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第42章:【就職~家業手伝い】(14)

 宮崎は見合いをしている。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 173▼


 「もう、四回見合いをしています。いずれも、Kさん(父親)が勤君に一人立ちしてもらいたい一心で勧めたものです」


 (父親の友人)[『週刊ポスト』1989.9.15]


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 最初の見合いは昭和61年4月頃。最後の見合いはその前の年の11月。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 174▼


 「見合い相手は宮崎の父親と同業で、三多摩地区(みたまちく)で印刷会社を経営する人物の24歳になる娘さんだったそうです。都心の短大を卒業し、中央線沿線にある会社のOLと聞いています。見合いについては、宮崎は嫌がったのですが、父親が“同業者同士の義理もあるから”と説得して八王子市内で見合いさせたんです。ところが先方(せんぽう)から断ってきたそうです」


 (宮崎の中学校時代の同級生)[『週刊ポスト』1989.9.15]


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 175▼


 「最初“どうも”と挨拶(あいさつ)しただけで勤君は下を向き、ほとんど話をしなかったそうです。相手のお嬢さんは目の大きいぽっちゃりした人でしたが、勤君の態度を察したのか、相手のお嬢さんもあまり話をしなかったそうです」


 (宮崎の親戚)[『週刊ポスト』1989.9.15]


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 176▼


 「お見合いしたのは、本当に結婚するつもりではなく、父親の仕事の関係もありましたので、どうってことない、と軽い気持ちでした。でも、あの人は席につくなり“どうも”と、挨拶したっきり、ほとんど口を開かないし、帰る時も頭を下げるだけで何も言わない。

 本当にイヤな感じだったので、すぐに断ったんです。事件のことを聞いたときはゾッとしました」


 (見合い相手のOL)[『週刊ポスト』1989.9.15]

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