↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
146/169

発達持ちときょうだい児―みほしの場合―

発達持ちと、そのきょうだい児。仲がいいなら、それが一番です。でも残念ながら、私たちはそうではありません。今回は、発達持ちの私から見た、年下のきょうだいと過ごした経歴と今の状態を書きました。

 こんにちは、みほしです。見に来てくれて、ありがとうございます!おかえりなさい、お茶どうぞ。発達持ちの子どもと、きょうだい児。全体的になかなか難しいなと思います。


 発達持ちの子とそのきょうだい、仲がいいならそれに越したことはない。でもそうなれない、ならない。私もそう。きょうだいと10年以上、口をきいてないです。


 きょうだいだから分かり合えない、分かりたくない部分は、きっとあるんだと思います。そうならないでほしい、仲良くあってほしいと親御さんはおそらく願うと思う。それは決して特別なことではなく、悪い事でもないと思います。


 でも、なかなか厳しい面もある。幼いうちはまだなんとかなるかもしれない。でもお互いのことがわかり始めたら、関係が歪んだり亀裂が入る可能性は十分にあると思った方がいいかもしれません。


 ただの一例として、私のことを書きます。結論は前述通り。仲がいいとは言えません。

 相手のこともあるので、そこまで詳しく書くことはできません。私よりも年下のきょうだいがいて、そこまで年齢は離れていないということを把握していただければと思います。


 幼少期は、お互い訳が分かってなかったのもあって仲は良かったです。私が小学生のうちは、よく一緒に遊んでました。遊んでくれてたって言った方が、いいのかもしれません。小学生の頃は、勉強より遊びだった。ワーッと騒いで走って、一緒にゲームをしてと仲良しだった。あの頃は顔も似てたような気がします。


 でも、中学生に上がって以降は徐々に関係は変わり始めました。

 私が部活を始めて帰宅時間が21時近くになったことに加え、きょうだいも小学校高学年に進級。他の人と私が、明らかになにかが違っているのがわかってきたんだと思います。


 口数は減り、でも喧嘩が増えるわけでもない。時間の経過とともに関係には溝ができ始め、話題もなく別のことをして過ごす。あんなに一緒に楽しくやっていたゲームも、一緒にやらなくなりました。


 私はもともと座学が苦手で、国語以外のテストの点数がよくなかった。幼い頃は笑い話で済んでいましたが、年齢が上がるにつれてそれは現実となり、目の前に迫ってくる。

 親は私を塾に行かせたかったけど、私はそれを拒否しました。これ以上なにか詰め込んでも、絶対に成績にはつながらない。もう限界だった。でもそれを話したところで信じてもらえない。塾代だってバカにならないのに、成績が出ないなんてもっと申し訳ない。


 限界なんだと話したところで、多分わかってもらえない。塾に行かせてもらえることを感謝しろと言われて終わる。お互い嫌な思いをするならば、拒否だけして文句を言われてバカだとさげすまされている方が、まだ救いがありました。


 きょうだいは、私の塾拒否などの行動の裏側にある心理を知る由もありません。それはそう。きょうだいは勉強ができたし、勉強ができない私のことを恥じだと思っている。お互い卑屈になってた部分もあったし、思春期だったこともある。いろんなものが重なったんだと思います。


 家庭環境もよくなかったんだと思います。勉強至上主義みたいな部分は確実にあったし、私もそれをばねに勉強することはなかった。限界だったのもあるし、もう関わらないでほしかった思いみたいなものもあります。勉強できないんだよっていうのが通用しない。否定で終わる。

 否定が産むのは、反骨精神ではありません。絶望と憎しみ、そして血縁者同士の隔たりです。優劣をつける発言があまりに多いと、自然とそうなります。


 勉強重視ではなかったいとことは、会えば話をする。今更勉強の話しなんかしません。近況報告をし合い、どうでもいい雑談をしてちょっと笑ってって時間を過ごします。

 勉強重視だったいとことは、会っても挨拶程度です。相手は私に話しかけてこないし、私も相手に用がない。連絡先も知りません。私が執筆業をしていることも知らない。きょうだいももれなくこれなので、多分私のことをニートだと思ってます。


 きょうだいもきっと私に言いたいことは山のようにあったし、私も話したいことはあったはず。でもお互いもうそんなものはどうでもよくて、話すこともないからそのままなんだと思います。ここから仲がよくなるビジョンはないし、仲良くしたいとも特別思ってない状態。

 よくはない。でも劇的に悪くもない。冷え込んでいるという言葉が合うのかもしれません。


 私にだけ声をかけない、無視するっていうならそれでいい。でも申し訳ないけど、同居人にもそれをやってしまっていて、挨拶さえしないっていうのは人として疑っている部分ではあります。血縁者としてでなく、人としてアウト。


 あくまでも一例です。みんながみんな、こんな感じになるわけではない。ただ私たちはこうなってしまった。ひとつの例として挙げています。きょうだい間で関係が冷え切っている発達持ちやきょうだい児の方が見ると、やっぱりそうなのかと思う部分はあるのかもしれません。


 発達持ち側だけの意見となります。私は健常者にはなれないので、健常児サイドのいい分だって絶対にある。書いていることに対して、この野郎と思った人もいるかもしれない。だから難しい問題なんだと思います。解決とか、こうしたほうがいいとか、きょうだい児に関してはあまり言えるような立場ではありません。


 今回は、この辺で。

 きょうだいとの関り方に悩みを持つ方は、実際多いのだろうか。

 私の周りにはこういう人があまりいなかったので、参考になるようなことが書けず申し訳ないです。

 猛者の皆さんに、1つでもいいことが多くありますように。

 明日も朗らかに晴れますように。


 みほし ゆうせい



平等に接していたとしても、発達持ちときょうだい児はなにかのタイミングで関係に亀裂が生じやすい傾向があります。


あくまでも一例です。そのことを念頭に置いて、参考にしていただければ幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。