9話:のぼりの記憶
あの夜のことを、僕は忘れたことがない。
忘れることができない、と言ったほうが正確だろう。
記憶は消せない。
妙子の記憶ではなく、僕だけの記憶だ。
妙子はあの夜のことを覚えていない。
覚えていないのではなく、僕が引き受けたのだ。
彼女が壊れないように、あの夜のすべてを僕が背負った。
だから、これは僕だけの物語だ。
放課後、教室で奏と作業をしているとき、窓の外で雲が厚くなっていくのが見えた。
六月の空。
湿った風が吹き込み、プリントの端がわずかに揺れる。
梅雨入りが近い。
天気予報は明日から雨が続くと伝えていた。
空気が水を含んでいく。
その重さが、僕の中の記憶を呼び覚ます。
雨の匂い。
その匂いは、あの夜に直結している。
◇◆◇
三年前の九月。
妙子は中学二年生だった。
台風が接近していた。
朝から休校になり、妙子は家にいた。
母親の真由子は出勤していた。
台風だろうが何だろうが、彼女のスケジュールは変わらない。広告代理店の営業部で数字を追い続ける真由子にとって、休むという選択肢は存在しなかった。
真由子が妙子のために仕事を休むことは、一度もなかった。
家には妙子と、福生楓都の二人きりだった。
楓都はリビングのソファに転がっていた。
テレビをつけて、缶ビールを開けていた。
朝の九時から。
空き缶が足元に三つ並んでいる。
四つ目を開ける音が、台風の風切り音に混じって聞こえた。
妙子は自分の部屋にいた。
六畳間。
ベッドと勉強机と、小さな本棚。
本棚には図書館から借りた本が並んでいる。
動物行動学の入門書。
心理学のエッセイ。
妙子はベッドの上で膝を抱え、本のページを追っていた。
文字を読んでいるというより、文字の壁に隠れているという方が近い。
楓都が酔っている日は、なるべく気配を消す。
足音を立てない。
水を飲みに台所に行くのも控える。
トイレにすら行かない。
息を潜めて、嵐が過ぎ去るのを待つ。
嵐は二つある。
外の台風と、リビングの楓都。
どちらが先に静まるかは、賭けのようなものだった。
夜九時を過ぎた頃、台風の目に入ったのか、一時的に風が弱まった。
代わりに雨が激しくなった。
窓ガラスに雨粒が叩きつけ、水の膜ができて外の景色が歪む。
その静かさの中に、足音があった。
廊下を歩く音。
重い。
不規則。
酔った人間の足取り。
妙子の部屋の前で、足音が止まった。
ドアノブが回った。
妙子は鍵をかけていなかった。
この部屋には鍵がない。
以前、楓都が「鍵をつけるな」と言ったからだ。
「俺の家で勝手に閉じこもるんじゃねえ」と。
ドアが開いた。
楓都が立っていた。
異様だった。
いつもの楓都とは違った。
酔っている。
それはいつものことだ。
だが、目が違う。
いつもの濁った苛立ちではなく、もっと奥にあるもの。
飢えた動物の目。
獲物を見つけた目。
「なぁ」
楓都の声は低く、甘ったるかった。
暴力の前に見せる穏やかさ。
妙子はそのパターンを知っている。
穏やかな声の後に、痛みが来る。
いつもそうだった。
「お前、最近綺麗になったな」
その言葉の意味を、十三歳の妙子は正確には理解できなかった。
だが、体が理解した。
本能が。
全身の毛が逆立ち、胃が収縮し、喉の奥が締まった。
逃げなければ。
そう思った瞬間、体が動かなくなった。
楓都がベッドに近づいてきた。
膝をつき、妙子の顔に手を伸ばす。
酒の匂い。
タバコの匂い。
指先に残ったヤニの黄色い染み。
その指が頬に触れた。
妙子の意識が凍った。
ここから先は、僕が引き受けた。
◇◆◇
僕が生まれたのは、もっと前のことだ。
妙子が七歳のとき、楓都に初めて殴られた夜。
その痛みに耐えられなかった幼い心が、「痛みを感じないもう一人の自分」を作り出した。
それが僕だ。
最初は意識もなかった。
ただ、妙子が暴力を受ける瞬間に現れ、痛みを引き受け、妙子の意識を遠くに追いやる。
それだけの装置。
盾。
人間ですらなかった。
だが、年月が経つにつれて、僕は変わった。
妙子の内側で、僕は世界を見続けた。
妙子の目を通して。
彼女が見る景色を、彼女が感じる痛みを、彼女が読む本の言葉を、すべて僕も受け取った。
やがて僕は考え始めた。
感じ始めた。
怒りを覚え、悲しみを知り、「守りたい」という意志を持った。
盾は人間になった。
