
そば、
きしめん、
湯麺、
素麺、
冷や麦、
冷麺、
フォー、
色々あるわね。
ラーメン1つとっても、
醤油、
味噌、
豚骨、
塩、
鶏白湯、
担々麺、
魚介系、
牛出汁、
清湯出汁、
チャーシュー麺、
ワンタン麺、
広東麺、
五目麺、
天津麺、
パーコー麺、
チャンポン麺・・・
う~・・・
ちょっと考えるだけでよだれが出て来そうね。
こういった物を全部一気に食べられるのよね?
私、人の大食いを見ているだけでお腹いっぱいになっちゃうタイプだけど、大丈夫なのよね?」
『もちろんでございます。
それも調整が可能でございます』
「【ラーメン】だけじゃなくて、フルコースとか食べても他にも食べられるのよね?」
『もちろんでございます。
何なりとお申し付けください。
全て対応させていただいております』




