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勇者とチートと物語  作者: 紫藤 霞
ギルドで働こう!
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立ったフラグが早速襲い掛かってきた

 さて。

 私の組だが最終的にどうするかはさて置いて取り敢えずB組のまま、と言う判断となった。

 特段其の事に文句などは無いし異論も無い。

 スーリが少し拗ねてしまったがあやして今はもう問題なくやっている。

 勇者二人と仲良くしているために其の仲を怪しまれたが私と婚約している事を知るとそれらの問題も特に何も起こらなかった。

 ただ、まぁあえて問題があるとすれば


「レイムス先生、好い加減私と組み稽古するのやめませんか?」

「何を言っている。私とて上を目指しているのだ。目の前に強者が居るのなら挑むのが道理であろう」


 レイムス教諭に目を付けられてしまった。

 訓練とは言え手加減するのも、と思い戦ったら思いのほか楽に勝ってしまいレイムス教諭の授業中はその訓練相手になることが多くなった。

 そして私が教諭以上に強いことを認識したB組の各生徒達からも引っ張りだこの状態である。

 真っ向勝負をすることもあれば引っ掛け、トラップなどを駆使した戦いなどもする。

 正直な話を言えば


「先生、先生をしてください」

「文句があるなら学校長に言え。こっちは学校長の許可ありだ」


 そんな感じであった。

 まぁ、レイムス先生の戦い方はスーリとは違い姫騎士としての正統な戦い方なので御しやすい。

 アイリ姉を相手取っているほうが段違いに強い為先生をあまり強く感じないのであった。



 そしてギルドの方では特に特別扱いは受けてない。

 外に出る事も無く城下町で何時ものように引越しとか建築で重いものを持ち運ぶ手伝いなどをする。

 意外と王族だと言う事を知っても街の人は恐縮とかしないでくれる。

 と言うか何人かは見た事があると言う事であった。

 ……私の存在、少しは周知されているんだなぁ

 そんな事を思いながらクエストをこなしていた。

 実は周りからは王族なのに雑務してる変な人扱いされている事も知らずに今日も今日とて働き終わり、ギルドに戻るとなにやら騒々しい。

 どうかしたのであろうか?



 結論から言おう。

 どうかしたのであった。

 あの時カズヤ達と話したのがこうも簡単にフラグとして現れるとは……!


「それで、其の突如現れたダンジョンにはどの位の人数が?」

「既に威力偵察として派遣した共同Cランクチーム、並びに共同Cランクチーム救出部隊の計8パーティーがダンジョンに突入し、消息を絶っております」


 此処ででた共同CランクチームとはリーダーがCランクでパーティーの中にDランクのものが混じっているパーティの事を指す。

 基本的に突発的な事が起きたときや臨時に人数が欲しいときなどはパーティメンバーを募集する。

 その際、自分のランクより一つ上のランクに応募する事も可能なのである。

 もっとも基本的にはCランクチームにDランクは入れないがダンジョンが突然発生した事もあり急いで調べる理由から共同Cランクチームが発足したのであろう。

 共同Cランクチームは3つ

 そして、その共同Cランクチームが予定時刻になっても1パーティも戻らない

 なので救出部隊として5パーティのCランクのみで構成された部隊を動かして1パーティーでもいいから救出をしようと突入。

 だが、突入した部隊も全く戻らず計8パーティがダンジョンの中で消息を立った、と言う事らしい。


「よって、之よりダンジョン内に入るのはギルド長からの命令あるまでCランク以下のパーティーは突入不可とさせていただきます」


 ギルドの中はざわついたままである。

 逸れも当然だ。

 Cランクと言えばそれなりに腕の立つものばかり。

 だというのに誰一人から無いのだからかなりの物なのであろう


「それから、其処に居るフドウ アキラ様、ギルド長がお呼びです。至急、二階の会議室に来てください」


 そして、そんな中呼ばれる私。

 皆からの視線を集める事になるのでいやなのだが、ギルド長からの話とあれば行かざるを終えない。

 でも出来たら行きたくない。

 そんな事を考えながらカウンターの置くにある階段を上り会議室へと向かうのであった

フラグなんて立てるものじゃないですね(苦笑)

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