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みつき大ピンチ!お尻が椅子にぴったんこ!

椅子にお尻がくっつくという大ピンチを迎えてしまったみつきはたしてみつきはどうやってピンチをきりぬけるのか?

「.....ふう。ごちそうさま。じゃあ、私、帰るね」


口いっぱいにケーキを詰め込み、[冬眠前のリスのような愛らしさ]を見せていたみつきが、満足げに席を立とうとした。.....が。


「.....あれ?.....えっ?」彼女の表情が凍りつく。スカートの裾、そしてその奥の感覚が、椅子と完全にアーカイブ(一体化)している。


困惑するみつきの前に、俺は.....俺の脳内アーカイブに刻まれた最高の中二病ポーズで、どや顔を晒した。


「ククク.....無駄だ。それは漆黒の因果、協力接着剤という名の『逃れられぬ呪縛』。ケーキを無断でアーカイブ(完食)した代償、たっぷりと支払ってもらう」


みつきの顔が、怒りと恥ずかしさで一気にアーカイブ(加熱)される。


「ちょっとお!何考えてるのよ、このバカ!」そう。ここで無理に立ち上がれば、椅子の粘着力に負けて、彼女の守りが剥ぎ取られ、「パンツ一枚に」なる姿を曝け出すことになる。


だが、座ったままでは夜の闇に飲み込まれ、家に帰ることは叶わない。


みつきがわずかに腰を浮かせると、ピリッという不吉な音が響いた。このまま立てば、スカートは椅子のアーカイブ(所有物)となり、彼女は[白昼堂々、パンツー枚という名の『無垢な姿』]を晒すことになる。


あまりの事態に、[さっきまでケーキを頼張っていた愛らしさ]は消え、彼女の瞳には絶望がアーカイブ(充填)されていく。


(.....こうなったら、あれをやるしかない)


みつきは心の中で必殺のコマンドを入力した。それは、中二病の俺さえも予測不能な、女子だけに許された最強の禁呪ーー。


「ひゃく…ひゃく…うぅ…うぇーん!」


前触れもなく、彼女の瞳から大粒の涙がアーカイ(溢出)した。あくまで自然に、何の意図もないかのように、ただ感情のままに。


「いじわる......つ!バカ!バカぁーっ!!なんでこんなことするの......つ、ひどいよぉ......つ!」


これこそが、女子にしかできない究極の裏技「嘘泣き」

[俺の脳内アーカイブ]が、そのあまりにも破壊的な可愛さと、自分への罪悪感で一気にパンク(オーバーヒート)を始める!!


「な、なんだこれ!?涙......!?貴様の流すその液体は、もしや俺の因果を浄化するための聖水かツ!?.....くつ、計算外だ、この俺が....泣いている女子に弱いというアーカイブ(弱点)を突かれるとは......ツ!!」


どや顔を崩し、狼狽える俺。みつきは涙の向こうニヤリと笑っていたのだった。

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