第二部 鉄壁の守り
前作を読んでくださった皆様、ありがとうございます。
今回は、主人公・タケルが初めて直面する「挫折」を描きます。
圧倒的な実力差を見せつけるミツキ。そして、読者の皆様の予想を裏切る「三重の仕掛け」。
ラストのオチまで、一気にお楽しみください。
執筆中に思わず筆が止まるほど、自分でも納得の「衝撃の結末」になりました。
タケルが掃除の時間、モップを持ったミツキに「奥義ーー『次元を裂く右腕』」を繰り出す!!
【解説:ただの「超高速めくり」である。部活で鍛えた(?)その指先は、光速を超えた(気がした)。】
バサッ!!
見事な早技でスカートを跳ね上げたタケルの目に飛び込んできたのは......!「何!体育の半ズボンだと!」
そこにあったのは色彩ではなく、無骨な紺色の半ズボン。
タケルは「くそおツ!!我が魔眼の計算に半ズボンの変数はなかったツ!!」と、弱音をはく
「ならば、そのりの殻を剥ぎ取るまで!!」 神速の指先で半ズボンを強引に引き下ろす!!
.....しかしッ!!
「...な、な.....!?黒タイツ.....だと.....く…」
半ズボンの下から現れたのは、光さえも吸収する漆黒の黒タイツ。
「.....3枚目(スカート、ズボン、タイツ)。.....
記録完了だ...」
タケルがタイツさえも剥ぎ取るうと、さらに指先を伸ばしたその時!!
バッシャアアアアンツ!!!!
「.....しつこい。死ねばいいのに、記録者」ミツキの冷ややかな言葉とともに、モップのバケツから汚水がタケルの頭上に降り注ぐ。
携帯も水没しかねないほどの「聖水(汚水)」を浴び、タケルは「.....我がアーカイブが.....水没.....」と呟き、完全敗北。




