第43章:【就職~家業手伝い】(15)
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「去年の夏、晴海埠頭で開かれた『88コミケット』(88年コミックマーケット)会場で、宮崎と知り合ったロリコンマニアの知人がいるんですが、その後ときどき情報交換したり、アイドルビデオのバーターをしたりしてたらしいんです。
ところが一ヶ月ほどして、話題がスプラッタービデオになったとき、宮崎はかなりエキサイトして、『ギニーピッグ』は話にならない、自分が監督だったら、あの切断シーンはこうやるんだ、とまるで少女を料理でもするみたいに、一人でしゃべりまくったらしいんです。
話を聞いているうちに、その内容がリアルすぎて、その知人もさすがに気持ちが悪くなったと言ってました」
(少女を盗み撮りするのが趣味という、24歳のフリーター)[『週刊テーミス』1989.9.20]
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この証言は信憑性に疑問符がつく。「切断シーン」とあるので、『ギニーピッグ2・血肉の華』のこととは思うが。
「宮崎は『血肉の華』を犯行の参考にした」と、当時盛んに報道された。ところがこの後の10月、警察は「宮崎の部屋に『血肉の華』は無かった」ことを発表するのだ。
記事の日付は『血肉の華』参考説が一人歩きしていた時期であり、この証言はフカシと言うか、作り話の可能性が高い(それにしても紹介に『少女を盗み撮りするのが趣味』と書かれるのって‥‥)。
近所の人間の目撃によれば、宮崎勤は自宅近くで猫を轢き殺してしまうが、平然と車を降りて死骸をドブに捨てたという。




