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俺はアジトへ戻り、宴会が始まるまで待った。

「おう!今日もご苦労!お前ら!飲め飲め!」


「「へい!親分!」」

子分達はジョッキを掲げ上げて叫んだ。


俺は親分の元に歩み寄った。

「親分……話いいかな?」

「おう!なんだバッドボーイ!」

「名前なんて言ったかな?下っ端が1人減ってないか?」

「ん?……」

親分は子分達を見回し、近くの下っ端に怒鳴った。


「む……おい!ラーコの野郎は何処に行った!」

「へ!へい!……そういや食事の支度をしている時から見てませ……ギャ!」

「バカヤロウ!テメェ何で報告しねぇ!」

俺は親分の肩を叩いた。


「親分、後にしやしょう……ただ脱走しただけなら可愛いが、衛兵に情報漏らされると厄介だ……早めに探さないと、ここに兵隊が来るかもしれない……俺が数人部下を連れて辺りを確認するから、親分は最悪アジトの移転も検討してくれないか?」

「む?…確かにな……おし!お前は周辺を見回れ……3時間程で必ず戻れ、いいな?」

「おうよ!」


俺はレベルが団員の中でも高めの奴を12人選んだ。

「へい!」


親分はデカイ肉を皿に盛り付け、立ち上がり、親分専用のログハウスへ向かった。

「よし!オメェラは続けろ!俺は英気を養ってくるからな!バッドボーイも頼んだぞ?」

「へい!」

下っ端達の声は、少し不満に満ちていた。


親分は自分好みの女をあのログハウスに囲っている、その癖、下っ端が女を連れ去ろうとするとそれを許さない……


まぁ頻繁に連れ去ろうとするこいつらも大概だがな……

「よし!行くぞ!」

「へい!」


俺達は走ってダンジョンへと向かった。

しばらくすると下っ端達は不審に感じ始めたようだ。

「バッドボーイさん、追うんじゃないんですかい?」

「そうですよ、追跡するなら草木の跡を……」

「あーあ、何で俺達が選ばれたんだ!」

「なんだと?全員止まれ!」

俺は止まり、下っ端達の方を向いた。

「す、すいやせん!」

「勘弁してくだせぇ!」


下っ端達は俺が怒ったと思って焦っている。


「いや、お前達が不審に感じるのは分かる……俺だって本気で探すならそうするさ」

「へ?」

「ラーコの野郎はお楽しみ中なんだよ……」

「え!?どういう事です!?」

「俺はお前等の事、気に掛けてたんだぜ?親分はあんなだからよぉ……お前等、色々溜まってるだろ?」

「ヒヒヒ……へい!」

「だから普段しないのに女を拉致ったんだぜ?でも全員の相手はさせられねぇ、壊れちまうからな」

「ヒヒヒ……そういう事でしたか!」

「そうだ、だからよお前等は楽しみな!親分には俺が説明してやるからよ」

「へい!」

俺達はダンジョンについた。



「よし!2人こい!他は悪いが順番待ちだ!」

「ひょー!ありがてぇー」

俺は2人を連れてダンジョンに入る。

「この通路の奥の広間で待たせてる、次も居るんだ優しくしてやれよ?」

「……ヒヒヒ!」


「ギョ!」

彼等が広間を向いた瞬間、俺は1人の首を斬り落とした。

「バッドボーイさん……んー!」

振り向くもう1人の口を手で塞ぐ。

「静かに死んでくれ」

俺はそいつの腹をザックリとさす。


「45→58か……ふふふ、こりゃあ良いな……」

暫く待ってから俺はダンジョンから出る。


「おう!お前等!次は3人来いよ!」

「へい!でもさっきの2人は?」

「ハッスルし過ぎて寝ちまってるよ」

「ヒヒヒ!」

下っ端達の顔は欲にまみれていた。


「早く来い!」

「へい!」

俺はダンジョンを暫く進み、剣を左右に振り、3人を始末する。

俺の剣速は格段に上がり、3人は悲鳴をあげることすら出来なかった。

「68か……」

あと2人やれば70は行くだろう……チョロい奴等だが、あんまり悠長は出来ないな、そのうち不審に思う奴も出てくるだろう……


俺は同様に追加で2人殺した。

自体は既にゴブリン達が片付けた。


「やべーな、親分には3時間と言われている……仕方ない、まとめて来い!」

他の5人はまとめて広場へ連れて行く。


俺はもうlv72だ!成長している……だが、流石に親分達を纏めて相手にしたら分が悪い……ゴブリン達にも働いてもらわなくては……


俺は広場に着くなり5人に襲いかかった。

もう、20程度では相手にはならない。

「バッドボーイさん!」

「ギャァ!」


俺は5人の脚を斬りつけ、倒れた奴らの腕をその辺の岩で叩き潰した。


「よし!ゴブリンども!お前等の出番だ!」

「ゴフッ!」

「ひぃ!来るな!来ないでくれぇ!」


ゴブリン達は下っ端を寄って集って叩き殺していた。

ゴブリン達は多少ばらつきはあるが、平均25前後になっている……これなら余裕だ……


「おし!行くぞ!」

「ゴフッ!」

俺は成長したゴブリン達を引き連れてアジトへ向かう。

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