パーティー解散
そんなこんなで、褒美と新装備を渡したのであったが此度のことで少々思ったことがある。
その為にテツヤとカズヤ、そしてカズヤハーレムを呼んで話し合いをすることにした。
「は?パーティーの解散?」
「唐突にどうしたというのだ、アキラ」
二人には唐突に思えるかもしれないが一応師匠としてこの二人を見てきた。
そして出た結論が
私なしでの実戦経験の獲得
である。
私がいるという安心感からかこの二人中々強く慣れていない。
いや、今の状況でも十二分に強いが、仮に魔王やその幹部といったものが出てきた場合対処しきれるかと問われると難しいと言わないといけない。
故に、レベルアップも兼ねてこの二人に強くなってもらうためいったんパーティーを解散しこの二人を中心とした二つのパーティーを作ってもらわないといけない。
「という事なのだ。カズヤはカズヤハーレムのメンバーでいいとして問題はテツヤだ。アイリ姉は基本王族だから動けないものとして、ハーレムパーティでも何でも良いから一つ自分で作れ」
「ちょ、いきなりそんな事いわれてもどうして良いか分からんぞ?!」
「今までそれなりに甘かったのだからここからはがんばれ、としか言い様が無いな」
「私のほうは……ミロルとアイムの二人か。回復役が必要になるな」
テツヤのほうは大慌て。
カズヤの方はカズヤの想像しているとおり前衛はすでに揃っているから後衛と可能ならば回復役を守りながら中距離で戦う遊撃手が欲しい所だろう。
「まぁ、取り敢えずはそんなところか」
「アキラ、今回いきなり酷過ぎると思うんだがそう思うのは俺だけか?」
「お前だけだな」
「だが突然というのは同意する。何かあったのか?」
と、二人に聞かれてしまう。
まぁ、単純にこれ以上私の下では強くなれないと思ったからだ、と素直に伝える。
「頭打ちと言う奴か。確かにアキラが居る居ないでは戦いやすさがまるで違うからな」
「俺は考えるのが苦手だからできたらこのままがいいのにぃ~」
「だから、お前一人で考えないでパーティーを組めと言っているんだぞ、テツヤ。それにギルドでメンバー募集の一つでもすれば物凄い数が来ると思うぞ?」
伊達に「勇者パーティー」と言う名で働いていない。
実質Aランクと変わらない動きをする私たちを引き抜こう、或いはメンバーにいれてもらおうというのはかなりの数が居る。
そんな中、玉石混合の中から自分にあった相手を選ぶのも必要なことである。
「そういうわけだ。私もそろそろ城での仕事がたまっているのでそれを解消したいのでな」
「どっちかと言えばそれが本音なのでは?」
「否定はしない。ついでに嫁たちといちゃいちゃしたい」
「俺もアイリさんといちゃいちゃしてぇよ!」
「まぁ、色々とがんばれ」
こうして、後に伝説になった幻のAランクチーム「勇者チーム」はあっけなく解散することとなった。
私に関しては基本は王家のことをこれからは優先する
とは言えどうしてもギルドで人手が足りないorどうにもならないときに動けるようにとAランクのランカーとしても働くことになった。
……流石にAランクと言うのはやりすぎではないかと思ったのだが私に関してはこれが妥当だそうだ。
難儀な。
さて、そんな訳で二人のパーティーだがカズヤはセレスティ姉とクレアを除いた紅狼族のアイム、姫騎士のミロルの二人に新たに回復魔法を使える人を募集するとの事。
そして問題のカズヤだが
「折角だからハーレムパーティーで戦いたい!」
といって募集メンバーを女性限定にしていた。
まぁ、別に良いのだが果てさて一体どういうことになるのやら。
私?
私はスーリを膝の上に乗せシャルロッテさん、シャルロットさん
そして其の二人の娘同然の普人、クーの四人と共にのんびりとお茶を楽しんでいるのであった。
トラブルメーカーは基本あの二人なので之でのんびりと出来ると言うものである。
まぁ、強くなってもらいたいなぁと思いながら、窓から見える青空を見てそう思った私であった
長らくお待たせしてすみません(汗)
一度書いたプロットなど全て無くしてしまい手探りで書いております。
完結させるために努力いたしますのでどうぞ簡潔まで宜しくお願い致します