あの夜、楓都の指が妙子の頬に触れた瞬間、僕は妙子から主導権を奪った。
切り替えは一瞬だった。
妙子の意識が後方に沈み、僕が前面に出る。
凍りついていた体が動き出す。
妙子とは違う意志が、筋肉に信号を送る。
楓都の手を払った。
ベッドから飛び降りた。
部屋を出た。
「おい!」
背後で楓都の怒鳴り声。
驚きと怒りが混じっている。
抵抗されるとは思っていなかったのだ。
妙子は今まで一度も抵抗したことがない。
殴られても、焼かれても、ただ耐えるだけだった。
だが、今動いているのは妙子ではない。
僕だ。
玄関のドアを開けた。
靴を履く余裕はない。
裸足のまま外に飛び出した。
嵐が僕を叩いた。
横殴りの雨。
風が体を揺らす。
裸足の足下に冷たい水が流れている。
道路が冠水し始めていた。
アスファルトの上に数センチの水が溜まり、街灯の光を反射して揺れている。
走った。
どこへ向かうかは考えていなかった。
ただ、楓都から離れること。
それだけが僕の全てだった。
妙子の体は小さい。
十三歳の少女の足では速く走れない。
靴もない。
水に浸かった道路を裸足で踏むたびに、冷たさが足裏を刺す。
背後から叫び声が聞こえた。
「おい、タコ! 家で大人しくしてろって言ったよな?」
楓都が追いかけてきた。
酔っていても、大人の男の歩幅は長い。
距離が縮まっていく。
「てめえ、止まれ! ふらふら出歩きやがって!」
怒声が雨に打ち消され、それでも断片的に耳に届く。
振り返る余裕はない。
前を向いて走るしかない。
住宅街を抜け、用水路沿いの道に出た。
普段は穏やかに流れている用水路が、嵐のせいで暴れていた。
茶色い濁流が轟音を立てて流れている。
水面から飛沫が上がり、コンクリートの護岸壁を越えそうなほどに水嵩が増している。
用水路の上に橋がある。
幅二メートルほどの歩道橋。
鉄製の欄干が風に震えていた。
橋に差しかかったとき、前方にヘッドライトが見えた。
自転車だ。
嵐の中を走ってくる。
レインコートを着た少年が、必死にペダルを漕いでいる。
風に煽られてハンドルがふらつきながらも、橋に向かってまっすぐ突っ込んでくる。
同時に、背後から楓都が追いついた。
「待て!」
楓都の手が僕の――妙子の肩を掴みかけた。
僕は身を捩って腕を振り払った。
楓都がバランスを崩す。
濡れたアスファルトの上で足が滑る。
体が前に泳ぐ。
そこへ、自転車が突っ込んできた。
衝突音。
金属が歪む音。
人間の体がぶつかる鈍い音。
自転車の少年と楓都が、橋の上で正面からぶつかった。
少年が吹き飛んだ。
自転車ごと欄干にぶつかり、鉄の柵を乗り越えて用水路の縁に落ちた。
楓都も弾かれた。
体が回転し、欄干に背中から叩きつけられ――そのまま、欄干の隙間から用水路に落ちた。
落下。
激しい水音。
僕は橋の上に立ち尽くしていた。
嵐が吹き荒れている。
雨が顔を叩く。
目を開けているのがやっとだ。
欄干の縁に駆け寄り、下を覗いた。
濁流。
茶色い水が渦を巻いている。
コンクリートの護岸壁は垂直で、水面から二メートルほどの高さがある。
楓都の姿は見えなかった。
暗い水の中に呑まれている。
泡だけが、ぶくぶくと浮かんでは消えた。
少年がいた。
用水路の壁面、水面より少し上の位置。
コンクリートの継ぎ目に生えた雑草にしがみついている。
片手で草を掴み、もう片方の手は壁に爪を立てている。
足元には濁流が迫っている。
水が少年の足首を洗い、引きずり込もうとしている。
少年の顔が仰向いた。
雨に打たれた顔。
暗い中で、街灯の反射が少年の目を一瞬だけ照らした。
黒い瞳。
恐怖に見開かれている。
だが、叫んではいない。
歯を食いしばり、必死に草を握りしめている。
生き延びようとしている。
僕は体を起こした。
周囲を見回す。
橋の袂に何かがある。
商店街の宣伝用ののぼり旗。
金属製のポールに布が巻きついている。
嵐の風で倒れ、アスファルトの上に横たわっていた。
のぼりのポールを掴んだ。
引き抜く。
長さは二メートルほど。
軽い。
妙子の腕でも持てる。
欄干の外側に身を乗り出し、ポールを下に差し伸べた。
「掴んで!」
声が出た。
妙子の声。
だが中身は僕だ。
嵐の騒音に負けないように、腹の底から叫んだ。
少年が目を上げた。
のぼりのポールが、水面のすぐ上で揺れているのが見える。
少年は片手を草から離し、ポールに手を伸ばした。
