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勇者とチートと物語  作者: 紫藤 霞
ギルドで働こう!
53/63

依頼の完遂と勇者の完全覚醒と

一部、R-15の説明道理の物が出てきます。

読む際はご注意ください

 結論から言えば、一人を除き無理であった。

 其の一人も今にも死に絶えそうなほど、精を……生命力を奪われている。

 だが見た目からは想像も出来ないが余程体力に自信があったのだろう。

 げっそりと身体中が干乾びているように見えるがそれでもぎりぎり生きてはいる。

 之ならば生命力を渡せれば助かるか。

 精霊の力を借りて自らの生命力を少しずつ移行させる。

 見る見るうちに、とはいかないがそれでも意識が取り戻すまでには戻り、息を吹き返した。


「息を吹き返したか。私はチーム「勇者」パーティーリーダーのクリスティンだ。そちらの名は?」

「君が助けてくれたのか……ありがたい、私は救援部隊隊長、アムリストだ。副長のミントは居るか?女性なのだが」

「肩を貸そう、女性は牢屋に入れられている。男子陣はあちらだ。ほぼ……いや、貴方以外全滅だと思ってくれ」

「くっ……そう、か」


 奥にある死体の山を見て其の言葉を信じてくれたみたいだ。

 そして肩を貸して牢屋の前に移動する。

 牢屋では右に左にせわしなく動くカズヤとテツヤの姿があった。

 何をそんなに、と思えば成る程、女性陣は服を着ていないのか


「この中に居るか?」

「あぁ、あの奥のピンク色をした髪の女の子だ。ミント!」

「っ!アムリスト隊長!御無事でしたか!」

「見ての通り死に体だがな。他の者は?」

「女性陣のうち、共同Cチーム2名、救出部隊3名が死亡しています。残りは生きてます」

「半数以上が全滅か。此処までとはな……クリスティン君、現状は?」

「ダンジョンボスのアラクネアと名乗るアラクネの亜種を討伐。並びに「アリムゲストの悪夢」を勇者二人が討伐。脱出アイテムの使用が可能になっているはずなので問題はないと」

「「アリムゲストの悪夢」……そんな物までいたのか。私達が対峙したのはそのアラクネの亜種だ。そいつに一掃されてしまった」


 と言う事は実はあのアラクネア、アリムゲストの悪夢並に強かったのか?

