スーリのギルドCランク入り
さて。
あれから半年ほど時間が経過した。
其の間にあった事は……実の所、あまりない。
私が婚約したので其の発表した程度か。
結婚ではないのでそんなに驚かれはしなかったが一応街はそこそこ喜びの声が上がったそうだ。
其の事で心の其処からこう思った。
良かった、私は住人に忘れられたわけではなかったのだ……!
と。
以前の潜入作戦の時、あまりにスムーズに入れたのが地味に心の傷になっていたらしい。
スーリやシャルさん達に言ったら笑われてしまったが。
他には和也がミロルさんを正式にハーレム入りさせ順調にハーレム要因の数を増やしている事
徹夜はアイリ姉に何度もデートを誘いやっと恋人になった事位か?
あの二人も中々に対照的な感じである。
先に徹夜のほうがハーレムを作るかと思ったが意外にも和也の方が早く、人数も多くハーレムを作ってしまったのだからな。
セレス姉さんを第一夫人とし第二夫人にクレア・ド・グロリアス、第三夫人に紅狼族のアイム、第四夫人に姫騎士のミロルという順番になった。
この順番も色々ともめたが結局はこの形で収まったと聞いている。
何があったかは和也とセレス姉達にしか分からないだろうから特に突っ込んで聞く気にはならないか。
ただ、一ついえることといえば和也の所に行けば豊満な女性ばかりが居るという事か。
皆、背は小さいが。
最後に、和也と徹夜の精霊は未だに未覚醒のままである。
何がトリガーとなるのだろうか?
不思議でならない。
だがまぁ、時ではないのだと思いそのままにしている。
そうそう、二人ともA組でトップクラスの成績を残しギルドでもCランクに入るほどの腕前になった。
学園でも姫騎士がA組からギルドのCクラスに入るのはそんなに多くないという事なのでかなり凄い事らしい。
そして、さらに学園の姫騎士を驚かせる事態が起きた
「フドウ!先ほど通知が来たぞ!我もギルドでCクラス入りじゃ!」
「ほう、頑張ったなスーリ」
「うむ!」
そう、スーリのギルドCクラス入りである。
実はB組からギルドCランク入りは初の事だそうだ。
其の事で周囲を大いに驚かせる事になった。
数人が私とスーリの方へとやって来る。
「ロナンデスさん、其の報告は本当ですの?」
「ん?うむ!間違いないぞ!之を見よ!」
そう言って、手に持っていたギルド昇格証明書を同じ組の姫騎士に見せているスーリ。
其の数人のリーダーであろう人物が何か考えている。
ここはテンプレどおり、ありえないと抗議でも来るのか?
そんな事を考えていたらそのリーダー格らしい人が私に向かって頭を下げてきた
「フドウさん、どうか私たちにも御指導をお願いできないでしょうか?」
「……ふむ」
どうやら違った。
しかも教師でもないのに指導を願われてしまった
「それならば私に頼るよりも教師陣に頼めばよいのではないか?」
「いえ、今の状況ではA組に入る事は出来ないと判断していますわ。其処にきてロナンデスさんのギルドCランク入り……ならば、教師よりもより実践に近いフドウさんに学ぶべき事が多いのではないかという考えですわ」
「そう言う事か。だが、私の方法では無理だな。基礎から、幾つかの物が根本から違う。それを教えてしまえばA組入りはより難しくなってしまうぞ?」
「ほう、面白いことを話しているな、フドウ。其の話、私にも聞かせて貰おうか」
「フィルト先生?」
実技担当にしてB組担当教員のフィルト・レイムス教諭である。
「私も長い事ここで教師なんぞやっているがこのクラスからギルドのCランクに行く姫騎士など聞いた事も見た事も無い。此処はそういった魔力のコントロールの出来ないものたちを集めた場所の筈なのだ。何故Cランクに入らせる事が出来た?」
「そう、ですね。なら説明した方がよさそうですね。」
私は仕方なくそのまま説明しようと解説を始めようとしたが、フィルト教諭に教壇にたって説明しろと言われてしまう。
まぁ、どこで説明するのも同じなので教壇に上がり、皆の視線の中心に立ってしまう。
「さて、どこから説明すべきか……ふむ、魔力のコントロールとは何か、から始めましょうか」
では、スーリが何故Cランク入りでき且つA組に入れないのか。
其の説明を行おう
総PV6万超え、ユニークPV1万人越え。
有り難い事です。
どうぞ之からも宜しくお願い致します。
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