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第13章:【中学時代】(7)

 56▼


 「英語の授業のときだけ、前のほうにすわっていたという記憶しかありません。バレンタインデーには、女の子が男子全員に義理チョコをくばりますが、彼は目立たないうえ女子を避けるところがあったので、それすらもらっていない」


 (同級生K氏)[『テーミス』1989.8.30]


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 『週刊読売』(8.27)の《五日市中3年D組同級生の全証言》の中では、「ノーコメント」の他に「印象に残らない」という意見が多い。次の意見は、その最たるものである。


57▼


 「小6、中学と一緒だったらしいけど、憶(おぼ)えてないんだよね。少人数のクラスでほかの皆は全員憶えているのに、彼だけがすっぽり抜け落ちている」


 (S氏)[『週刊読売』1989.8.27]


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 58▼


 「弱い者には強がっていたみたいだね。同級生の一人が学校に行く時宮崎の家に寄ったら、怒鳴(どな)られたというんだ。宮崎は学校を休むつもりだったらしいけど、弱いやつには、そうやって怒鳴ったりするところがあった」


(同級生)[『フラッシュ』]


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 59▼


 「もの心ついた頃から、木登りや高い所から飛び降りたり、よく一緒に遊んだ。中学校までは暗い印象はありません。高校へ入ってから変わった。愛想(あいそう)が悪くなり、酒の席では何もせずに、隅でポツンとしていた彼の姿が目に浮かびます」


 (五日市中3年同級生、A君)[『週刊読売』1989.8.27]

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