なんで水に吸い寄せられるのか【幼少期~】
発達持ちは水が好きであるケースが多いです。おそらくアスペに限らず、水が好きな当事者は多いはず。そこで気を付けたいのが、水の事故です。どうして発達持ちは、水に吸い寄せられるのでしょうか。
こんにちは、みほしです。見に来てくれて、ありがとうございます!おかえりなさい、お茶どうぞ。私はアスペなので、基本はアスペのことを中心に書いてます。でも水が好きな発達持ちってアスペだけではないような気がします。
自前の小説でも、主人公は水が好きである描写をたまにつけてます。2作ともその描写をつけてますが、あれは私自身水が好きだから書いてます。おそらく発達持ちに多く見られる特性の一種です。
水といっても、いろいろな種類があります。
・ざっぱんざっぱんなってるような、大量の水…波がある海など
・穏やかに見える、水が常にせせらぐ小川
・洗面器やたらい、バスタブに溜めた水
・蛇口から出る水…どばーっと出したり、ちょろちょろ出したりなど
水が見せる変化は、他の物質では見られません。水が作る波紋、しぶき、不規則に波打つ様子、こちらが起こした波がどう水に反映するか……。水の変化に期待し、水は大きな音を立てることなくそれに即した答えをくれる。それだけでなく、不意を突いたように、こちらの想定を超えてくることもあります。
こういう面も含めて、どうして水が好きなのか。私なりの理由をまとめました。
・キラキラしている…明るすぎないので、視覚過敏でも見ていられる
・大荒れの天候でなければ、急な変化が見られないことが多い
・勝手に流れてくれるので、見ていて飽きることがない
・激流とかでない限り、基本的に音が小さく耳に優しい
・一見無害で、なにもしてこなさそうな顔をしているように見える
・期待を裏切らない温度…川や海は基本冷たく、温度調整したお湯はあったかい
・繰り返し同じことをするのにもってこい
こんな感じです。
水は光を反射しますが、目をやられるような強い光の反射はあまり見られません。太陽光が強いときは気をつけないと危ないけど、真夏とかでない限りは柔らかな光を反射してくれます。
水は一見無害に見えやすく、障害があっても親しみやすい。幼い子どもも、水遊びは好きなはずです。砂みたいに目に入ると猛烈に痛いってわけではないし、肌にまとわりついてベタベタすることもない。肌荒れも、砂や草ほど気にしなくていいような気がします。
また、水の大好きポイントとして、同じことを永続的に繰り返し続けてくれるところが挙げられます。ずっと同じ方向から、同じ力で流れてくる。
なにかモノを流すのにハマれば、ずっとなにかを流して観察できる。
ずっと同じ方向から流れてくるから、手足を突っ込んだときにずっと同じ方向から水を受ける。それが面白くてじーっと立って観察する。
同じようにせせらぎ続けるので、耳に優しくずっと聴いていられる。水が出す音は、チャプンとかトポンとか、優しい音であることが大半です。だから水が好き。
ただこの優しさだけに吸い寄せられてしまうのは、非常に危険。特に夏場は、水の事故が多い。発達持ちをそのまま水辺に置いてなにかやってると、危機感がだいぶ薄くなってる発達持ちは、そのまま流さる恐れがあります。
深い場所があるから気を付けて、なんて言っても訳が分かりません。どの程度深くて、深い場所に足を踏みこんだらどんなふうになって、溺れるとなにが起きるか分かってない為です。
口で説明しても、想像力が欠如しているとなると、全然想像がつかない。そのため、懇切丁寧な説明を聞いても頭の中で整理して正しく危機感を持つことが出来ません。早く水で遊びたいので、なにも分かってなくても「わかった」って言います。分かってないです。
危ないのは分かった。ただそれだけ。危ないことは分かったけど、だから危機感を持つとかではなく、「危ないらしい」くらいの認識。そういう話もあるんだな程度にしか、とらえていない可能性があります。
発達持ちは、経験ありきで生きてることがあります。自分の身をもってどの程度危ないかを経験しないと、正しく危機感を持つことができない。手を切ってみないと包丁の切れ味がわからないように、水でなにかしらの危機感を覚えないと根拠のない信頼を持って水の中に入っていきます。だから目を離しちゃいけない。
一人のときは水に入らない、触らない。
飲んでいい水以外は、口に入れない。
勝手に水の近くに行かない。
親や先生、養育者の近くを離れてはいけない。
水の怖さがわからない、どうにも他人事である場合は、誰かの引率がなければ水に触れない。この約束を、これでもかとすべきなのかもしれません。耳にタコができた程度では、発達持ちの場合感情優位になっているときは約束を忘れます。知的な遅れがあろうとなかろうと、最大限の注意は必要です。
発達持ちの、特にお子さんを育てている親御さん、養育者や教職の方。年齢がある程度になれば大丈夫と思うのは危険です。思春期を迎え、人の目が気になるようになるまでは、なにをするかわかりません。知的な遅れの有無に限らず、水に触れる、水辺に行くときはとにかく注意してください。突拍子もないことをやりかねない。
今回は、この辺で。
水にまつわる事故は、他人ごとではありません。発達当事者に危機感が見られない場合、かなり強く制限をかけてしまう方が安全である可能性はかなり高いといえます。
どうか、水にまつわる事故が減りますように。
みほし ゆうせい
発達持ちを水の近くに置いて目を離すのは、非常に危険です。発達持ち、なにやるかわかりません。健常者の想像を超えてきます。服を着たままじゃぶじゃぶ水の中に入って行ったり、真冬でも水遊びを試みたり。危ないってこともやってのけます。絶対に目を離さないでください。事故が起きるときは一瞬です。
評価などいただけると嬉しいです。
楽しく水遊びを満喫するためにも、事前準備は重要! 声掛けや目配りなど十分に行い、できれば複数人の養育者と協力して監視の目を絶やさず、水辺のレジャーを楽しみましょう。




