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勇者とチートと物語  作者: 紫藤 霞
ギルドで働こう!
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ギルド報告

 そんな感じでおじいちゃん騒動事、大精霊の守護されし神となった私。

 前に守護する、なんて言葉を聞いた事がなかったので後で聞いたら私が神になったから位が私が上位になったそうです。

 気にする必要は無いのでは?と聞いて見た所


『それはそれ、これはこれ。示しがつかんじゃろ?』


 と言われた。

 成程、確かに。

 後このことは婚約者兼嫁のシャルロット、シャルロッテ、スーリの三人にも伝えました。

 其の感想です


「「アキラ君なら不思議じゃないわぁ~」」

「流石アキラじゃ!」


 との事でした。

 私はいったいどのように見られているのだろうか?

 さて、そんな感じでテツヤ、カズヤの二人を引き連れて一路ギルドへ。

 緊急クエストのダンジョン攻略、並びに救出の両方を成し遂げたのでギルドの中に入る。

 すると喧騒で溢れかえっていたギルドの空気が静まり返った

 何かしたか?と思ったが確かに思い切りしでかしてるな私。

 正確には私達勇者パーティーが、だが。


1・Cランク共同部隊でも攻略・救出できなかったのを2部隊救出しダンジョンも攻略

2・パーデンと呼ばれていた「アリムゲストの悪夢」を二人掛りで……いな、たった二人で討伐。

3・そのアリムゲストの悪夢を操るアラクネの亜種を一人で圧勝。


 ……並べるだけでも頭可笑しいと言われる戦果か。

 様々な視線が私達に突き刺さる。

 本当にそんなに強いのか?

 如何すれば取り込めるか

 如何すればパーティーに入れてもらえるか

 嘘を言っているのではないか


 そのような様々な視線に晒される。

 カズヤとテツヤは困惑しているようだがこれも一つの試練とも言える


「二人とも、視線は気にするな。それだけの事をやらかしたのだからな」

「どっちかと言えばアキラがやらかしたに一票」

「テツヤと同意権なのも癪だが、同じく」


 可笑しい、私一人がやらかした事になっていた。

 だが待って欲しい、この二人だってアリムゲストの悪夢倒したではないか。


「いや、其れは二人掛りな上覚醒したからだし」

「覚醒さえしなかったアキラは其れを圧倒したのだから可笑しいのだと思うぞ?」


 どうしたものか。

 反論が出来なかった。

 取り敢えずギルドのカウンターに行くとまたもやギルド長の居る場所に通される。


 そして其処には


「おぉ、良くぞきたのぉ」

「お久しぶりです」


 ギルド長だけでなく

 救出部隊リーダーのアムリストさん、副長のミントさんの二人も居た。


「あの時は本当にありがとう。お陰で私はこのとおり、無事に先々復帰できるまでになった」

「其れは良かったです。副長と呼ばれていた貴女は?」

「あ、こっちは問題ないです。怪我と飢餓が酷かった人が亡くなりましたが私は飢餓だけでしたので」


 飢餓だけ、と言うが其れもかなりの酷い状況だっただろうに。

 だがまぁ、死ぬよりはまし、と言う事なのだろうか?

 そういうことにしておこう。

 この二人が居ると言う事は


「あの時の状況説明、と言う事ですか?」

「うむ。この二人には話は聞いたが君達からも聞きたい。齟齬があれば報酬が変わってしまうからな」


 成程。其れはかなりの大問題だな。

 取り敢えずは


「テツヤ、カズヤ二人とも腕輪をギルド長に渡せ」

「質問。どうやってこれ外すの?」

「そもそもこんながっちりと嵌っていて外れるのか?」

「ほほぅ、君でも知らない事があったか。いや、討伐可能ランクになっていないから知らないだろうが之は外れんのだよ」


 なんと。

 まさかの無知を疲労してしまう事になるとは。

 ちょっと横と向いて顔が赤いのをばれないようにしなくては


「あ、顔真っ赤だ」

「天下のアキラも恥ずかしいのか」


 えぇい、だったら先にそっちから説明せぬか!


「いや、だって知ってるものだと思ったし」

「アキラにも知らない事があること事態、驚きだからな」

「ふぉっふぉっふぉ。アキラ君や、心の中、或いは口頭でギルドカード出現、と言ってみなさい」


 多分、顔が赤いままの私。

 心の中でギルドカード出現、と思うと手に四角い物が現れる。


「其れがギルドカードじゃ。腕輪とリンクしておるから他人のを盗む事は出来ぬのじゃよ」


 何と言う超技術。

 こういう魔法もあるのか。

 不思議なものだな。

 そして私、カズヤ、テツヤの三人はギルド長に提出。

 しばらくして


「なんともまぁ……事実なのだから受け止めねばならぬが、受け止めきれぬのぅ。1パーティーの戦果とは思えん」


 三人の合計戦果。

 ハーピィ・57匹

 リリス(サッキュバス幼生体)・67匹

 サッキュバス・56匹

 アラクネ・125匹

 ラミア・122匹


 テツヤ・カズヤ共同討伐戦果

 アリムゲストの悪夢・Bランク相当災害級モンスター


 アキラ単独討伐

 アラクネア・Bランク上位相当モンスター



 やはり、アラクネアの方が強かったのか。


「ほら見ろ!やっぱりアキラが圧勝したあっちの方が強かったじゃん!」

「ぬ……テツヤの癖に生意気目」

「俺のせい?!今のは俺のせいじゃないぞ!?」


 わいわいがやがやと私達で騒いでいるとギルド長が重い口をあけた


「フドウ・アキラ……いや、クリスティン様。今の話は本当ですか?貴方はあの災害級モンスターアリムゲストの悪夢以上のモンスターに圧勝した、と?」

「そだよ。こいつ俺達で必死に戦ってる最中にあっという間に片付けてた」

「あっという間、と言うのは語弊があるが私達よりも数段早く終わらせていたのは確かだな」

「ふむ……Eランクでありながら勇者二人よりも強いと言う事ですか」


 私の名前を聞いてアムリストとミントの二人は驚いていた。

 私が王族だと知っていたそうだ。

 良かった……少しずつ周知されてきている……!

 そんな事を思った、私であった。

主人公にも、知らない事の一つや二つはあります。

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