チマツリ ーー虐殺(ジェノサイド)ーー
「黒田先生もそれで死んだのか」
輝間くんが聞く
「それは違うわ。あいつは元々私の担任だったわ。でも私が死んだことを揉み消したの。最初は柳澤くんのかわりにと思ってたけど彼は私がやったことをまた揉み消したの。女子トイレ、チラシ他にもたくさんやったのに。全部、なかったことにするの。うざいから殺した」
アケミの形をしたアヤミが言う。
「あれは、あなたの訴えだったのよね」
アンナ先生がいう。
「あら、覚えてるの?」
アヤミが聞き返す
「えぇ。いまは申し訳ない気持ちでいっぱいで」
「なら、しんで。」
どこからとなくナイフが飛んできた。
数えきれないほどのナイフは白衣を赤く染めた。
「私は呪われた一族の本家の人間よ。だから影山たちの能力とは格が違うわ。なんでもできるの」
すると、兵隊がどこからとなく現れた。
「私には霊を現実のものとする力があるわ」
兵隊は鉄砲を構えた。
「ヒカリ、キラリ、逃げるぞ!」
輝間くんは私たちの腕を引っ張る。
私たちはお化け屋敷からでた。
お化け屋敷から、発砲された音が聞こえる。
校庭のほうをみるとアヤミが浮いていた。
「さぁ、文化祭はこれからが本番よ。血祭りのはじまりよ!」
アヤミはナイフを現実化し、校庭の人間を皆殺しにした。
校庭は血だらけになった。
アヤミは校庭の人にナイフを刺しつづける。
「いかれてやがる」
輝間くんがいう。
私たちはいつもの、旧パソコン室にいた。
「ここも、いつ、兵隊が来るかわからないから危ないわ」
キラリがいう。
校舎内の人は兵隊によって殺されている。
「学校から出よう。ここは危ないわ」
私は提案した。
「ここを出て、どこにいくんだよ」
輝間くんがいう。
「アケミの家にいかない?アケミのお母さんお父さんも心配してると思うんだ」
「そうね、それがいいわ」
「そう、決まったならはやくいこう。ここから、一番近い出口は…」
そして、私たちは一番近い出口へと向かった。
しかし、そこには兵隊がいた。
「どーするのよ」
キラリは輝間くんに言う。
「くっ」
輝間くんはなにも言えない。
「仕方ないわね、ちょっと待ってて」
キラリは携帯を取り出した。
「うん、そうそう、そーなのよ、じゃ、よろしくね!」
キラリは携帯をしまった。
「何をしたんだよ?」
輝間くんが訪ねる。
「すぐにわかるわ」
すると、出口の向こう側からなにかがやって来た。
それは兵隊をいなかったかのようにしていた。
車だ。リムジンだ。
「のって!私たちが用意した車よ!」
「キラリ、なにしたんだよ…」
「言ったでしょ。私は探偵なの。なんでもできるのよ」
そう言って私たちは車に乗った。
「じい、アケミの家まで」
「かしこまりました、お嬢様。輝間様とヒカリ様もごゆっくり」
執事のようなそのおじいさんはとてもにっこりと優しそうにしていた。




