チマツリーーーRay of hopeーーー
アケミの家にはすぐについた。
チャイムをならす
「はーい」
アケミのお母さんの声だ。
「わたし、アケミちゃんと同じ学校のヒカリなんですけど…」
「ごめんなさい、いまは、あのこの事でいっぱいで…」
「私たち、アケミちゃんを見つけたんです!」
「え?」
「アケミにあったこと、すべてお話しします。だから…」
「はいって」
あがらせてもらった。
リビングにいくとお茶を出された。
「アケミは…どこにいたんですか?」
私たちはアケミについてすべて話した。
影山先生とのこと、アヤミのこと
「そんなことが…」
アケミのお母さんはちょっと間をおいて
「あの子、高校はいって少ししてからずっとおかしくて」
「おかしい?」
輝間くんが聞き返した。
リビングの床の上にはアルバムらしきものが置かれていた。
輝間くんがアケミのお母さんのはなしを聞いてるので私はアルバムを見ることにした。
そこには、私のしってるアケミからは想像できない光景が広がっていた。
「お母さん、これ、アケミですか?」
「はい、あの子です」
私は輝間くんとキラリにこの写真のおかしいところを説明した。
「なるほど…」
輝間くんが考え事をはじめた。
10分後。
私とキラリは輝間くんから全てを聞いた。
「これなら、アヤミを倒せる!」
輝間くんは叫んだ。
必要なものは全てキラリに準備を任せた。
私たちはキラリの用意したヘリコプターで学校へ向かう。大量のあるものをのせて。
校舎は赤く染まっていた。
「アヤミ!」
私はアヤミの注意をこちらへ向ける。
「なに、また、邪魔しに来たの?殺す」
ナイフが飛んできた。
ヘリコプターはそれを避けたと同時に私たちはあるものを少しアヤミに向かっておとした。
「ソレハ…」
アヤミの口調が変わる。
輝間くんの考えは当たった。
「オマエラ…コロス…キエロ!」
アヤミから闇が出てきた。
闇はヘリコプターへ向かってくる。
ヘリコプターは逃げるが闇は追いかけてくる。
「お嬢様!これが限界です!」
「なに、ぐずぐずしてんのよ!」
が、気づくと闇はきえていた。
「ヒカリ…」
アヤミはそう呟いている。
「アヤミはどこだ!」
輝間くんがいう。
「え?そこにいるじゃん?」
私はいう。
「ヒカリ、頭おかしくなったの?」
キラリがいう。
いや、確実に私にはアヤミが見えてる。
「お前、明島の能力じゃないか?」
「じゃ、つまり、アヤミは重世界にいるってことね!ヒカリ!連れてって!」
「え?そ、そんなのわかんないよ!」
今の状況が理解できない。
なんで?明島くん?
しかし、私はもう、迷いはない。
想いが強ければなんでもできる。
だから、私は重世界から、こっちへと帰ってこれた。
だから、今度は重世界に行きたいと願うだけだった。
気がつくと目の前はモノクロの世界だった。
重世界だ。
「アヤミだ!」
輝間くんたちも一緒にこれたみたいだった。
私たちはアヤミにむかって、れいのあれを落とす。
アヤミはそれに埋もれた。
「やったか」
輝間くんが呟く。
「フフフフフ」
声はアヤミの声ではなく恐ろしい声だった。
埋もれていたところからとんできた。
「ワタシノショウタイニキヅイタノカ」
「あぁ、おまえは、禍神だろ?」
「イカニモ」
「20年前のことを調べて資料館にいたときに見つけたのよ。禍神の記述を。ーー1000年前に世界を終わらせようとした神。神社の神主が封印をしたが。完全ではない。倒すには奇術をもったものが冥界へ連れていく必要があるーーそう、書いてあったわ。」
「ナラバコンナモノムダトワカッテルハズダ」
「封印が解けてお前はアケミについたんだろ?それから、アケミは福神漬けを食べなくなった。それがお前の弱点だ!」
輝間くんが決めた。
「バカ!ワタシハアノナマエガキライダカラタベナインダ。ワタシヲタオスニハホンニカカレテイタトオリキジュツシャガメイカイニツレテクヒツヨウガアル」
「くっ…奇術者ってだれだよ!」
「ソコニイルデハナイカ」
「わたし?」
私は驚いた。
「オマエコソノロワレタイチゾクノマツエイカシンセキダロ」
「ちがうわよ!私は…ただの女子高生よ!」
「ナラバ、サキホドノヒカリ、オマエガダシタモノダロ?」
なにも言い返せなかった。
「サァ、ワタシヲタオスカ、セカイヲオワリニスルカドチラニスル?」
冥界に連れてく?どうやって?
私は悩んだ。
「シネ」
やみがとんできた。
私は光を放つ。
闇ははらわれた。
「クッ」
「私やってみるよ。冥界にあいつをつれてくよ」
「ヒカリ…」
「輝間くん、幼いときからずっとありがとうね」
そう言って私はヘリコプターから飛び降りた。
アヤミにむかって。
強い想いは必ず叶う。
全てを終わらせたい。
「ヒカリ!!!!」
私はアヤミの上に降りた。
そして、まぶしい光を放った。
「ヒカリ…」
輝間くんとキラリたちは、重世界から出られたようだ。