指先がかすめる。
一度、二度。
三度目で、少年の手がポールを掴んだ。
「離さないで!」
僕は全身に力を込めた。
妙子の体重は四十キロ少しだ。
少年を引き上げるだけの力はない。
だが、支えることはできる。
少年が壁を登る手がかりにできるだけの、支えを。
少年はポールをつかみながら、壁面の雑草や継ぎ目に足をかけ、少しずつ登り始めた。
泥水が体に叩きつけ、風が体を揺らす。
それでも登った。
腕の筋肉が震えている。
手が白くなるほどポールを握っている。
僕も欄干にしがみついたまま、ポールを手放さなかった。
手のひらが金属の縁で削れている。
痛みがある。
だが、それは妙子の痛みではない。
僕が引き受ける痛みだ。
少年が欄干の縁に手をかけた。
もう一歩。
僕は少年の腕を掴み、引っ張った。
少年の体が欄干を越え、橋の上に崩れ落ちた。
二人とも仰向けに倒れた。
雨が顔に降り注ぐ。
嵐の空が黒く回転している。
少年の息が荒い。
全身ずぶ濡れで、泥にまみれている。
指先から血が出ている。
壁面を登る間に爪が剥がれたのだろう。
僕も息が切れていた。
妙子の体力は限界だった。
心臓が胸を突き破りそうなほど激しく打っている。
少年と目が合った。
雨に濡れた黒い瞳。
恐怖の残滓が浮かんでいるが、その奥に、何かを見ようとする光があった。
目の前の人間を理解しようとする光。
少年の唇が動いた。
何かを言おうとしている。
だが声は出なかった。
嵐の音に遮られたのか、喉が詰まったのか。
僕は起き上がった。
用水路を見下ろした。
楓都の姿は、もうどこにもなかった。
濁流が全てを呑み込んでいた。
助けなかった。
助けることもできなかった。
突き落とすこともできなかった。
ただ見ていた。
楓都が水に呑まれていくのを。
あの男が叫ぶ声も、手を伸ばす腕も、何もなかった。
ただ、消えた。
僕は少年に背を向けた。
立ち去らなければならない。
ここにいれば、警察が来る。
事情を聞かれる。
妙子の名前が記録される。
楓都との関係が調べられる。
虐待が明るみに出れば、妙子の生活が崩壊する。
母親の真由子は仕事の世界でしか生きられない人間だ。
家庭の問題が会社に波及することを、何より恐れるだろう。
妙子は施設に入れられるかもしれない。
それは、今この瞬間には耐えられない。
妙子を守るために、僕はここから身を引かなければならない。
少年の方を一度だけ振り返った。
彼はまだ橋の上に座り込んでいた。
こちらを見ている。
雨に濡れた黒い瞳が、僕を見ていた。
その目に何かを伝えたかった。
「大丈夫か」と聞きたかった。
「もう安全だ」と言いたかった。
だが、声は出さなかった。
出してはいけなかった。
僕は妙子の体を走らせた。
嵐の中、来た道を戻る。
裸足の足が冷たい水を蹴る。
背後で少年が何かを叫んだ気がしたが、嵐の音に消えた。
◇◆◇
家に戻った。
楓都はいなかった。
当然だ。
もう二度と戻ってこない。
濡れた服を脱ぎ、シャワーを浴びた。
体の泥と血を洗い流した。
手のひらの擦り傷を水で清め、救急箱からガーゼを取り出して巻いた。
妙子の体をベッドに横たえた。
彼女の意識はまだ深いところに沈んでいる。
あの夜の記憶は、僕が全て引き受けた。
妙子が目を覚ましたとき、彼女はこう思うだろう。
「台風が怖くて、ベッドの中でずっと震えていた」と。
それでいい。
翌朝、台風は過ぎ去っていた。
青空が広がり、木々の葉が濡れたまま光を反射していた。
道路にはまだ水たまりが残り、折れた枝やゴミが散乱していた。
母親の真由子が帰ってきた。
楓都がいないことに気づいた。
だが、捜索願は出さなかった。
毎日のように遊ぶ金をせびる男に辟易していたのだ。部屋に残された僅かな荷物が捨てられ、楓都の痕跡は消えた。
数週間後、下流の堰で身元不明の遺体が見つかったと、地元のニュースが短く伝えた。
真由子がそのニュースを楓都と結びつけることはなかった。
妙子にとって、楓都は「ある嵐の晩にふらりと姿を消した人」でしかなかった。
あの夜の記憶がないから。
殴られた日々の記憶はあるが、最後の夜だけがぽっかりと抜けている。
その空白を、彼女は「台風の夜に怖くて記憶が飛んだ」と解釈した。
僕だけが知っている。
あの夜の全てを。
◇◆◇
あれから三年が経った。
僕はあの夜を何千回と反芻してきた。
