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第10章:【中学時代】(4)

 42▼「からかわれても、強く握ったこぶしを震わせて耐えていた宮崎を覚えている」


 (同級生)[『朝日ジャーナル』1989.8.25]


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 43▼


 「あいつが机に座っていて、誰かにからかわれたと思うんだ。そのとき、あいつ、じっと我慢しているんだよ。普通だったら口で言い返したりするでしょ。それが黙って我慢してた。

 そのとき、握(にぎ)り拳(こぶし)をつくって、ぎゅっと握って震えてるんだよ。よくドラマでやるでしょ、怒りをこらえて、腕を震わせるっていう。あれと同じ。ああ、ドラマみたいな怒り方をするなあ、と思ったんで、記憶に残ってるんです」


 (友だち)[『現代』10号【幼女惨殺】吉岡忍]


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 44▼


 「学生カバンが参考書や本で膨らんでいた。勉強が出来て、先生に当てられてもスラスラ答えていた。休み時間はいつも将棋。放課後、机の上から前転をやってみせて、けっこう注目を集めたこともあった」


 (五日市中3年同級生・I君)[『週刊読売』1989.8.27]


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 45▼


 「あいつ、短距離はかなり速くてね、運動会ではクラスの代表に選ばれる。ただ、中学になると運動会で選手になって走るなんて、どっちかっていうとみんな面倒くさいんです。

 そこで、宮崎なら文句言わないだろうって選んでいたんです。本人はどう思ってたか知らないけど、何も言わず選手になって走ってました」


 (同級生G・H君)[『女性自身』1989.9.5]


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 46▼


 「運動神経は良かった。空手の真似(まね)をやってみせたり、足も速くて、体育大会にリレーの選手に選ばれたくらい。漫画もうまかった」


 (五日市中3年同級生・W君)[『週刊読売』1989.8.27]

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