「弱き者の剣」
初のBランクチーム参上。
そしてハーレムパーティ。
……家のメンバーでもまだなのに……!(爆)
まぁ、面倒になったからといって其れを私が同行できるはずも無く、そのまま「弱き者の剣」とやりあう事になった。
丁度、相手側もギルド内に居るそうだ
ということで、顔合わせ兼そのまま戦闘をする事になった
まぁ、逃れられないならさっさと行ってしまうに限る。
そう思うことにして「弱き者の剣」のメンバーギルド内の戦闘スペースに移動する。
大きさは適当なスタジアムを想像してくれれば良い。
大体そんな感じである。
さて、相手はというと
チームリーダー、ロウ・ガースト、男性
剣と盾を持つアタッカーにもブロッカーにもなれる存在。
其の為に全体の指揮を任されている優れた人材
エースアタッカー、アリアン・ブレスト、女性
女性ながらアタッカーであり、しかも「弱き者の剣」のメンバーで最も敵を撃破しているエース。
けっして侮れない普人の女性。普人の男性ほどもあるデカイ大剣を両手で操り敵を撃破しているそうだ。
ブロッカー、ヴァル・ブレスト、女性
アリアンの妹、普人の女性。
身の丈以上の盾を持ち其の盾で敵のあらゆる攻撃を防ぐ事が出来る。
さらにナイフの投擲で毒や麻痺、眠りといった状態以上を相手に引き起こさせる事が出来るそうだ。
魔法使い、マルマ、女性
エルフの魔法使いで初等魔法程度なら魔法詠唱破棄がかのうというとても優秀なエルフ。
攻撃魔法については折り紙つきだということだ。
魔法使い2、アリアリン・ローフィス、女性
マルマが攻撃魔法なら、アリアリンは防御・回復等補助魔法を得意とすらしい。
こちらも回復魔法は魔法詠唱破棄で回復可能ということなのでそれはすごい。
これが「弱き者の剣」の全容である。
まぁ、所謂所のハーレムパーティーではあるが其の強さはBランクが示すとおり間違いなく折り紙つき。
それもチーム内の結束も強いのでもっともAランク入りに近いパーティーといわれている。
本来なら、私一人と闘うなんて真似はしないのだが、まぁギルド長の命令とあればしょうがない。
勿論、彼らにも拒否権はある。
あまりにギルド長の判断が可笑しい場合は拒否をしても構わないし、其の国の王、或いは別のギルドのギルド長に連絡して問題のギルド長を拘束する事もできる。
が、今回は高額報酬な上、今話題の勇者パーティーリーダーとの戦い。
断る理由が無かったそうだ。
相手が油断してくれると非常に楽に戦えると思ったのだが、どうも相手は私を特別扱いしてくれるらしい。
つまり、物凄く強いと思ってくれるそうだ。
……慢心しても良いのだがなぁ
「まぁ、そんな訳で行って来る」
「いってら~」
「まぁ、アキラが負けることは無いと思うが気をつけてな」
無論、やるからには負けるつもりは無いが正直、面倒である事には変わりない。
この二人がもっと強かったら私が出だししなくてもよかったのかもしれない。
そうすれば勇者パーティーのリーダーなどにならなくても良かったのだし。
よし、帰ったらカズヤには申し訳ないが特訓の量を三倍にでも
「待て、アキラ、何かよからぬことを考えていないか?」
「え、何考えてたの!?」
「いや、勇者パーティーリーダーを降りる為に二人の修行量を三倍程度にしようかと」
「頼むから止めてくれ、死んでしまう……!」
「死ねるから!今でも死んじゃうから!」
「安心しろ、峰打ちでどうにかしよう」
「素手の何処が峰なのか教えて欲しいのだが……」
ふむ、駄目か。
其れならばしょうがないとばかりに戦闘スペースに移動する。
既に「弱き者の剣」は全員揃っている。
「始めましてだな。王位継承権第五位、クリスティン・F・イムルガルド。今度貴方方に父さんから贈り物をすると言っていましたよ?」
「始めま……王族?確か相手はフドウ・アキラと言う少年の筈なのだが」
「分け合ってその名前も私です。勇者パーティーのリーダーやってます」
「こんな子供が強いの?」
「ね、姉さんそんな言い方は」
「えぇ、強いですよ。あなた方が束になってもかなわない程度には」
挑発されたので挑発し返す。
まぁ、良くある事だし、元々こちらをきちんとした敵として認識しているのならこの程度は問題ない
「成程、了解しました。それではクリスティン様、その胸、かりさせて頂きます」
「えぇ。手加減なんて考えれば、其の段階で負けますのでご注意を」
少しばかり威圧を掛けてみたら「弱き者の剣」のメンバー全員の顔色が変わった。
ふむ、このクラスになれば之だけで相手の強さがある程度分るのか。
今度あの二人にこのレベルになるように訓練をしないといけないな。
特訓ではなく訓練の量を増やすのは良いだろう。
後で聞いた話だが、このときカズヤとテツヤの二人は何かが背筋を走った感触が会ったという。
危機管理能力は結構高いのかあの二人。
そんな事を後で思うことになる私であった




