↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
虹の戦記  作者: 綾野祐介
PR
372/416

第12章 東の国の陰謀 東からの使者⑥

 ルークを迎えに来た魔道士は、余計な者(ロック)を連れて行っていいものか、悩んではいたが二人を相手に制圧できるとも自信を寡占してはいなかった。


 ただルーク一人なら、とは思っている風だった。そのあたりで自分の中で折り合いをつけたのだろう。二人だったので仕方ない、と。


 魔道士は姿を消したままだったが、その気配を態と判るように先導していたので迷う事は無かった。


 ただ目的地はすぐに判った。ザグレブの中心街から少し北東に向かった高台に聳える黄馬城だ。


「侯爵ということではないんでしょうね」


「まあ、侯爵なら普通に招くだけだろうな。一度来ていることだし」


「ということは、まあ予想通りですね」


「今、城に滞在しているのか?」


「それはそうでしょう。一応他国の使節団ですから」


(なんだ、結局お前たちも来たのか)


 先行して探りを入れてていたジェイだ。同行している魔道士には気づかれない様にちゃんと気を付けている。


(さすがは元ステファニー=メイスンの使い魔)


(それは褒めておるのか?下ではなく、今でもだがな)


(それで何か判った?)


(ズィーイ皇国の使者の名はリン=ソウシュク。ただの外交官のようだな)


(そうなの?もう少し偉い人が来ているのかと思ったんだけど)


(いや、ただ功績をあげて国に戻れば皇国内のどこかの国の王になるらしい)


(王?そうか、シャロン公国で言う州の太守みたいなものだね。王という事はその国が全て領地と言うことになるかも知れないね。とすると太守よりも格は上かな)


(そのあたりのことは儂にはよく判らんな)


(いいよ、ありがとう。引き続き探ってくれる?その外交官の人となりとか)


(承知した。ではまた後で)


 ロックも話の内容は聞いている。まあ口を挟むつもりもなかったが。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。