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勇者とチートと物語  作者: 紫藤 霞
ギルドで働こう!
46/63

ダンジョンアタック!……出来ればしたくないのだが

最後の抜けていた部分追加修正。

ちゃんと見て投稿したつもりだったのにorz

「さて、話は聞いていると思うが件のダンジョンのことだ。勇者二人とともに探索に出かけてはくれまいか?」


 会議室に入るなり座っていたギルド長にそういわれた。

 流石にBクラスランクのものは難しいと思うと本音を言ったのだが


「あの勇者二人に話は聞いている。君が付いていればあのダンジョンを攻略するのもたやすい、と」

「攻略。ですか?救出ではなくて?」


 てっきり共同Cランクチーム及び救出部隊の救出だと思ったのだけども違うようである。

 話を聞く限り

 1・既に生存確率が皆無な事

 2・仮に生きていれば途中で会う事も出来る筈

 と言う事らしい。

 出会った場合放置せよとの事。

 普通はダンジョン脱出用のアイテムがあり、それを使えば脱出できる筈だった。

 だが、共同チーム並びに救出チーム全員に其れを持たせたにも拘らず、誰も出てこないことを考慮すればダンジョンの魔力かダンジョンの主の魔力によって脱出を遮断されているとの事。

 面倒な事この上ない。

 入ったが最後出れない可能性が高いとは


「パーティーリーダーとしてはせめてあと一人……いえ、二人ほど信頼できる人が欲しい所ですね。出来れば男性で」

「ふむ、理由を聞いても?」


 単純な話だ。

 二つのチーム、特に共同チームのほうを見つけた場合其れを放置したくないからである。

 先に突入した共同チームの食料は既に限界ぎりぎりのラインと聞いた。

 ならば、このチームのほうだけでも一人必ず脱出できると思わせれる人が欲しい。

 可能ならば救出チームにもだ。

 ただ女性の場合、男性に襲われることもあるので出来れば除外したい。

 故に、男性の信頼できる人が欲しい所ではあるのだが

 いや待て、そもそも可笑しい。

 何故私たちに話が来た?

 確かこの街には


「そう、この街には特殊Bランク集団「弱き者の剣」がいたのではないのですか?」


 特殊Bランク集団「弱き者の剣」

 このパーティーは全員がCランクでありながら集団戦となればBランクに勝るとも劣らないことから特殊Bランク、と言う事になっているのである。

 このメンバーが居るだけで戦意高揚など見込める上、実際に強いと言われているのだ。

 未だ経験不足、とは言わないがダンジョン攻略初心者のこちらより余程このパーティーに頼んだほうが良い筈なのだ。

 だが、其処で返答されたのは予想外の言葉


「実はな、以前君達に依頼した裏奴隷市。あれの首謀者が分かりそちらのほうに出向いて貰っているのだ。早くても1週間は戻ってくるのに時間がかかる」


 がっでむ。

 まさか此処にきてあの事件が尾を引くのか。

 だが、あの首謀者に対してなら特殊Bランクチームの「弱き者の剣」が出向いたとあれば首謀者は生死問わずなのだろう。

 こうなってしまえば其のチームに限りなく近く、或いは上である私たちが呼ばれると言う事か。


「私の持っている情報では、ダンジョンは基本放置しても構わない、と言うのがあるのですが」

「私たちもそう思っていたのだが、なんと其のダンジョンは魔物を放出しているのだ」


 ダンジョンから魔物?

 もはやこれは突入する以外ないじゃないか


「了解しました。二時間下さい、勇者二人引っ張ってきます」

「すまぬが頼む。謝礼は弾む。それと一度入ると出れないことを考慮して食料を多めに持っていくことを進めておく」

「了解しました。ダンジョンから出る魔物の傾向とかはどうですか?」

「基本的にはハーピー、アラクネ、サキュバスといった女性型モンスターが主体だな」

「共同Cランクチームに救出部隊の男性陣、生きてますかね?」

「女性よりも生存確率は低いだろうな」


 性的な意味で死んでそうである。

 羨ましくはない、流石に死にたくはないし。

 そういうことで一度父さんに報告を入れてから勇者二人を連れて行くか

性的な意味は18歳未満閲覧禁止的な行為ですね(爆)

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