第47章:【逮捕・収監 ・公判 ・判決 ・死刑確定 ~ 死刑執行】(1)
1989年7月23日。
強制わいせつ罪容疑で八王子署に逮捕された宮崎の性器は、子供のような状態だったという。
「まるで、鉛筆のようだったということです。発育不全のソレに合わせるように、宮崎は、陰毛を自分で剃ってもいたそうです。」
(捜査関係者)[『週刊文春』1989.8.31【宮崎勤 血と肉体の秘密】]
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「彼の性器は、27歳の青年とは思えないようなモノだったそうです。その大きさは鉛筆くらいしかなく、子供のようだったといいます。
また、驚くべきことに、陰毛も自分で剃って、そこはツルツルだったというんです。」
(報道関係者)[『女性セブン』1989.9.14【ロリータ・コンプレックス】]
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1989年8月11日の綾子ちゃん殺しの再逮捕から一週間余り経った頃、警視庁の、ある捜査幹部は、こうこぼしたと言われる。
「アイツは、頭は悪くないんだが、どうも話のテンポが変わっている。幼いというか、話の切り替えについて来れないというか・・・。よくしゃべる割りに、捜査が進まないんだ。」
捜査官がひとつの行動を訊くと、宮崎は事細かに、延々と説明し続ける。
あまりに細かいので、制止して別のことを訊くと、ポカーンとした表情を見せて、言葉が出てこない。
それが、意識的にトボけ、はぐらかしているとも言い切れない様子だったのだそうだ。
ちょっと分かりにくいが、この捜査幹部は、こんな宮崎の様子を「幼児性」という言葉で表現しているわけだ。
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取調室で宮崎が見せた「幼児性」は、実は綾子ちゃん事件自供の当初からのものらしい。
取調官は宮崎に話しかける時に、「ツトム君」と、名前をクンづけで呼んでいるが、この呼びかけが、堅く閉ざされていた事件解決への扉を開け放つ、きっかけになった。
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捜査員は宮崎容疑者を、「ツトム君」と呼ぶ。
宮崎が事件をすんなり自供したのは、取調官が「友達感覚」で、穏やかに接したことが大きいとされている。
恐らく、居丈高に聴取を取っておれば、今日の成果を上げるのは難しかったであろう、と。
それは間違いなく、警察の“功”である。
宮崎と被害者の幼女たち、取調官と宮崎・・・・・極端な二つの関係いずれの場合も、他者に対し“親密な交流を持てる素養”が、大きな鍵、いや、“武器”となった。




