ギルドと学園と怒涛の出来事と
新年明けましておめでとう御座います。
今年もどうぞ、本作品を宜しくお願いいたします。
そんなこんながあって、ようやく学校にこれた。
いろいろと事後処理に終われて学校を休むこと半月。
和也と徹夜はあんまりそういうことはないのだが私は一応王家に属するものなので事務的なものが多い多い。
これでもアムド兄、カラド兄に比べれば少ないほうなのだがやはり肩がこる。
それでようやく学校にこれたと思ったら
「フドウ~!」
スーリが私のことを見つけたとたんまるで飼い主に突進する犬のように突撃してきた。
しかもなんかわたしのことを抱締めながら顔をすりすりとこすり付けてくる。
……可笑しい、前のスーリはこんなではなかった様な気がするのだが。
「スーリ、どうしたのだ?」
「聞いたぞ!なんでも闇市の奴隷市をアサヒナと一緒に鎮圧したと!」
其の言葉にクラスの雰囲気が一気に変化する。
ざわざわとありえない、そんな筈が、という声が聞こえてきた。
と言うか、何故スーリがそれを知っているのだろうか?
「ん?先ほどカゲトラに聞いたら教えてくれたのじゃ!」
そういえばあの二人に言うなと言うことは言ってなかったか。
抜かったと言えば抜かったな。
こちらに対する視線が懐疑的なもの、好意的なものなどさまざまある。
そしてB組のクラス委員でもある、ロリ巨乳で和也の恋人のミロルがなにやら代表でこちらにやってきた
「あの、えっと……さっきの話は本当なの?カズヤ君がA組に編入になったのもそれが原因?」
そう、勇者モードになれるようになった和也はもはやB組では誰も太刀打ちできない状況になっていた。
其の為急遽A組に試験無しで移動することになったのである。
まぁ、隠していてもしょうがない。
ここは勇者の功績にしてしまえば私に向ける視線は減る!
「あぁ、本当の話だ。とは言え殆どは勇者モードとなった和也のお陰だがな」
「あ、あぁ……♪カズヤ君、勇者になれたんだね」
「うむ。無事にな。そうそう、今度デートにでも、と言っていたぞ。」
「あの、あの本当!?」
「カズヤの恋人なのだから自信を持てば良い」
そしてついでに話がそれるよう恋花を贈りつける。
クラス中の女性とが声を上げてミロルに集まる。
うむ、やはりカズヤは短い期間とは言えこのクラスで人気になっていたのだな。
「それでフドウも一緒に其処にいたのであろう?何故お主はここのクラスのままなのじゃ?」
ひざの上にいつの間にか座られて背中を私の胸に置いて幸せそうにしているスーリ。
いや、だから何故こうなっている?
「実際、功績はカズヤの方が大きいこと、勇者モードになれることが主な要因だな。私はそれになれないからこのクラスのまま、と言う訳だ」
「成程のぉ。童にとっては嬉しい事じゃ♪」
言葉とともにこちらに抱きつきまたも顔をすりすりと胸元に押し付けてくる。
いやはや少し前のスーリとは別人だな
「スーリ、何があったのだ?前まではここまでのスキンシップはしてこなかっただろう?」
「うむ?うむ。」
可愛らしく小首をかしげてから何故私がこんな質問をしているのか悟ったらしくこう答えられた
「クラスの者に我がお主の恋人だと言う事とお主に結婚相手が居ることを伝えたらもっとぼでぃたっちなる物をして自分をあぴーるしろと言われたのでな。今頑張って実践しているのじゃ。どうじゃ?我はみりょくてきな女性であるであろうか?」
誰だか知らぬがスーリの友人よ。
なんて事をしてくれた、と言う言葉とグッジョブという言葉の二つを送ろう。
意味が反対だがしかして今回はこれが正しいと思う。
「そうか。私は今のままで十分魅力的だからそんなことはいらなかったが、スーリがしたいのであればこうしていよう」
「うむ♪」
こうして、授業が始まるまで私とスーリはクラスの蚊帳の外でのんびりとして、ミロルはカズヤの話の中心で様々な事を話す事になった。
カズヤのハーレム要因はここにもいるのだから今度王宮に誘わねばならぬ。
もっとも、デートと化して相性がよければ、だが。
まぁ、ミロルがあの輪の中に入っても問題は無いだろうからいずれ誘うことになるか?
セレスティン姉と同じ雰囲気のミロルだから和也も惚れたのであろうか?
まぁ、そういうの好いた腫れたの話は当人がいなくては面白くも無いので、私はスーリとのんびりしよう
こうして、学園に入学し、そしてギルドに入った最初の一月が終わりを告げる。
たった一月だけなのにいろいろとあったのはやはり勇者であるあの二人の性だろう
今度勇者モードになった二人を徹底的に扱こうと思う、私なのであった
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