↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
3/54

第2章:【幼年時代】(2)

 綾子ちゃん殺害の動機を、「手の障害を馬鹿にされた」からだと宮崎は言う。この「手の障害」とは、掌を上に向けるとき、完全に水平にはならないというものだ。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 4▼


 「彼の手は、両の手のひらを完全に水平に開くことができないんです。あれは、出産のときの酸欠のためになった障害なんです」


 (当時の医師)[『女性自身』1989.9.5]


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 5▼


 「父親のことをパパ、母親のことをちゃーちゃんと呼んでいました。木登りしたり、河原で遊んだり……バクチク遊びなんかもやって、ほんと元気な子でしたよ」


 (同)[『女性セブン』1989.9.7]


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 モノの破壊からカエルやミミズの殺傷まで、バクチク遊びはマイナス生産的な快感の遊戯だ。この頃、既に「2B弾」のような火薬量の多いものは、製造中止となっていたが。


 「おふくろは、子供の頃からずっと、勤のことを、“勤ちゃん”と呼んでいた」


 (幼なじみ)[『明星』]


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 7▼


 「いつもお母さんと一緒で、道で出会うと母親の背後に隠れてしまう、そんな子でした」


(近所の主婦)[『文春』1989.8.31]


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 8▼


 「彼の靴はずっと母親が買いにきました。いつも白色の運動靴で、値段は4千円くらい。大きくなると、靴ぐらい自分で選ぼうとするのに……。こんなに近所にいるのに、彼の姿を見たことは一度もありません」


( 近所の靴屋さん)[『明星』]


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 9▼


 「勤は、お母さんとはよく話をしていましたね。でも、話をしているときに父親が入ってくると、スーッとその場を離れて自分の部屋に行ってしまう。勤も小さいころから、父親とは遊ぶ子じゃなかった」


 (取引先の主人)[『女性自身』1989.9.5]


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 10▼


 「小さい時から頭を刈っているが、何を話しかけても応答しない。時々、小さな声で『ウン』と言うくらいですよ。苦労を知らないボンボンだな、と寛大な目で見ていましたがねぇ。ちょっと気になったのは、平然とした態度が筋金入りだったことだな」


 (近所の理髪店主)[サンデー毎日 1989.9.3]


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 11▼


 「生徒数も少なかったので、覚えていてもいいはずなんですが、よく覚えていないんです」


 (私立秋川幼稚園、N園長)[『フラッシュ』]

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。