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気軽に復習を~不死身男の成長記  作者: 鳥屋
序章 果てしない闇
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第4話「決意」

薄暗い洞窟の中、2人の人間が会話をしていた

「神食が逃げただと」

「えぇ。」

広い洞窟の中その声はかき消されていた

「あいつをもう一度捕まえに行く」


 

 

「早速だが人類は腐っている。転生者や魔人をよそ者として扱っている、まるで自分たちが世界の王かのように。私はそれが気に食わない」

彼女が話を始めると明らかに不機嫌になったのを感じ取った。彼女の言葉にいくつかの疑問を持った。そもそも、転生者って普通のことなのか?それと人類が何で僕を捕らえていたのかも


「失礼、はじめまして。ルミの父親、英二だ。これからよろしくね」

彼女の話を聞いていた時後ろから声がして振り返ると、長身の貫禄があるダンディーな方が居た。うーん筋肉質。てか、ルミ?最初は誰のことだか分からなかったがしばらくして分かった。ああ、この少女の名前か


「もう、静かにしてよ」

ルミが声色を5歳児ぐらいの元気ある声に変えた。

こいつ、親の前では猫かぶってんな、まあ子供はそういうものだ友達に見せられる面も親に見せるとなると恥ずかしくなる。不思議なものだな


「ちょっといいかな、ルミ席を外してくれ」

英二がそう言うとルミがすぐに部屋から出ていった。


「じゃあ混乱しているだろうから説明するね」

彼の言葉に僕はものすごく感激した。英二さん!助かります。この世界に来てからろくな説明もなかったから本当に助かる。

英二さんによるとこの世界では転生者は珍しくなく、人類はなにかの目的のため転生者を拘束そして薬を適量定期的に打ち、食料として無限に再生させ、魔人は体をいじられ死に至ることもよくあるそうだ。

転生者に使われる薬には、一次的に不老不死を与えられる効果がある。そしてある時、普通なら身体が耐えられずに破裂するほどの薬を投与され生き残り不老不死となった転生者がいた。それが僕らしい

一生不老不死……まあ危険なことしても心配する必要はないってことだからいいのか?いや、僕は一瞬で考えを改めた、正直言って知り合いが皆消え孤独に耐えられず精神崩壊する可能性だって十分にある。やっぱりやだ!


「その薬って、一度打たれたら不老不死からは戻れないってことか?」

投げかけられた質問に英二さんは首を横に振り説明をしてくれた


「この国の国王が所持している。通常薬の効果は1年で切れるからね使うわけないんだけど一応、神食が増えて来た時古いのから薬を打って効果を切ってから殺してくんだ。そして君は摂取量が通常より多かった、本当なら耐えきれずに爆散するでも君は耐えた、君は薬に適応した。でも、薬を使えばもとに戻れるよ」


冷静になり考えているとやっぱり信じがたい。薬……不老不死にわかには信じられないことだ。でも、あのとき体の傷がなおっていたのはそういうことなのか

色々と考え事をしていると英二がまた話し始めた


「ルミは君と同じ経験をしてね、外に遊びに行かせたときにね…もちろんもう不老不死の効果は切れたが………私は、ルミが笑って暮らせるようにしたいんだ」

やはりルミも同じような経験をしていたのか…いい父親だ、僕は適当に生きていきたい。でも、流石に、一生生きる不滅の存在、というものにはそこまで魅力を感じない。


「俺、薬GETしたら使ってもいいの」

「ああ、当然だ」

英二さんの言葉に僕は、手伝うことを決意した

正直面倒くさいが恩人だし僕もさすがに不老不死は嫌だしね


「なるべく頑張ってみるよ」


「よろしくね。どうか、ルミとも仲良くしてやってくれ」

差し出した手に英二さんは力強く手を重ね力強い握手をかわした。それにしても、あいつと仲良く……お父さんそれは無茶振りですよ!


まあこんな感じで色々あって僕は人類を倒しこの世界を作り直す計画を立てている組織に加入することになった。前世では人類側だったから少し複雑な気分だけど

 

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