天井の染みを数えるような夜に、記憶の底から引きずり出して、何度も再生した。
楓都を助けなかったこと。
助けることも、突き落とすこともできなかったこと。
ただ見ていたこと。
あの男は死んだ。
溺れて死んだ。
僕は何もしなかった。
楓都が用水路に落ちた瞬間、僕は欄干から手を伸ばすことができた。
叫ぶことができた。
だが、しなかった。
少年を助けた。
のぼりを差し伸べた。
全力で。
楓都には、何もしなかった。
それは選択だったのか。
少年を助けることを選び、楓都を見殺しにすることを選んだのか。
あるいは、単に余裕がなかったのか。
両方を助ける力がなかっただけなのか。
答えは出ない。
三年経っても出ない。
だが、ひとつだけ確かなことがある。
あの夜、僕は|のぼりを一本だけ差し伸べた《・・・・・・・・・・・・・》。
差し伸べる先を、僕は選んだのだ。
◇◆◇
記憶の淵から浮上する。
教室。
放課後。
窓の外は曇り空。
梅雨入りの予報。
奏が隣の席でプリントを整理している。
体育祭の最終確認。
あと二日で本番だ。
奏の横顔を見る。
短く刈り込んだ黒髪。
鋭い目。
姿勢の良い背中。
左手の親指を、時折無意識に押さえる癖。
「……なあ、豊島」
奏が振り向かずに言った。
「ん?」
「俺さ、昔、嵐の夜に人を助けられなかったことがあって」
心臓が跳ねた。
「……助けられなかった?」
「ああ。橋の上で誰かとぶつかって、その人が川に落ちたんだ。俺も落ちかけた。そのとき、誰かが俺を助けてくれた。棒みたいなのを差し出してくれた」
奏の声は淡々としていた。
だが、言葉の裏に三年分の重さが沈んでいた。
「でも、川に落ちた人は助からなかった。何週間かして、下流の堰で人が見つかったって、地元のニュースでやってた。名前は出なかったけど、あの夜の人だと思う。俺は助かったのに、その人は死んだ。……俺がぶつからなければ、死ななかったかもしれない」
奏の左手が、親指をぎゅっと握り込んだ。
「助けてくれた人の顔も、よく見えなかった。暗かったし、雨もひどかった。ただ――声だけ覚えてる。女の子の声だった。『掴んで』って言った。あの声だけが、ずっと頭に残ってる」
僕は息を止めた。
声。
あの夜、僕が叫んだ声。
妙子の声帯で出した、僕の叫び。
「それがずっと引っかかってるんだ。あの女の子が誰だったのか。今どこにいるのか。無事だったのか。……俺は、お礼を言いたかった。でも同時に、川に落ちた人のことも忘れられない。俺がぶつかったから死んだのかもしれないのに、俺だけ助かって」
奏が初めてこちらを向いた。
「だから俺は正しくあろうとしてきた。間違わない人間になろうとしてきた。それは正義感なんかじゃなくて、ただの――罪滅ぼしだと思う」
その目を、僕は見つめた。
雨に濡れたような黒い瞳。
あの夜と同じ。
橋の上で仰向けに倒れた少年が、嵐の中から僕を見上げた、あの瞳と同じ。
三年の時間が経っている。
少年は成長し、背が伸び、声が低くなり、顔の輪郭が鋭くなった。
だが、瞳だけは変わらない。
確信した。
あの夜の少年は、奏だ。
「……そうか。辛かったな」
僕は、それだけを言った。
本当は言いたかった。
「あの夜の女の子は僕だ」と。
「お前を助けたのは僕だ」と。
「川に落ちた男は、妙子を虐待していた男だ。
お前のせいじゃない」と。
だが、言えない。
言えば、妙子の秘密が露見する。
別人格の存在が露見する。
あの夜の真相が表に出る。
だから僕は黙った。
奏が三年間背負ってきた罪悪感を、そのままにした。
これもまた、僕の罪だ。
「ごめん、変な話して」
奏がぎこちなく頭を掻いた。
「いや」
僕は首を振った。
「聞けてよかった。……ありがとう、話してくれて」
その言葉に、どれだけの意味を込めたか。
奏にはわからないだろう。
わかる必要もない。
奏は小さく頷いて、プリントに視線を戻した。
赤ペンが紙の上を走る音が、静かな教室に響く。
僕は奏の横顔を見つめ続けた。
あの夜、のぼりを差し伸べた少年。
三年後、妙子の隣にいる男。
偶然か。
運命か。
どちらでもいい。
大切なのは、あの夜の少年が生きていること。
そして今、ここにいること。
お前が背負っている罪は、お前の罪ではない。
いつか、それを伝えられる日が来るだろうか。
窓の外で、最初の雨粒が落ちた。
梅雨が始まった。




