第34章:【就職~家業手伝い】(6)
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「その後、何回かビデオの貸し借りでやってきました。とにかく無口な男で、“最近、どんなビデオが入った?”と尋ねる以外、こっちから訊かないと何も話さない、そんな奴でした。一昨年の暮れ頃から、例のラングレーを運転してくるようになり、あのボサボサ頭になったのも、その頃からです」
(H氏)[『文春』1989.9.7]
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「車で来るようになると、妙に明るくなったんです。その反対に、身だしなみは悪くなって、髪もボサボサになったんです。挨拶もしないんです。入ってくると、いきなり『新しいビデオ、入りましたァ』ですよ。もうそれが決まり文句。一時間二時間いても、とにかくビデオの話しかしない人ですよ、あの人は」
(埼玉県に住むビデオマニア)[『現代』10号【幼女惨殺】吉岡忍]
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「ほとんどがアダルトビデオで、他はアイドルタレントのイメージビデオなどでした」
(レンタルビデオ店従業員)[『文春』1989.9.7]
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宮崎はセックスシーンが続くだけのものでなく、ストーリーのある本番物が好きだった。
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「アニメやヒーロー物ばかり好んでいたが、こんな大人はいません。26歳の男が借りていって見るものじゃありませんよ」
(宮崎が昨年7月、入会したレンタルビデオショップ従業員)[『サンデー毎日』1989.9.3]
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筆者も含めてだが、世の大人で、子供っぽい趣味を持つ者はたくさんいる。ではどういうものを借りれば26歳の男にふさわしいのだろうか?
ちなみに135では「ほとんどがアダルトビデオ」とも証言されている。どっちを信用すれば良いのだろうか。
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「彼は我々で言うところの『完録マニア』。つまり、人気番組の『うる星やつら』だったら、一本だけではなく、初回から最終回までの全部を録画、集めないと、気がすまないんです。
3年前に彼と新宿の喫茶店で会ったのですが、そのときはよく喋ってましたよ。『僕は、昔のマンガが好きなんです』『テープは今のところ2000本くらいになってます』とか自慢しているようなところがあり、子供っぽい印象がありました」
(ビデオ仲間22歳)[『週刊読売』1989.8.27]




