現在の国の状況・男女編
とにもかくにもシャルさん二人と結婚することになったのを何も知らないスーリに報告。
怒られるかなぁと思ったのだが
「おぉ、結婚か、それはおめでたいものじゃ♪」
なんか喜ばれた。
スーリって、もしかして一般階級じゃないのか?
確か此処の一般階級は一夫一婦制だった筈なんだけど
「なんじゃ、知らんのか?最近の出生率で私達の代では男女比1:3で今も低下中と言う話じゃぞ?」
「……え?」
ターイム。
それターイム。
知らない、そんなの初めて聞いた。
ちょっとスーリに用が出来たと言って席を立ちアムド兄に話を聞く
「あぁ、これはお前には話が言ってなかったか。そのスーリという娘の言う通り、お前の代で1:3、現状でどうにか1:4で推移しているぞ。未だに謎が多いが現状悪くならないように一般階級にも一夫多妻制を導入すると言う議題がお前の方に……は、回っていなかったようだな」
初耳です、兄上
「そもそも出なければあのカラドが二人も嫁を取ると思うか?」
言われてみればその通りだ。
カラド兄は激情かでもし妻を娶るなら一人だろうと思っていたのが二人娶って驚いたのを覚えている。
あれ?もしかしてこのこと知らないの私だけ?
「そうなるな。元々この議題は父上の代からある議題だぞ?父上の時代から既に男女比1:2でこれ以上女性が増えないようにするにはどうすればよいかと話されていたのだ。」
ジーザス。
知らなかったの本当に私だけじゃん
有難う兄上、取り合えず理解できたので仕事に戻って
「そうそう、シャルロットさん、シャルロッテさんの事だが念の為双子の扱いになる。お前を含めた三人でドッチが姉でドッチが妹か後で決めてもらうからそのつもりで。ではな」
最後に爆弾落としていった兄上。
元々同じ人間なのに名目上姉と妹を決めろとかどんな問題だ
どうするかなぁと思いスーリと元に戻ってきた。
すると何時も道理私が座ったその膝の上にぽんと座るスーリ
「して、今日はどうする?課題関係は大体終わったのだから次の実技演習で結果を出せればクラス替えになるぞ?」
「ん、取り合えず魔力の運動と姫騎士変化は他と見劣りしない程度にはなってるはずだからクラスは一つ上がる筈だな」
「おぉ、我もこれでまた一つ強くなったと言うわけじゃな♪」
「そうなる」
攻撃も悪くは無い。
悪くは無いのだが攻撃と防御、どちらかに集中するとどちらかが疎かになってしまうのが問題なのだ。
この辺り、徹夜もスーリと同じように下手なのだが、和也はうまい具合に防御しながら攻撃できるタイプである。
私?
私の場合はそもそも防御を気にする必要が無い。
と言うのも障壁こそ自分の意思で防ぐが他の攻撃、兄上達や徹夜の斬撃ですら自動防御で問題が無いのだ。
何処が限界なのか知りたいが、徹夜のあの必殺の技を受けるのは正直恐い。
なので何処が限界かは今の所調べてないのが現状。
何処か、危なく無い範囲で調べられないものだろうか?
そんなこんなしていたら和也がやってきた
「晶、ちょっと良いか?」
「構わん。人払いが必要か?」
「あ~う~……うん、一応」
顔を真っ赤にしてそういうと言う事は
ずばり恋愛問題!
これは面白くなってきた。
俄然やる気になった所でスーリが自分も良いかと言ってきた。
和也はスーリなら良いと言っていたので三人で外に出て結界張って内容を聞く。
内容は予想道理、恋愛相談であった
「そのな、晶が結婚すると聞いて俺もその、結婚までは行かなくても付き合ってみたいなぁと思う女の子がいてな?」
「だれじゃ?だれじゃ? 以前和也はおっぱいの大きい女の子が好きじゃと聞いていたからミロルやカナン辺りかや?」
「あ、うん、そのミロルに」
「おぉ~!ミロルはおとなしいが芯が強い女子じゃ、和也にはきっとピッタリじゃぞ!」
……入る隙間が無い!
女生徒の名前を言われてもわからない自分が憎い!
「すまんが私はそのミロルという女子が判らないのだが、説明を貰っても良いか?」
そんな訳で説明を貰う。
セレス姉の様にお淑やかで貴族の女性だそうだ。
和也曰くそういう貴族の女性とかが好みのタイプだからできれば告白したいと言うこと。
ならば何も悩まず告白すれば良いのだがそうは問屋がおろさない。
ぶっちゃけ告白する勇気が無いそうです。
「和也……地味にヘタレだったのだな」
「ちょ、晶?!違う、そういうことではなくてだな」
「成程、今の和也がヘタレなのか」
「がはっ……女性から言われるとダメージが」
とまぁ、和也をからかいつつヘタレめと何度か言い、取り合えず友達から出いいので付き合って欲しいと言って来いと背中を押してきた
実に、実に微笑ましい光景ではある。
和也も学生だったからまだまだそういうことで悩むんだなぁと感慨深く見つめてしまう
……いや、これは違うか。
本来であれば一緒に過ごす筈だった日常を過ごせているからか
あの二人がいなくなったとき、私はいたく落ち込んだ。
何故あの二人がいなくならなければいけないのか。
何故あの二人が、何故、何故、何故、と
徹夜と和也の二人とは友人でも有り、親友でも会った。
その二人がいなくなるなど、その前日は考えもしなかった。
だからこそ、今が楽しいのだろう。
こうして和也と共に入れることが。
ふむ、すこし感傷に浸ってしまったか。
スーリと和也は
「だからそこはもう、が~といくしかないじゃろうて」
「だ、だがなまだ友人にもなっていないんだぞ俺」
「安心せい、おぬしなら問題ない!」
ヘタレ発言が続いていたか。
だが、それもまた良いか
最初がギャグで終わりがシリアス。
これこそがシリアルである。
……そういえば最近そういうの食べて無いなぁ~