 私はほとほと人外だな。

 とにかく此処から脱出を試みよう


「共同Cチーム、ならびに救出部隊は此処に居るので全部か?」

「全部、だ」

「そうか。ダンジョン探索魔法が使えた。脱出の方も使えるだろう。良いな?」

「問題ない」

「良し、テツヤ!カズヤ!脱出するぞ!」

「「応!」」


 こうして、ダンジョン探索は終了を迎えた。

 共同Cチーム、男性3名、女性3名

 救出部隊  男性16名、女性7名

 内、生存者

 男性1名、女性5名と言う壊滅的な死亡率を誇ったダンジョン攻略が幕を閉じた。

 男性人は私が助けたアムリスト、と言う人間一人だけ。

 女性の方は共同Cチームに駆け込みで入ったDランクの女性とアムリストパーティーメンバー、そしてもう一つの部隊の女性リーダーのみが生存。

 ここまで壊滅的な被害にあったのは前例がないほどの事だったそうでギルドは再び混乱の渦に叩き落されてしまうのであった。


 そして、そんな壊滅的な状況でありながらボス、アラクネアを討伐しさらには災害級モンスター「アリムゲストの悪夢」まで討伐。

 其の偉業を成し遂げたチーム「勇者」はさらに注目を浴びる事になるのだが、其れはもうちょこっとだけ、先の話。



「と言う訳で、ダンジョン攻略、並びにアリムゲストの悪夢の討伐が完了しました」

「まさか、あの災害級モンスターがダンジョンの中に居るとは思わなかったな」

「だが、無事に勇者達が倒したそうじゃな。」

「カズヤ様、お怪我はありませんでしょうか?」

「えぇ、セレス。私は無事ですよ」

「テツヤ、あんたも無事みたいね」

「応よ!この位で俺をどうこうできるわけないからな!修行の方がずっと辛いし!」

「ふむ、ではテツヤ君の修行は明日は倍にしようかな」

「アムド兄、三倍でも良いのでは?」

「アムドさん、カラドさん、冗談でも勘弁してくださいよぉぉ~!」


 父さんに報告しに来たら兄さん、姉さん、そして母さん達も一緒にまっていました。

 もう、凄い状況だな。

 これでカズヤハーレムが全員揃っていたらと思うともっと凄かったんだろう

 さて、父さんに二人が覚醒した所まで話してからこれで自他共に求める勇者になった、と言う話しをした。

 父さんもこれで自他共に求める勇者が生まれたわけである。


「クリスよ」

「父さん、なんでしょうか?」

「能力がどのように変わったのか、お主の鑑識の能力で二人を見てもらいたいのじゃ」

「成程、確かに成果がどう出たか、気になりますね。やってみます」


 と言う事で二人に勇者モードになってもらい鑑識開始


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

朝比奈 和也

職業・学生

特性・勇者

スキル・勇者モード

スキル・属性魔法軽減化

鎧を着けていない時でも聖属性・闇属性の魔法以外なら受けるダメージを軽減する

武具

レーヴァンテイン・魔法を強化する剣。無詠唱で2倍、詠唱で4倍、オリジナル呪文で10倍の効果を発揮する

精霊の宿りし白銀の鎧・完全覚醒した鎧。魔法強化、魔法完全無効化の能力を有する。強化率は本人の使う魔力量に左右する

アイギスの盾・完全覚醒した盾。盾で受けた時のみ全ての攻撃消滅させ、全ての魔法を吸収する。


能力

筋力:C+

魔力:B+

知力:B

精神力:B+

敏捷力:B+

総合評価

勇者としての完全覚醒し人類彼に勝てるものが片手ほどしか居なくなった人間

特にその魔力は人外といえるほどである

慢心さえなければ大概の敵には負けることは無い。

精霊が覚醒し真の力を発揮できる状態。勇者の名にふさわしい存在へと昇華した

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

影虎 徹夜

職業・学生

特性・勇者(近接戦闘向き)

スキル・身体強化

勇者の鎧を身に纏わなくても十二分に強くなる。

装備を纏えばさらに強化される

武具

天羽々アマノハバキリ・日本刀の形をした剣。完全覚醒した神剣。その名に相応しい美しさと能力、あらゆるものを切断する事が出来る能力を有する。防御は無意味である。

大倶利伽羅オオクリカラ・人型の相手に対して絶対的先制攻撃が可能。不意打ちは全て自動防御が出来る

黒漆塗五枚胴具足・注ただし名前とは裏腹に赤を貴重とした鎧。さしずめ深紅五枚胴具足(シンク ノ ゴマイドウ グソク)・ありとあらゆる魔法の軽減・消滅が可能。都市一つを簡単に滅ぼせる大魔法ですら使いこなせれば消滅させることが出来る



能力

筋力:B+

魔力:B

知力:D

精神力:B+

敏捷力:B+

総合評価

勇者として覚醒した勇者。

その力は全力で戦えば魔王とて遅れを取らない。

そして精霊も覚醒し勇者としても完全覚醒した存在。攻撃特化でありながら防御優秀な典型的な勇者。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 うむ、人外も良いところだな之は。

 流石は勇者、か

 ん?補足だと?


――――――――――――――――――――――――――――――――――――

この二人の勇者は矛盾を其の身に宿している。

方やあらゆるものを切断する能力を

方やあらゆるものを守り抜く能力を

もしもこの二人が戦った場合、魔王と戦う以上の激戦となる

そして、世界は滅びへの道を歩むであろう

―――――――――――――――――――――――――――――――――――


 ……なんともはや

 これは、余計に目が離せなくなったか。

 なんともまぁ、凄いものだな、勇者というものは



 そう、私は思ったのであった

チートvsチート

どうなるかは不明です。

でもアキラも実は……


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