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みほしと寄り道、散歩道ー療育に行けなかった発達持ちが伝えたいこと  作者: みほし ゆうせい
発達面の日常における工夫

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【仕事】在宅勤務、実際どう?ー仕事をどう決めるかー

私は特性上、在宅で仕事をしています。在宅勤務が向く理由や、前職の教育関連の仕事が向かなかった理由をまとめました。


 こんにちは、みほしです!来てくれて、ありがとうございます!おかえりなさい、お茶どうぞ。田舎に住んでるから、四季折々季節が移ろう様子を目で見て肌で感じながら生活してます。仕事の合間に窓から見える季節の移ろいを眺めるのは、非常に大好きです。


 私は在宅で勤務で、おおよそ10年フリーランスで働いてます。前職は教育関係でした。復職は今のところ一切考えていません。


 まず、復職を考えてない理由ですね。単純に向いてない。これに限ります。子どもと接する仕事をしていました。なにが絶望的に向いてないかというと、同僚や先輩の間にある、職場特有の暗黙の了解が全然わからないこと。そして、どれだけメモを取っても覚えられないこと。それを責められ、過度に自分を追い込み、精神的に持たなかったことです。


 子どもは好きです。すごく仲良くなれるし、秒で仲良し。中でも、発達で引っかかってるような子のサポートと寄り添いには、自信がありました。それは今でも変わりません。所持している免許の関係で、発達関連に深く関わる仕事にはつけませんでした。座学がとにかく苦手。実践でしか、結果が残せなかったです。


 当たり前ですが、先輩や同僚だけが悪いんじゃありません。普通の人は普通に覚えてこなせることがこなせてないんだから、こちらに非があります。そして覚えるために大量にメモを取るけど、多すぎて覚えられない。同じことを何度もメモに残して覚えようとして、ひとつ覚えてひとつ忘れを繰り返す。先輩たちも嫌気がさしてました。それもプレッシャーになったのは間違いです。


 職場そのものに問題がゼロだったのかというと、それもまた違ってたんだと思います。新人が笑うことを許さなかったし、新人のミスは絶対許さなかった。先輩が同じミスをしても笑って流してたし、気分によっては新人に濡れ衣をかぶせるような職場でした。職場との相性が、絶望的に悪かったのかもしれません。


 職場という小さくて閉鎖的な空間。その中でお局さんがいて、その下に先輩がいてという状況で、逃げ場はありませんでした。健常者の中に軽度でない発達の私が入るということ。それすなわち、全員が不満を持ち、ひずみが生まれる状況でした。


 鬱で倒れるまで発達と診断が出ておらず、なんだかわからない、ものすごく使えない人間として存在してました。診断が出て、鬱であることを主任に伝えたところ、「やっぱりね。本当に迷惑。どうするつもりですか?」と言われました。どうしていいかわからないけど、黙っておくわけにはいかず。勇気を振り絞って報告したらこういわれてしまい、どうしようもなかったのを覚えています。


 こういった経緯があり、何だかんだ2年パートとして勤務させてもらい、引っ越しを機に退職。実家を出て、今の同居人との生活を始めて在宅勤務を開始しました。


 在宅勤務になってからは、鬱が急激に悪化することはありません。人と接することがないためです。基本は全て文字でのやり取り。そのため、記録が残ります。分からなくなったら自分でレギュレーションを確認し、文字を打って取引先に質問し、答えが文字で返ってくる。目で見える形で全て残ります。一人で働けて、記録が残る。これは非常に私に向いていました。そのため10年続いてます。


 私の業務形態は、業務委託締結を結んでの執筆です。そのため常に収入は不安定。社員になれるのが一番いいけど、なかなかそうも言っていられないのが現状です。フリーランスなので、有給休暇はありません。取引相手から切られたら、それで仕事は終了。なかなか手厳しい世界ですが、完全在宅でやっていくには図太くなるほかありません。


 アスペは人に嫌われやすいです。私もそう。どこでも浮きまくります。浮くことにどんなに慣れていても、そこで仕事をする、長時間過ごすとなるとやはり苦痛。自分だけでなく、周囲も苦痛。個人差はあれど、私は完全在宅のライター業が合ってると思います。


 発達の方。自分はなにが向いてるのかわからないって、思いますよね。まず、自分はなにができるのかと同じくらい、なにが苦手でできないかを知っておきましょう。人の中に入ると迷惑をかける、実力が発揮できないなら、個人でできる仕事をおすすめします。人の中に入った方が実力が発揮できるのであれば、そういった職種を選んでみるといいかもしれません。


 発達の人の家族の方。無理させないでください。全員不幸になります。石の上にも三年なんて言ってる場合じゃないです。二次障害はシャレになりません。薬漬けになります。抜け出せなくなることもあります。本人、職場、家族。みんなが不幸になる未来があるかもしれない。だから、無理は絶対にさせないであげてください。約束。


 今回はこの辺で。

 猛者の皆さんに、なにかいいことが1つでも多く起きますように。宝くじで5億当たりますように。

 明日も朗らかに晴れますように。


 みほし ゆうせい


自分の得意分野だけでなく、不得意分野も適切に把握する。これが非常に重要です。自分の実力を十分に発揮して、長く続けられそうな仕事を焦らずに探してみてください。

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