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愛こそ必要悪で正義 -sins-  作者: 社容尊悟
Ⅱ 白と黒

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人が許さなくとも、神が許す

 そんな短い文面からでも、アリエスの気持ちが伝わってきた。

 本当にこんな自分を愛してくれていたのだと思いが溢れ出し、マルクの胸を打つ。

 マルクは一粒の滴を手紙に落とし、アリエスへの愛を更に深めた。

 愛し合っているのに、どうしても二人は結ばれない運命にあった。

 前世で罪を犯してしまったのか、どう足掻いても実らない恋だった。

 人が許すまいが、神は許す。

 彼ら二人の愛は、永遠に。

 離れ離れであろうとも、二人はいつも傍にいる。

 心がそう決めたのだ。

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